昨日、山里に初雪が来たので2018絵日記(冬)に項を改めました。
                                                                     11月24日 親爺 拝



12/29
 山里の雪は40cmほどだろうか、まだ断続的に降っている。
 今日は松本の三女が里帰りする。黒部の長女が孫と一緒にこれを五百石駅に出迎えて、芦峅寺の我が家まで連れてくる
予定だ。長女は大晦日には婚家で過ごす予定で、帰省中の姉妹と積もる話をしたくて、明日、帰省予定の次女夫婦も交え
31日朝までと、元旦は午後から婿を伴い又やってきて泊まって行く予定らしい。
 まあ、いずれにせよ賑やかな正月にはなるだろうが、今年はオカカの父が旅立って、まだ服喪中であるから、正月飾りも
せぬし、オメデトウのあいさつ交換も行わぬと決めている。
 それでも正月は正月、大騒ぎせぬも厳かに過ごしたい。
 いよいよ山里は雪の下に埋もれた。

 
玄関を一歩出れば雪の世界。


 →を見ても雪                                左を見ても雪
 


12/28
 年のせいもあるのだろうが、余り質の良く無い風邪だったらしく、親爺の気管支炎はなかなか治らない。で、昨日もう一度掛
かりつけの医院に行き、再診を受けて来た。
 肺炎の心配は無く、症状が食欲不振とダルさ、咳、鼻水、痰なので、薬を少し変えて様子を見ましょうとの事で、正月休診の
間をカバーできる1週間分の薬を頂いてきた。
 で、今朝昨夜から降った雪が30cm程積もり、寒い朝だ。でもいくらかづつは良くなっているのだろう、予定通りの正月料理の
下準備に入った。とは言え、オカカの父を亡くしている年なので、年末年始の挨拶は遠慮させていただいており、我が家へ来る
のは娘たちとその婿殿ばかりである。が、この若い連中の食欲は旺盛で、親爺とオカカは、29日から正月にかけての料理を
たっぷり用意しておいてやりたいのだ。
 恒例の親爺のビーフシチュー、つけ麺はもとより、一連のお節料理・・・・・。
 で、今朝は体調に合わせた極めて緩慢な動きではあったが、準備に取り掛かった。
 今朝の山里は雪景色である。


 先ずはつけ麺のスープを煮込み始め、お節にも盛り込む焼き豚を仕込む。この辺りは親爺の仕事であるが、今年はオカカが助けてくれた。
 

 もちろんストーブも強力な助っ人、蛸の柔らか煮を仕込んだ。


12/26
 風邪がずいぶんよくなった。まだ無理は利かぬが朝の軽4WD散歩ぐらいは大丈夫だとそこいらをうろついてきた。
 外は冷たい雨が降っている。この雨がやがて雪に変わるだろうとの予報が出ている。明後日の28日が如何やら雪のピーク
となりそうだが、年もこれだけ押し詰まり雪のない方が珍しい。
 村はずれの遥望館横の広場にさえさほどの雪は無く、そこから見える川向かい(常願寺川対岸)のスキー場もまだ滑れるほ
どの雪は積もってはいない。
 天気予報を見ているが、もし当たったとしたら、山里の年末年始は30cm程度の雪に覆われるだろう。

 村はずれにある志鷹の宮は最近両サイドの木立に埋もれ、その参道が見え辛い。でも今でも志鷹姓を名乗る家々により祭祀が行われている。
 親爺は佐伯だが、志鷹の血も流れており、全ての志鷹も佐伯の血が流れている。
 


12/25
 21日から風邪で寝込んだが、今日で五日目だ。熱も下がり、不快な症状はほぼなくなったが、咳と鼻水が残り、いつまでも
ゲホゲホやっている。
 医師からいただいた薬も今日で切れる。一先ず飲み切って様子を見よう。食欲が戻ればすっきりすると思うのだが。
 クリスマスの今日は快晴で、昨日降った雪が殆ど溶けた。で、ホワイトクリスマスとは行かなかったが、晴天に恵まれてはいる。
 建物越しに見えている小山は打越山である。通称は美し山等と言い、地図でもそうなっているのがあるが、打越山が正しい。
 山頂には金比羅宮が祭られている。だから親爺たちが子供の頃は「こんぴらやま」とも呼んでいた。


 孫のクリスマスの朝。今朝起きてきてツリーの下にプレゼントを見つけご機嫌!!!良かったねぇ。
 長女からの孫の様子を撮ったLINE写真がジジババへの最高のプレゼント。
 


12/24
 クリスマスイブの今日、山里は朝から雪に覆われた。
 風邪がすっきり抜けず、気管支炎がなかなか治らぬので、それこそゼーゼー気息奄々たる親爺だが昨日から漸く快方に向
かい床上げをした。
 食欲が全く出ないのには閉口する。あれだけ食い意地の張った親爺が、なにも食いたくないのだから驚く。まず匂いがしない
し、味が良く分からない。だから食べる事に全く楽しみが見いだせず、何とか良くなりたいと思うから仕方なくものを口に運び咀
嚼し、嚥下しているのみだ。
 いわゆる病み上がりで、何でもおいしく頂けるようになるのはいつのことだろうか、等と弱音も出そうで、これは我ながら老い
を感ぜずにはおられない。
 折角のクリスマスイブに、親爺の繰り言でもあるまいが、数日寝込んで外界と隔絶されただけなのに、近所に住む古い友人
の旅立ちにも気付かずにいた。たまたまそれを別の友人が知らせてくれたから良い様なものの、弔問にも行けぬ体たらくであ
る。心からなる合掌を捧げ許してもらうしかあるまい・・・・・合掌。 


 我が家の庭も雪に覆われたクリスマスイブである。
 

 黒部の孫がパパの実家で大はしゃぎ。楽しいクリスマスを過ごして来た様だ。大きなクマのぬいぐるみをプレゼントされ大はしゃぎだったとか。
 パパの実家の爺ちゃんも、立山のジジに負けぬ大甘爺ちゃんのようで、孫は爺ちゃんに一番懐いているそうだ。
 風邪でダウン中の立山のジジだが、黒部の爺ちゃんがしっかり孫を可愛がってくれていて嬉しくてたまらない。
  


12/23
 すっかり風邪にやられた。こんなに長引くのは久々の事だ。
 熱はようやく下がったが3日ばかり続いたし、匂いが全くせぬようになってから三日ほどたつと思う。で、この食い意地の
張った親爺が食欲不振。全く何を食べてもいけない。
 さらに咳と、鼻水、痰が絡み喉がゴロゴロ、息苦しくて閉口している。いやいやこんなにひどい風邪は数年前のハノイ以
来かも知れない。あの時も酷かった。
 で、とにかく家で沈殿しているしかなく、病院以外はどこへも行かずベッドの中だ。
 更新もしばしできぬが、皆様どうぞお見捨てなきようおねがいします・・・・・。
 雪もないが薄暗い我が山里だ。親爺は寝るのみ。


12/20
 昨日は親爺風邪でダウン。更新をさぼってしまった。かかりつけの医院で受診、レントゲンやら点滴を受けて来た。
 幸い肺炎には至らず、気管支炎で、孫や娘の風邪を貰ったようだ。孫も娘も元気になった様だから、親爺も間もなく治る
だろうが、オカカも朝からゲホゲホせき込んでいるので、「一寸診察してもらって薬をもらってくる。」と今近くの医院に出か
けた。
 熱は殆どでないのだが、喉がイガイガして痰が出、余りゲホゲホやると喉が切れて血が混じる・・・。親爺のいつもの症状
だが、熱がない分楽なような気がする。これで熱が出たら完全ダウンだ。
 まあ、気楽な身の上故、なんとかかんとか風邪を切り抜けようと、背中に回路を入れゴロゴロしている。
 山里は雪が無く温かい。


 村はずれ、キセキレイが遊ぶ。



12/18
 昨夜寝しなに雪が降っていたが、今朝起きると山里は銀世界。積雪事10cm足らずだが不動も来拝も真っ白だ。
 愛しい孫はひとまず黒部の自宅に帰ったが、ジジに風邪の置き土産・・・。ジジは掛かりつけの病院で薬を貰い、それで
対応しているので、もうすぐすっきりする事だろう。
 今朝は軽4WDで村はずれを一回りして来たが、どこもかしこも雪に覆われ奇麗だった。
 こんな雪景色が広がる。


 村内の家々も、屋根に渡帽子をかぶったし、周りの山々も薄く雪衣を羽織った。
 


12/17
 今日午後、ついさっき孫がママと一緒に帰宅した。風邪で高熱を出し、ママも同じ風邪をひき込み、実家ににSOS避難
という訳だ。数日の滞在だったが、孫がいると賑やかだし、面白い。でもその分疲れるから今は寂しいようなホッとした様
な気分である。
 山里は今朝から暖かい雨が降っている。だから雪がほとんど解け切ってしまった。不動山も来拝山も黒々としている。
 雪の少ない、或いはないクリスマスと、年末年始を期待している親爺とオカカだ。


12/16
 孫もまだ完全に体調が戻らず、元気ではあるが食欲がない。でも薬もしっかり飲むし、離乳食も普段の7割くらいは食べ
てくれるようになった。ところが今度はママがすっかり風邪にやられ、ダウンしてしまったので、滞在が予定より2日ほど伸
びそうだ。パパが年末で忙しく、なかなか一緒に過ごせないので、ママ一人での育児はかなり大変だ。で、結局実家に滞在
させるのが一番無難だろうと、親爺とオカカももほぞを固めた。
 前回の予期せぬ突発性発疹と今回の風邪を合わせると、実家滞在は16日ほどになる。だから親爺もオカカも孫との同居
にはかなり慣れ、可愛くて可愛くて仕方ないのだが、疲れる事もまた疲れる・・・。
 雪が少ないのが幸いで、まあ、そうこういっている中にも時がずんずん流れて行く。
 今朝の山里は青空が僅かにのぞくがくもりである。朝は随分冷えたが、気温は10℃を超えるとの予報である。
 雪吊りと大日。師走半ばとしては雪が少ない。


 ほぼ回復したがまだ少し食欲が戻らぬ孫。ジジはもう可愛くて堪らない。 次女も妊娠5か月になる。今度は男の子との事で、オカカがベビー服を作っている。
 


12/14
 日付が変わった深夜から雪が降り出したようだ。今朝は雪景色の山里だが、あまり寒くはない。
 孫の風も大分癒えて、熱は治まった。が、まだ咳が出るし食欲も今一つない。その割に元気でいたずらばかりしているが
どんなにいたずらっ子でも元気が一番だ。一刻も早く完治することを祈る親爺だ。


 この雪は間もなく止んで、明日は晴れマークが出ているから、又すぐに解けてしまうだろう。


12/13
 天気は良いが寒い朝だ。バリバリに凍てつき外を歩く時は気を付けぬと滑って転ぶ。大日がすっきり顔を出した。
 親爺は軽4WDで、旧立山道を一回り。オンバ谷を回り込む、急カーブの坂道をゆるゆると進み、我が先人たちの眠る墓地
を過ぎると遥望館(立山博物館映像館)の広場辺りから雄山や、鍬崎が見え出す。
 さらにかつては峠と呼ばれた、現在の県道立山公園線との合流点辺りまで進み、そこでUターンして帰って来たが、早朝の
凍てついた景色は久々なような気がした。


 昨夜もわずかに雪が降ったのだろう、屋根が白い。       閻魔道の杉木立も雪をかぶっている。
 

 庭の融雪散水は凍りついた。



12/12
 昨日からオカカの主導で、二階の娘たちの部屋の片づけをした。各部屋ベッドと机が入っており、このままでは長女夫婦
と孫、次女夫婦、三女がそれぞれに寝るスペースが心もとない。で、三女の部屋のベッドをつぶし、今はやりのジョイントマ
ットと呼ばれる1cmほどの厚さのマットを敷き詰めた。洋間フローリングなのでこうすると畳の部屋の温かみが出て、直に
布団を敷いて休める。三女の部屋の机は、長女の部屋に移動。長女は三女に部屋譲りの格好になった。で、長女の部屋
の机は、今でも「爺ちゃんの部屋」と呼ばれる一階の爺様の隠居部屋だった部屋に移動し、親爺のプラモ机を廃棄し、これ
を使う事にした。で、この部屋は長女が里帰りした時にいつも使っている部屋なので、すでにジョイントマットが敷き詰められ
ており、長女夫婦と孫の寝室ともなる。これで長女夫婦と孫、次女夫婦、三女がゆったり休めるスペースを確保して、後は
みんなの帰省を待つばかりだ。
 何とも涙ぐましい親爺とオカカの奮闘であった・・・もっとも例によって実働は親爺:オカカ=2:8である。
 今朝の山里はまだ雪が殆どない。


 庭もこんな感じだ。


 完成なった二階の部屋と、爺ちゃんの部屋に移動された長女の机(親爺のプラモ机)。
 


12/11
 今朝も寒く、オカカ曰く真冬の気温。オカカは朝、居間のヒーターを点火するときに室温を見るのでその辺りは詳しい。因
みに今朝は室温で5℃を切っていたそうだ。
 が、親爺には昨日より寒くは感じられない。下着の半そでTシャツの上にフリースのシャツを着こみ、更にインナーダウン
を着てもう一枚アウターのフリースを着こみ、ズボンこそ普段のママだが、オーロンの股引を履いている。いや、これは完全
に真冬の装備で、親方級の親爺がこれだけ着ぶくれると、正しくだるまである。が、今や外見や見場などと言ったものは如何
でも良くなっており、暖かく快適ならそれ以外は気にならない。
 一部青空も出ているが、寒々とした今朝の山里だ。大日は良く見えている。


 ジジババと遊ぶのが大好きな孫。色んなことが出来るようになった。


 僅かな青空でも、暖かい陽光が降りそそぐ。


12/10
 寒い朝だったが、今朝は孫の家に出かけた。顔が見たくて、堪らなかったのだ。
 道路が一部凍結していたので、普段は使わぬ高速で魚津まで入り、国道に出て黒部にというコースをとったが、流石に
早く、45分ほどで到着した。早速喜ぶ孫と遊び、昼過ぎに昼寝したので、その間に帰って来た。もう後追いをするので可
哀そうで、起きている時に置いては来れない。
 今朝は本当に寒い朝だった。布橋も白く雪を被った。


 昨日は夕方になって心平が息子のヨータローを連れて遊びに来た。
 ヨータローは今日で6歳。すっかり少年である。工作が大好きで何でも作る。器用なところは心平譲りだろうか。
 「カズジーに見せたい。」と自作のペーパークラフト宗谷を持ってきてくれた。これが6歳児の工作かと目を見張った。
 船上に5人の人が乗っているのは「立山五人組」だという。親爺は感動してしまった。
 ちゃんとセスナ「さちかぜ」も載っている。


 未だにカズジーの膝に乗っかって来るヨータローだ。可愛いものである。


12/9
 昨夜寝しなに外を見ると、もう真っ白に雪が降り積もっていた。雪は今朝までに約20cmほど積もって、今朝の山里は
雪景色である。
 まあ、来るべきものが来たと言った処だろうが、村はずれまで軽4WDで出かけて様子を見て来た。すでに除雪車が出
て道は除雪されていたが、吹き溜まりの広場に突っ込んでも流石4WDは強い。20cm程度の新雪ではすいすい雪をか
き分けられる。
 写真を何枚か撮って帰って来た。いつもの雪景色だ。
 我が家の前の道は融雪装置が入っていて雪は殆どない。


 昨日は孫が日帰りで遊びに来ていて、早めの夕食を食べ帰ったが、その後から雪になった。
 もうすっかり元気になって、ジジババと半日遊んでくれた。うちわが大好き・・・。


 今朝の山里はすっかり雪景色だ。あまり見たくもないが、見慣れた光景がまたやって来た。
 

 隣家の大イチョウ、ケヤキも白い雪の花を咲かせた。


12/8
 大相撲は見ていて面白いし、親爺もオカカも大好きだ。が、又馬鹿馬鹿しい暴力事件騒ぎだ。
 確かに、自分より力も地位も低いものを殴ったりしてはいけない。が、相撲とはそもそも格闘技であり、裸で力士同士が
当たり合い、張り合い、組みあい、投げ合い・・・力を尽くして戦う競技である。それを職業とし、日々その技の鍛錬をする
者が、顔を殴られた、足をけられた、などなどそれらを暴力と捉え、あげつらう昨今の風潮にも親爺は違和感を覚える。
 厳しい日々の稽古に中でなら、殴られ、投げられ、ぶちかまされて、身体に受けるダメージも大きなものだろうが、それ
を暴力とは云わない。が、稽古を離れた生活の中で、何かの拍子でほほを張られたり、けられたりするとそれは暴力とな
る、という事は何となくわかるが、すっきり合点できない面もある。
 親爺に言わせると、要は、殴る側と殴られる側の信頼関係に依るのだ。普段から弟弟子として面倒を見、稽古もつけて
やり、その心身にまでを気遣ってやっている兄弟子ならば、稽古を離れた生活の場で、弟弟子が一つ二つ殴られたところ
で恨みなど持つ通りがないではないか。
 この世界独特の恩返しがある。土俵の本割で、稽古をつけ育ててくれた兄弟子を負かすことだそうだ。
 何やら無味乾燥な規則でがんじがらめにして、一番日本的な体質を持つ角界をすら、欧米調の理屈っぽい管理に委ね
て大相撲が変わるはずはない。
 人情相撲、ご当地力士という言葉があるくらいの相撲界だ。全てを白黒だけで割り切るのは嫌な気がする。
 川向かいのスキー場のゲレンデに雪が降った。


 まだ上部だけだが、ボチボチスキーも出来るほど降るだろう。 オカカがかりんの砂糖漬けに挑戦したが・・・。
 


12/7
 今朝も雨で薄暗い空だ。師走と言っても特別忙しくなることも無い親爺とオカカだが、年末年始に子供たちが里帰りする
ので、それに合わせての食糧計画やら、部屋の割り振りやら、何やら山小屋時代の様な気分になっている。
 今年はオカカの実父が旅立ったから、年始の祝い事は慎むし、初参りなども当然慎むが、帰省する娘たちはそれぞれの
思い思いに過ごせばよい。特に上の二人は既に結婚しているのだから。
 娘たちは婿殿と一緒に来るし、長女は孫も一緒に連れてくる。だから結構忙しくなる。しかも二人の婿は健啖家であるし、
可愛い孫もジジの手作り離乳食が大好きだ。いやいや嬉しい、楽しい仕事が目前に並ぶ。
 で、バタバタ急いでも体力気力が追っつかぬので、計画的に一つずつ片付けて行くつもりだ。食材の手配などもネット利
用で、もう始めている。
 村はずれから来拝山を見上げる。


 立山方向を見てもガスが渦巻いているばかり。


12/6
 孫がいないので寂しい朝だが、オカカと二人の気楽さもまた格別だ。
 今朝も8:00まで布団の中で本を読んでいて、「お〜い、おきろ〜」とやられてしまった。目が覚めているのは6:00前から
なのだが、起きだしてもすることがないし、早すぎると邪魔だと言われるから、親爺の起床時間もこれでなかなか難しい。
 今朝も朝飯を済ませ、オカカは二階の娘たちの部屋の模様替えだ。正月には長女夫婦に孫、次女夫婦、三女と来る予定
なので、今妊娠中の次女は下の元爺様隠居部屋を使わせ、独身の三女は長女が使っていた部屋に引越し、長女夫婦と孫
は、三女の使っていた部屋を使わせることにしたそうで、長女の部屋の机椅子は廃棄処分、三女の部屋の机椅子は長女の
部屋へ移動し・・・・・。兎に角大変だ。
 で、親爺は逃げ出してHP用の写真撮影に出かけたのだ。
 村下のはずれから立山を見上げる。雪が少ない。


 大日もこんな雪の付き具合だし、浄土から竜王も雪が少ない
 

 黒部に帰宅した孫は、子煩悩なパパと遊んで大フィーバー。


 遊び疲れてぐっすり寝たそうだ。健康状態はもう完全復調である。冬用のマントが可愛い。
 


12/5
 今朝は久々に朝寝をした。目は6:00前に冷めていて、孫がいる間はそのまま起きだし孫が起きてくるのを待っていたのだ
が、今朝はオカカに「早く起きてきても面倒だから、8:30くらいまで起きてこないで。」と言われていたので、オカカが起きだし
た後本を読んだりしていて、二度寝したらしい。目が覚めて時計を見ると8:10、ゆっくりと起きだし身づくろいをし、凡そ8:25
に居間へ降りて行った。まあ、オンタイムだろう。
 朝食を済ませ、軽4WDでそこいらを一回り、写真ネタ探しだが、雨が降ってガスが掛かって何ともならない。適当に2,3枚
移して帰宅した。
 下の一枚は嘗て「大門」と字で呼ばれた我が家の側の耕作地。今はだれも耕作する者はいないので荒れ地になっている。
 親爺が大学生だった頃まで、祖母と母がこの「ダイモンノ」で僅かな畑を作っていた。


 昨日まで孫がいて賑やかだったが、昨日黒部の家へ帰った。寂しい。


 旧立山道沿いに移築された旧宿坊が雪囲いされ佇み、立山はガスで全く見えない。
 


12/4
 今日も曇天だが異常に気温が高い暖かい日だ。何でも日中は20℃を超えそうだとか、何と師走四日にである。
 大日もガスで見えぬが、立山もさほど雪が降っては居まい。辛うじてまだ情報発信してくれている雄山山頂カメラで見られ
る映像では山頂も雪は降っていないようだ。
 三日ほどの予定の里帰りが、孫の突発性発疹発症で長引いて、もう十日の余になったが、今日は黒部に帰る。
 何やら、孫が一緒にいる生活に慣れてしまった。
 何かしようとしていると、ドタドタドタと孫の走りくる音がし、引き戸を開けてバアーと飛びついてくる。飛びつかれるジジババ
はその心づもりが出来る様になり、不意を突かれる事は無くなった。
 お茶をひっくり返す、PCのキーボードを乱打される等という事が無くなったのだ。
 だから孫のペースに合わせ、いろいろやりくりし、普段通りの生活の中で孫を見ていられる。(世話をしてやれる。)
 が、時は満ちて、今日本復した孫と長女がパパの家へ帰る。
 大日が見えない。


 ババが大好きで、姿が見えぬと追いかける。べったりくっついて甘えて離れない。雄山山頂にも雪は降っていない。
 


12/3
 今日はパパが忘年会で、帰宅できないとの事で、孫の帰宅も一日伸ばし明日になった。
 ほぼ完全に復調し、顔つきもいたずらっ子に戻り、よく食べ、よく眠る。今穂ママのおっぱいを貰って寝て、ババと一緒に
お昼寝中だ・・・・・と思ったら起きた。大声で暴れている。元気が戻って良かった。
 今日は暖かいが、薄暗い曇天になった。昨日の快晴が嘘のようだ。


 ちょっと目を離すと階段に登っていたり、客間のテーブルによじ登ったり。すっかり復調した孫である。
 


12/2
 快晴の師走の朝、陽が昇る前の薄明の中、その辺りをウロウロしてきた。
 流石に初冬の朝だ。草むらが白く見える。一面に霜が降りているのだ。この時間に起きて外を回ることはめったにないので
何か珍しいものを見たような気分になって写真を撮った。


 霜を踏みながら歩くとシャリシャリと楽しい。腕白時代の初冬の登校時を思い出した。孫娘がほぼ復調した。食欲が出て
食べられるようになるや、いたずらも復活。横目で「だめだめ」と制止するママをけん制しながらいたずらは止めない。
 居間が暑いのか、やたら寒い廊下へ出たがって、これにはジジが閉口・・・。
 


12/1
 今年も師走となった。立山も昨日で閉山。孫の突発性発疹も回復期へと入っている。
 今朝は曇天、薄暗い朝を迎えている山里だが、寒さはほとんど感じないし、雪も全くない。今シーズンはは暖冬と言われて
いるが、果たしてどうなる事だろう。去年の今頃は雪が少し降っていたと思う。
 立山の雪が少ないので、山里の冬も雪が少ないだろうと期待している親爺である。
 師走朔日の山里は曇天である。


 孫の食欲が出てきて、ジジの手作りのお粥をたくさん食べた。ジジは嬉しくて愛おしくて、涙腺が緩む。
 発疹も少し薄くなり、ジュースも飲むしミルクも少し飲んだ。後はご機嫌斜めが治れば、完全復調である。
 


11/30
 霜月も最終日となった。
 三日ほどの里帰りのつもりの長女と孫だったが、我が家滞在中に突発性発疹を発症したため、滞在は一週間を超えた。
こんな長い滞在は、出産直後の一月余り以来だ。幸い熱はすでに下がり、発疹が出て一日半と云った処なので、今は不
機嫌の盛り。経過を見ていると、ネット上にある様々な情報の通りに進んでいるようだ。
 ジジもババも草臥れはするが、離れて心配しているより、そばにいる方がずっと良い。オロオロしながらも抱っこしたり身
体を撫でさすってやったり、離乳食を食べさせたり遊んだり・・・。どうにかこうにか時が経ってゆく。
 で、今はババがおんぶして寝かせ、寝不足のママと一緒に寝室でスヤスヤ寝ている孫だ。
 居間にも孫のおもちゃや椅子がカラフルに並び、賑やかで温かい。


 パパも娘に会いたくて堪らず、昨日は夕刻に我が家に来て、丁度機嫌のよくなった孫と遊んで、お風呂にも入れ、抱っこして
寝るまで一緒に過ごしていった。やはりパパママが揃って居ると孫は嬉しそうで機嫌も良くなる。とてもジジババでは補えぬ・・・。
 もう明日辺りには孫の発疹も消えるだろうし、それと同時に食欲も元気も戻るだろう。僅かに青空の見える初冬の朝だ。
 


11/29
 孫の発熱は突発性発疹によるものだった。昨夜から身体に発疹が出、それ以降三日間続いた熱が上がらなくなった。
 時々元気になるが、突然不機嫌になり愚図りだしたり、おっぱいばかり欲しがったり・・・まあ一挙には良くならないが、原因
がはっきりし、回復への見通しも可なりはっきりついたので、ジジババもママもパパも胸をなでおろした。
 ジジは午前中又運転手をかって出て、孫とママの送迎をした。
 我家へ戻った孫はかなり元気を取り戻して、爺や婆と一緒に遊ぶようになった。明日には何時もの元気な孫になるだろう。
 朝はガスがかかったような天気で不動山もガスっていた。


 昼過ぎにはぼんやりと大日も姿を現したが、晩春の雪解けを思わせるような姿だ。雪が少ない。


11/28
 昨日は最愛の孫の熱が下がらず、ジジババは久々に慌てた。で、一昨日近くの医院で受診したのだが、ずっと掛かりつけ
の医院があり、長女がそこで再受診したいと云うので、朝一番でジジババも同伴した。
 で、その医院は当然長女宅から近いのだが、我が家からだと45分ほど走らねばならず、まあそんなことはどうでも良いの
だが、流石に人気の高い小児科なので、混んでいた。
 仕事が忙しいパパも休みを取って駆けつけた。血液検査の結果、ただの風邪だから心配しなくても大丈夫との事で、点滴
治療を受けたが、点滴は慎重に行われるため、2時間以上かかり、その間パパママが付き添い、ジジババは、近くの長女宅
で小休止して来た。
 で、長女の希望もあり、パパも忙しいのは分かっているので、孫と長女は我が家で後しばし預かることにして帰宅した。
 帰宅してすぐ、座薬を入れ、1時間あまり眠ると、孫は少し元気になって、ママのオッパイ以外は未だ食べたり飲んだりせぬ
ので何時もの通りとは行かないが、かなりヨチヨチ歩き回り、笑顔も出すようになった。
 という次第で、昨日は全くHPの更新が出来なかったのだ。
 若い頃、3人の娘が次々熱を出したり腹を壊したり、救急病院や行きつけの医院の時間外診察にもいろいろお世話になった
ものだが、この年になって又孫の風邪ひきで大騒ぎするとは・・・。
 何分、親爺など若い日の気力体力は墜ちに墜ちているので、余計にオロオロしてしまう様だ。
 さて今日は、少しでも何かを食べて元気になって欲しいものだ。
 嘗て我が家の爺様が、山岳スペシャリスト集団を引き連れ、活躍したタンボ沢。アルペンルートのロープウエーが架かる。
 トモちゃん撮影。


11/26
 午後になって熱を出してしまった孫に、ジジはただオロオロ・・・。ママとババがしっかりしていて、富山市民病院の救急へ
連れて行った。熱は高いのだが比較的元気。受診して、突発性発疹の疑いがあるとの事で、一日分の薬を貰い帰宅。
 爺が出来るのは運転と、雑役程度。ママとババに丸投げ状態でただ心配なだけ。
 食欲がなく、おっぱいもミルクもあまり飲まず、大好きなジュースはいくらか飲むので水分補給に心がける。帰宅し薬が効
いて来て熱が下がるとヨチヨチ遊びだすが、やはりいつものエネルギッシュな動きはないような気がする。
 ジジはオロオロ心配のみ・・・・・。
 ママとババが頑張って、どうにか寝付いた。
 今日はとにかく小児科で受診し、落ち着くまで我が家で見守ろうと思っている。
 トモちゃんが送ってくれた昨日のみくりが池。室堂周辺の山荘も皆閉鎖された。


11/25
 今朝は早朝に、孫が鼻づまりで寝苦しいらしく夜泣きをして、ジジババも何とか寝かしつけようとママのお手伝いで、4:30
頃から大わらわだった。まあ何とか一時間ほどで寝かしつけ7:30頃まで寝かせたが、又起きだして機嫌がよくない。鼻水で
熟睡できなかったようだ。が、そのうち目がすっきり覚めてくると元気になり、遊び始め、ジジババはこれにお付き合い。全く
休めなかったママを少し眠らせ、孫の子守に専念である。
 で、孫も連れて近くのスーパーまで食材と、薬局で紙おむつやら、赤ちゃん用鼻炎用の薬を購入したりして来た。
 10:30過ぎに帰宅したらママも心配で起きていて、早速孫はママに抱かれて甘えている。さほど機嫌も悪くなく、熱もない
様だが、明日近くの耳鼻科か小児科で受診し、薬をもらってくるそうだ。子育ては大変である。
 我が山里の墓地のある立山曼荼羅遊園エリア。親爺を育ててくれた父母や祖母、そして一族や先人達がここに眠る。


 爺も孫の子守。育ててもらった恩は、子や孫に返すしかない。


11/24
 昨日初雪が降ったので(おしるし程度だが)、とうとつに項を改め2018(冬)としたが、考えてみると2018(冬)againである。
 今朝起きると晴れた空の下、白く装った大日が姿を現していた。山里の初雪はとっくに消えたが、こうなると秋とは云えぬ。
 山里もついに冬に入った、としておこう。


 ジジの側でお昼寝中の孫。爺も一緒に寝そうになりながら、幸せな時が流れる。 庭には名残のバラがまだ咲いている。霜月末である。
 

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