2020山賊庵絵日記(冬)       新年あけましておめでとうございます。・・・令和二年 元旦

                                                              3月31日最終更新です。



3/31
 弥生三月も今日で終わり。明日からは年度も変わる。が、この三月何ともコロナウイルスに振り回された月だった。
 富山は昨日の午後まで感染者ゼロだったが、夜に臨時ニュースが流れ、一人の感染者が出たと報せた。
 京都産業大の学生で、卒業懇親会で感染したらしい。もちろん本人に悪意はあろうはずもなく、ただ無知であっただけ。
 しかしその無知のせいで、帰省して一緒に食事をした友人にも感染させてしまい、富山では2名の感染者となっている。
 京都からの帰省に自家用車を使ったと云うのがいくらか救いである。
 今後の感染拡大が最小で済む様、祈るばかり。
 明日からは新年度だが、今年は新年度のあらゆる行事も取り止めだし、五輪も今年中止となった。かくなる上は、一人
一人がこのウイルス騒動が沈静化するまで、自重し、専門家の先生が言ったように、「もう無症状で自分が感染している
のだと思って、うつらぬより、うつさぬ様に行動していただきたい。」を遵守して日を送るしかないだろう。
 最悪、自分にそれらしい症状が出れば慎重に公的相談窓口に連絡し、指示を受けそれに従うしかない。
 何ともつらいウイルス騒動の日々だが、冷静にじっと耐えるのみ・・・・・。
 今朝、所用で外出した時に撮った剱だ。


 芦峅寺のジジババの家に遊びに来て雪遊びの黒部の孫と、台所の出入りを制限された東京の孫。二人とも元気だ。
 


3/30
 一昨日から黒部の孫が来ていて、ジジババとよく遊び、昨日夕刻帰って行った。
 で、ジジはHPの更新も忘れ、可愛い孫と遊んでいたのだ。
 おしゃべりが面白く、かろうじて意思の疎通ができるので、ジジはいろいろな話を聞こうとするが、まだ2歳半の語彙は
限定的である。しかも遊びたくてジジとの話など長続きするはずがない。それでも面白くてたまらない。
 昨日の朝は雪景色。前夜から降り始めた雪が山里を覆った。
 孫との遊びの合間にドローンを飛ばし、その雪景色を何枚か撮影した。
 ジジが何か変わったことをしていると、必ずお手伝いに駆けつける孫だった・・・。


 その時の写真数枚、御覧じろ。










3/28
 暖かい朝だがガスに覆われ、不動山も見えぬ。
 雪は全くないのだが、天気予報では紺や雪が降るという事で、まあ、今更降った処で未だ真冬の備えを解除していない
我が山里だから、そんなものは大丈夫だ。ただ、雪のない冬にすっかり慣れた親爺なんぞはため息をついている。
 本当に人間とは易きに流れるもので、一つ楽する事を覚えると、切りがない様だ。
 ガスに包まれ薄暗い朝にドローンを上げて撮影を試みたが、なにも撮れなかった。撮影ミスか、システムの不良か分か
らないが、前の機体でもたまにこんなことがあった・・・。
 今日は黒部の孫が来る。それだけで楽しみな爺馬鹿である。


 立山はおろか、不動の山も見えない今朝の山里だ。


3/27
 昨日の素晴らしい晴天とは打って変わり、今日はどんよりとした曇りで、視界も悪く時折雨も降って、更に風も吹いて、
それでもやけに暖かい朝だ。
 まあ、暖かいのが幸いで、ストーブを一つ焚いておけば、居間全体が温かく、居眠りしそうな心地になって来る。
 世の中はコロナコロナで大騒ぎだが、現在の処未だ平穏な山里だ。親爺ごときが心配してもどうもならぬ問題は、運を
頼りに出来る限り危うきに近寄らず、手洗い、うがいを心がけ、引きこもっているに限る。そのうちに時間はかかっても治
療法も確立し、予防ワクチンも出来る事だろう。
 頼りない話だが、そんな事でも信じて、暗くならずに日々を生きるしかあるまい。確かに若い連中はエネルギーを持て余
す事だろう。でも出歩かず、必要最低限の生活を送り、己を見直すと云うのもこの時期なら出来る事。是非、暫くマスコミや
ネットと縁を切って、読書三昧の生活でも送ってみればいいと思うのだが・・・。如何?


 訪ねてくる孫たち用の玩具が出窓に並び、心楽しい。オカカが作った涅槃団子のお守りの色々。トーマスは黒部の孫の分。東京の孫の
分は只今作成中だそうだ。
 

 今朝は立山も見えない。


3/26
 今朝も良い天気で、本来なら春の訪れを謳歌したいところだが、有難くないコロナウイルスが蔓延って、多くの人々がこ
れに感染し、往生している。拡大を止めるための手段として、不要不急な外出や、多人数が集まるイベントなどの自粛を
呼びかけて、必死のお願いを繰り返す為政者をしり目に、格闘技興行など一部強行する様だし、礼節の国日本にあって
買い占め行為に走る輩もいる様だ。
 このコロナウイルス感染騒動は、粛々と一人一人が自覚をもって、対応せねば治まらぬ。
 東京五輪の延期さえ決まったいま、スポーツイベントなど言語道断だ。
 今しばらく、自らの勝手な行動を慎み、出来得る限りの為政者への協力を惜しんではなるまい。
 こんな人間の騒ぎを知ってか知らずか、大日岳は気高く聳え、我が山里を見下ろしている。


 隣の桃は見事に咲いた。ここ数年で一番の花盛りだろう


 我が家の庭にも蔓日日草が花を咲かせ、猪にやられたはずのミニ水仙も蕾を持ち始めた。


3/25
 良い天気だ。朝一で川向かいの理髪店に行き、髪を切ってもらいすっきりした処で、村はずれでドローンを飛ばしてきた。
 まだ十分慣れてはいないが、極めて安定性の高い機体なので、安心して飛ばせる。それでもなかなか思ったようには飛
ばせぬもので、特にスマホをFPVパネルとして使うので、親爺にはかなり見難く、ドローンから目を離し手元を見ている中に
ドローンを見失ってしまう。オートリターン機能が使えるからまあ良いが、機位を見失っている間は撮影もおろそかになって
いるので、まだまだ思う様な写真が撮れない。
 まあ趣味では、ああしようこうしようと試行錯誤している中が一番楽しいのだが。
 そんな中でまぐれで撮った一枚。旧立山道のオンバダン(姥谷)に架かる布橋と芦峅寺集落の再上手。布橋の先は幽界
とされる立山信仰の中で、布橋を渡った先には村の墓地がある。


 立山博物館の映像館である遥望館(ようぼうかん)はその墓地に隣接し建つ。


 そしてその真向かいには、立山の峰々が遥かに望める訳だ。


3/24
 東京の孫が昨日帰った。富山駅までの45分間ほどを車で寝込み、駅でママに抱っこされまた寝て、あと30分で東京駅と
云う処迄、ぐっすり寝ていたそうだ。お陰でママは楽ちん、目覚めてもご機嫌で、ホームで待っていたパパにも良いお顔を見
せた様だ。
 ジジババは寂しくなったが、ホッとしたのも本音で、今朝は未だ、次女と孫が使っていた部屋の片づけ等でオカカは忙しそ
うだったが、親爺はいつものずぼら生活ペースに戻り、早朝の雪景色(昨夜から雪が降り、山里はうっすら雪化粧)をずぼら
ドローン撮影と決め込んだ。
 オカカも今はゆっくりと、自分のソファーの定席で、涅槃団子を包んで作るお守り袋作りをしているし、親爺は今朝の写真を
整理している。誰もこの作業を邪魔する事も無く、静かだ。が、それがまた少し寂しい・・・・・。
 まあこれが親爺とオカカの日常なのだ。ゆっくりゆっくり静かな時間が流れて行く。
 2階の親爺部屋の窓を開け、そこからドローンを離陸させ撮影した、雪を被った閻魔堂と旧立山道に下りる妙念坂(右下)


 ドローンの高度を上げている時、小鳥が機体前方を横切った。


 高度110mから見る芦峅寺の村、中央から下手半分。宿場町の屋並びだ。


3/23
 今日は東京の孫が午後一番の新幹線で帰京する。昼過ぎには家を出て、富山駅まで送らねばならない。出迎えは嬉しい
のだが、見送りはちょっと寂しい。まあそれでもパパが東京駅まで出迎え、次女から無事着いたよと連絡があると、ホットす
るし、寂しい反面気楽な気分になるのも否めないジジババだ。
 もうすっかりババは勿論ジジにも懐いて、我が山里の家の最重要家族の一人なのだが、生活圏は東京であるから、嫌だが
戻してやらねばならぬのだ。
 今朝子守をサボって、朝一でドローンを上げ撮影。アイがかかり、そこへ朝日が射して立山は見えない。が実に爽やかな朝
である。
 朝の山里を上空から見る。


 ジジに抱っこされて、ご機嫌で居る孫。なつかれると可愛さもひとしおだ。 今年は庭のミニ水仙がイノシシに喰われ花も見られぬ。
 

 富山では朝乃山大関昇進確定のニュースは号外が出た。 今朝の我が家周辺、旧立山道は我家の前を通る道なりである。 
 


3/22
 暖かい雨の降る静かな日曜日だ。東京の孫も今日までの滞在で、明日には帰京せねばならない。
 ほぼ一週間の滞在で、3日目辺りからジジババにも懐いたが、今やすっかり山里になじみ切って、ジジのPCを悪戯したり
ババのタブレットや携帯も玩具にしている。
 一昨日は黒部の孫も、ママと一緒に来て、大騒ぎの数時間を過ごしていったが、昨日は遊園地に連れて行ってもらい、大
好きなパンケーキ屋さんでおやつを頂いたりと、バラ色の一日を過ごした様だ。
 東京の孫も、黒部の孫もすくすく元気に育っている。それが親爺の一番の喜びだ。
 春間近の温かい雨が雪を解かす。


 魚津のミラージュランドが新装開店。黒部の娘宅からは車で15分ほど。人混みもこれで目いっぱい?


 黒部の孫は楽しい遊園地。パパも途中参加で遊んでくれた。 東京の孫は我が家では王子様。ちょっと気の早い兜も被ってみた。
  


3/21
 昨日は朝起きて屋根が白くなっているのに驚いたが、その後も午前中にかなり雪が降っていた。まあ積雪などわずかで
全く問題なかったが、黒部の孫が来る予定だったので少し心配したが、何ということも無かった。
 で、東京の孫に会いに、黒部の孫も来たのに、オカカは閻魔堂の縮小簡素化されたとは言え、その仏事の当番で、ほぼ
半日駆り出され昼食は親爺が二人の娘たちのために、ハヤシライスを作った。
 黒部の孫は良くしゃべり、最初の中はオネエチャンだったが、ママや、ジジが東京の孫を抱っこすると「おーり、おーり(多
分降りなさい?)」と妨害に入る様になり、ババが11:00半頃に帰って来ると、より一層激しく「リンちゃんのばーば」とババ
を独占しようとする。それでもバタバタと食事を終え、東京がお昼寝すると、黒部はどこからかおんぶひもを持ってきて、バ
バにオンブをせがむ・・・。可愛い孫のリクエスト、久々に黒部の孫をおんぶするも、もう2歳半14kgと大柄で、重いこと重
い事、親爺は夜にオカカの腰もみをさせられた・・・。
 16:00には黒部が帰宅、我が天下となった東京が大ハッスル、いやいや可愛い無垢な孫二人に、幸せで楽しくは有れど、
疲れる時間を貰った。
 閻魔堂に当番と、氏子総代たちだけが集まって仏事を行う。集まる人は少ないが、仏事は省略という訳にもゆかなかった
様だ。団子撒きは中止だが、村人に配る団子だけは作り、閻魔様にお供えしたそうだ。


 前日にオカカたちが駆り出され、作った団子。例年の約半分量にしたとか。
 

 ジジババと少し大きくなった、黒部と東京の孫達。2歳半と10ヵ月。テレビには逸ノ城が・・・。


 暖かい4月半ばの陽気の今日。山里は長閑に時が過ぎて行く。大日もそんな山里を見守ってくれている。
 



3/19
 昨日、腹立ちまぎれにいろいろ書いて、怪気炎を上げていたら、その話の主が亡くなったというニュースを聞いた。流石に
少々後味が悪い。が、覆水盆に返らずという。そして親爺は間違ったことを書いたつもりはない。当人自業自得の結果であ
と断言しておく。
 今日は4月末か、5月初めの陽気だ。例によって物干場の居間側の引き戸を開けておくと、温室効果による物干場の暖
気がやんわりと流れ込み、ストーブを切った。
 明日は少し天気が崩れるが、その後又晴天が続き、山里も完全に春である。
 隣の桃の老木もそれなりに満開である。
 

 東京の孫も爺に随分懐いた。ジジの大きな手に、孫の小さな手を重ねてみる。幼い小さな手が愛おしい。
 

 庭の雪も殆ど溶けて、ドローンの離着陸も可能になった。       朝食のヨーグルトが大好きな孫。顔に書いてあるでしょう、そう。
 


3/18
 世の中にはとんでもないバカ者が居る。自分がコロナに感染したから、外にうつしてやると、飲食店に出かけ本当にその
ウイルスをうつしてしまったと云うのである。
 世の中上げて、この感染症を封じ込めようとしている時、良くもこんなことが出来たものだ。自分の感染に気付かず、うつ
したと云うのさえかなり不注意な事であるのに、意図して他にうつすとは・・・。
 こんな手合いは人間よりウイルスの側に立ったのだから、隔離し、治療も何もせずウイルスに任せればよい。決して野放
しにしてはいけない。
 日本と云う国は礼儀正しく、礼節を守る国と云われるが、その分緊急事態に際し、政府の動き、或いは役所の動きは驚く
ほど鈍い。
 昨日アメリカでは60人のボランティアにより、コロナワクチンの人間での効果確認が行われ始めたとのニュースが流れた。
日本ではこのスピードについていけない。役所の教条主義者のブレーキ圧が凄いのだ。一事が万事日本では役所が足を
引っ張る。そんな役所に従順に従う国民性が礼節を守る国と呼ばれる所以なら、日本もその部分はそろそろ役所主導を
脱却した方がいい。
 事に望んで何かできるなら、せぬよりした方が良い。その結果ばかりを恐れ、慎重になりすぎ、責任を取ることが出来ない
くせに権力だけを振り回すのが役所なのだ。
 だから親爺は昔から、役人と役所が大嫌いなのだ・・・・・話がそれたが、何もできぬならせめて邪魔だけはするなと言いた
いのだ。コロナワクチンの開発も、役所を経なければ日本が一番早くできるだろうにと、悔しい想いをする親爺だった。
 こんな山深い山里で、親爺が一人怪気炎を上げている!


 東京から里帰りした次女と孫。4月から保育所に入園し、ママも5月には産休が明ける。
 

 立山は見えない今朝だ。                            オンバダン(姥谷)が常願寺川へ注ぐ出会い付近。
  

 閻魔堂の裏にオンバダンが切れ込み、布橋が掛かる。


3/17
 昨日東京の孫が無事到着した。家へ到着した時は丁度強い雪降りで、ババが抱っこして家に飛び込んだが、ジジが車を
車庫入れして、家へ入る時には小ぶりになっていた。
 やはり未だママが居ないと機嫌が悪いが、ママさえ一緒に居ればジジババにもちょっかいを出してくる。寝んねする頃には
可なり懐いた(思い出した。)
 今朝も7時半には起きてきて、機嫌よく遊んでいるが、ババが朝食を食べさせている間に親爺はドローンを飛ばし遊んでい
た。僅か一ヵ月見ないうちに、随分成長した。伝い歩きをするので目が離せない。
 親爺宅の縁側から飛び立ったドローンで撮った写真。操縦する親爺が写っている。


 朝のドローン散歩だ。昨日の新雪をまとった村の景色が奇麗だ。朝日がまぶしい寒い朝。
 

 一寸高度を上げれば、立山も良く見える。昨日来たばかりの東京の孫だが、爺を幾らか覚えている様だ。
 


3/16
 流石に芦峅寺の山里だ。3/16だと云うのに朝からこの雪だ。別に珍しい事では無くしょっちゅうある事だが、この冬に関
しては異例中の異例であるかもしれない。
 親爺にしてみれば、今日は東京の窓が次女と一緒に里帰りする日、もう少し温かい良い天気なら良かったと思うだけ。
 さて、11:40頃には家を出て、富山駅まで向かうのだが、道路は隣の千垣村までは全線融雪が利いているだろうし、その
下の横江、岩峅寺を過ぎればもう雪は大したこともないはずだ。富山駅中心部は雨の様だ。
 孫がまだ10か月の赤ちゃんなので、雨や雪に会わせるわけにはゆかぬ。
 皮肉なもので、到着日の今日が一番の悪天で、明日からはほぼ一週間、暖かい日が続き、晴れ間もそれなりに多い様
だ。まあ、それはそれで結構な事ではあるが。
 今朝はこの雪である。気温も1℃あるかないかだろう。


 居間の窓から見える外の景色は、真冬の景色だ。積雪はまだ10cmほどだろうが・・・。
 


3/15
 良い天気だ。例によって居間と物干場のサッシを開け放して、温室のようになっている物干場の暖気を居間に取り込
んでいる。温かいを通り越してフリースを脱ぎたくなる。
 でも今朝の冷え込みは厳しく、来拝山には雪が来ている。流石我が山里と云った処か・・・。朝食後座敷縁側の戸を開
け、ずぼら親爺はそこからドローンを離陸させ、数枚の写真撮影をした。
 孫の来ていた昨日は、外遊びもさせてやれない氷雨から小雪模様の空だったので、ママが今日は自宅近くの公園へ
連れて行って遊んでいると写真が送られてきた。黒部も良い天気の様だ。
 とにかく良い天気、暖かく眠くなるような我家の居間である。明日は次女と孫が東京からやってくる。
 今朝の山里。来拝山が雪化粧し、不動山も薄く雪を被った。


 立山も良く見えている。村の金比羅様の打越山には雪が全く見えない。縁側に座ったままこんな写真が撮れる。ズボラここに極まる。
 

 今朝の芦峅寺の集落だ。立山往来に沿って家々が立並ぶ。過疎極まり人口300人となった・・・。


3/14
 さっき長女から電話が有って、雨の土曜日で遊びにも出られず、家へ遊びに来てよいかと電話が有った。
 で、半日ほど孫と過ごせることになって、親爺は喜んでいるが、オカカはお昼は何を食べさせようかと早速ばたばた
動き出した。
 今日は山里も鬱陶しい雨、不動の山もガスを被り、かなり肌寒い。4℃程の外気温だろう。
 保育所に行くようになってから、かなりオネエチャンになって、可愛いおしゃべりや、一人遊びもするようになった我が
2歳半になる孫である。
 さて今日はどんなお喋りを聞かせてくれるかな・・・。


 隣の桃は満開。やや寒そうに雨に濡れている。


3/13
 春のような暖かい日だ。高曇りで昨日の様な青ぞれは見えぬも、ポカポカと眠気を誘われる様な日だ。
 コロナウイルスはまだまだ脅威が去らないが、当初、日本の防疫能力を非難した、迷惑なお隣さんはあっと言う間に、
又、身についている上から目線で、東洋の島国を慇懃無礼に非難していた欧米諸国も今は、日本を凌駕するコロナの
蔓延に右往左往している。昔からよく言うではないか、災いの渦中にあるものを誹謗するべきではないと。
 我が恥を知る日ノ本は、耐えがたきを耐え、地道な努力を重ね出来得る限りの対策を講じ続けている。それでもなお
この厄介な新ウイルスは手ごわく広がり続ける・・・。
 このウイルスをこれ以上広げぬためにも、我々庶民が自重し無駄な外出を控え、人混みを避け、必要最小限な行動
で、日々を送る様にしなくてはなるまい。
 オリンピックも今や先送りにすべきである。感動を貰ったラグビーのワールドカップでさえ、インフルエンザの流行の因
となったと云うなら、オリンピックなど如何なる感動を頂けても、こんな状態で行うべきではないと思う親爺だ。
 島国根性と云うなかれ、イギリスはその地の利で欧州のコロナ蔓延から逃れている。(と書いた直後、2週間遅れで英
国にも感染が広がりつつあるとのニュース記事を見た。)日本もしばらくは海外依存をどこまで辛抱できるのかを見直し
つつ、せめてコロナウイルスの脅威が去るまでは、必要不可欠な渡航、外国人入国を厳しく規制するべきではないのだ
ろうか。鎖国とは行かぬも、かなり厳しく・・・・・。
 暖かな春の日差しの中で、親爺はそんな夢想をしている。
 大日が、居眠り状態の親爺を見下ろして笑っている。


 昨晩お箸で初めてパスタを食べた黒部の孫と、お箸などまだむりで、お皿に顔を突っ込んでヨーグルトを食べた東京の孫。
 

 そんな孫たちの成長を楽しみに、ジジも新しいドローンで遊んでいる。昨夕の山里上空。


3/12
 昨晩は、久々に辛いブラックカシミールカリーを食べ、非常に美味しかったのだが、食後に行儀悪く、アーモンドチョコ
を三粒つまんで、直後軽いむかむか感を覚えた。
 これはいよいよ俺の番かと、孫、娘、オカカと感染した胃腸風邪を覚悟した。がほんの10分もするとそれは治まり、
辛いカレーが胃から腸へ下がっていくのが分かる様な膨満感がしばし続き、それもやがて治まって、夜はよく眠れたし
今朝になっても何ともない。で、医院へ薬もらいに出かけたのだが、無症状の保菌者と云う恐れもあるので、マスクをし
他に感染ぬよう細心の注意を払って、眼科も廻って来た。
 まあ、コロナウイルス騒ぎのお陰で、そんな防疫意識とでも云うか、感染せぬよう、させぬ様と云う意識が、親爺如き
でも幾らか高くなっているような気がした。
 今日は天気が良い。昨夜は一時的に冷え込んで雪がちらついた。
 今朝は屋根が白くなっていたが、朝日が射し始めると全て溶けた。桃の老木も花盛り(それなりの)だが、雪に降られ
凍えていたが朝日に照らされ元気を取り戻していた。


 今朝は立山も見える快晴だが家々の屋根には雪が白く降り積もっていた。


 富山市内からの帰路剱が見えた。春の山は”アイ”がかかりすっきりとは見えない。


3/11
 オカカの胃腸風邪もだいぶ良くなって、吐き気は薬で収まったが、未だ食欲は無くお粥か素うどんで過ごしている。でも
生活はもう普段通りで、今回珍しく元気な親爺が少し張り切って、少々空回り気味だが、何とかやっている。
 親爺も感染警戒期間の今日を過ぎれば、明日は厳重にマスクをして、掛かりつけの医院で月一の薬を貰った来る予定
で、ついでに三月に一度の眼科医院にも目薬を貰いに行って来よう。
 流石に医者通いが多くなっている、前期高齢者の我が身を想う。
 今朝は高曇りで、寒くはないが風がざわついていて立山も見えない。ドローンを上げて隣の謙ちゃんの家の庭の、桃の
老木を撮った。長年、雪にいじめられ枝も折れ、幹も割れ、ボロボロながら花を咲かせ続けている老木だ。
 新しいドローンは図体が小さく、動きも安定しているので、細かい操作で、近くを有視界飛行で飛ばし、被写体に迫り、
いい絵が撮れる。
 親爺こんなことに夢中になっているから、風邪を引いている暇がないのかも知れない・・・。
 閻魔堂石段上空から、かなり低空で山門までを見る。


 桃の老木は、元気に花を咲かせている。
 

 今日は鍬崎山も見えない。


3/10
 孫の保育園で胃腸風邪が流行っているらしく、孫が三日ほど体調を崩し心配していたが、それがママにうつったらしく、
土日に遊びに来たのにママはダウンしてしまった。何とか回復して帰宅したが、孫は元気でそれが救いだった。
 が昨日夜になって、オカカが体調不良、症状はママと一緒だ・・・。結局寝込んでしまった。が、今朝はやや回復し、お椀
に薄いお粥半分ほども食べられるようになって、吐き気も今のところ治まっていて、朝一で行きつけの病院へ行った。
 軽く済んでくれると良いのだが。幸い今日はママは復調、孫も元気に保育園へ通っていると連絡があった。
 何時もは一番策に感染する親爺が、今回はまだ元気だ。嗽を励行し、手洗いも欠かさず、鼻水が出るだけで葛根湯を
飲んで気を付けている親爺だ。
 雨がしとしと降っているが比較的暖かい山里だ。


 我が家の庭の雪もすっかり解けてなくなり、隣家の桃の老木にも花が咲いている。
 

 新型ドローンの操縦画面には撮影データーや、機体位置、離陸地点との距離、地上高度が表示され、それを動画で
取り込むこともできる。ただでさえ大きいデーターがもっと大きくなるので、普段はこのデーターを書きこまない。


3/9
 昨日孫が来ており、ジジババと遊んだ。ちょっと風邪を引いていたので、心配していたが鼻水だけで、元気で、食欲も戻っ
て来て、良く食べ良く遊んだ。鼻水も咳も治まり、熱は全くない。可愛いおしゃべりに拍車がかかった。
 こんなコロナ騒動の日々なので、親ももちろんジジババもチョットした風邪でも心配になる・・・。この騒ぎが下火になるのは
いつなのだろうか?コロナの報道合戦、無責任なネット情報のまき散らし、果ては故意に「菌をまき散らしてやる」と飲食店
等をうろつき回る気の狂ったとしか思えぬ保菌者。(罹患してしまった保菌者の皆さんを差別する気は毛頭ないが、故意に
菌をばらまいてやると外出するのは言語道断である。嘗て親爺もパラチフスに罹患し、2週間の隔離を経験し、さらに一週
間の自宅待機を経験したから、その辛さは幾分わかるが)兎に角、こんな状況下で、”コロナ鬱”と呼ばれる鬱症状の出て
いる人々も多いとか。良く分かる気がする。
 時間はかかれど特効薬やワクチンも出来るだろう。気を付けて罹患せぬよう、その時を待つしかない・・・。
 オイルショックも、リーマンショックも親爺など庶民にとっては対岸の火事だったが、今度ばかりは怖いと感じる。自分の罹
患なら何ということも無いが、幼い孫達のことを思うと、神仏に祈らずにはいられない。
 大日が白く輝いている。


 お外で遊びたくて、バアバを外に引っ張り出す孫。この写真は爺がドローンで撮った。


 孫がちっともドローンを怖がらないので、爺も外へ出てドローンを上げて遊ぶ。


3/7
 穏やかな朝で、これから気温も上がって来るだろう。
 親爺は昨日と同様、座敷縁側の戸を開けて、そこからドローンを飛び立たせ、究極の手抜き撮影と取り掛かった。
 機体はほぼ思うように飛ぶが、機体は小さく7~80mも離れると、一寸目を離したら見えなくなってしまう。もちろん手元
のFPVパネルで表示される画像や、機体の高度、距離(いずれも離陸地点基準)、更に方向も手に取るようにわかってい
るので、更に地図表示もされ、機体位置はこれでも確認できる。何とも凄い進化だ。
 で今朝も視界没になった機体を、FPVパネル上の情報で頭上まで誘導し、最期マカメラを真下に向け我が家の庭を視認
そこにおろそうとしたが、何と突然バッテリーレベル低下のアラート、直ぐにHTR(ホームトゥーリターン)ボタンで自動誘導し
目前に機体を見た瞬間に手動で微調整しながら庭の定位置に着陸させた。
 で、それで撮った今朝の一枚がこれだが、まあ二階から普通のカメラズームを使ってとっても良かったかな?


 常願寺川と右手芦峅寺、左手本宮の各集落。これはドローンしか撮れない。


3/6
 昨日は孫の調子が悪いとの知らせに、親爺は動揺。途中までやっていたHPの更新を忘れてしまっていた。
 で、今朝、体調が戻り食欲も出て来たとの連絡にホッとし、漸くHPの更新に取り掛かろうかとして機能の更新をパスして
いたことに気付いた。軽い惚けかなぁ・・・とも思う。
 今朝はHP更新で使う写真を新しいドローンで撮る事にし、、新しいドローンの特性を生かし、家の中で離陸させ上空へ
上げることにした。少しずつ慣れて来たが、まだいろいろな機能を使えていない・・・。
 正面の小高い山が打越山。ここには金比羅宮が有る。村の守りという事で、江戸時代に灌頂されたそうだ。


 芦峅寺は村の真ん中を道路が走る。宿場町の様な屋並びで家が続く。立山登拝の人々を泊め、御師として立山に
人々を案内した、宿坊の名残である。オンバダン上空から村下を見る


3/4
 昨夜は親爺とオカカも、夕餉にちらし寿司とハマ吸いならぬ深川汁(アサリの汁)で桃の節句を祝ったが、そこへ長女か
ら初孫のひな祭りの様子が写真やら動画やらで送られてきて、嬉しく、わくわく楽しませてもらった。
 初孫は2歳五か月になり、保育所の未満児クラスリス組さんに通っている。随分おしゃまになって、お喋りが面白くてた
まらない頃だ。御雛様飾りも喜ぶし、そこに備えてあるお菓子が気になって仕方がないようだ。
 雛あられを手放さず、ママのリクエストするポーズもなかなか・・・・・パパがいろいろ模範を示して、孫の前で面白い顔や
ポーズを取っているらしいが、どうしてもパパママの思い通りにはならない。それが微笑ましく面白いのだ。
 で、ようやく何枚か撮れて送って来たが、親爺とオカカにはどれもこれも可愛くて堪らぬ。動画も面白い。
 まだまだ花より団子、雛あられが大好きだ。


 東京の孫は端午の節句が初節句。今日は男の子だから普段通りだい!!凛花姉ちゃん可愛いよ。
 ジジは朝からドローン飛ばし。可愛い孫たちの元気な姿を見て大満足・・・・・。
  

 山里の今朝は高曇り。雪がちっともなくなって、春先の様だ。今朝のドローン撮影。




3/3
 今日は桃の節句。御雛様も形だけ飾って季節を楽しんでいるが、手抜き飾りで細やかなもの。
 黒部の孫には3回目のひな祭り。保育園へ通っているから色んなことを覚えてくるらしい。2歳5か月、元気ですくすく
育っている。
 山里は雪は少しもないが、不動の山には霞がかかていて、これは花霞と呼んでもよさそうだ。
 桃の節句に相応しく、隣家の桃の老木に花が咲いた。
 不動の山には花霞がかかり、隣の庭には桃の花が咲いた。いつもよりやや早い春の足音が聞こえてくる。


 過日の雪で、折角花開き始めた桃の木が真っ白に雪の花を咲かせ、これはこれはと思ったが、花はしっかり咲いていた。
 


3/2
 どこのテレビでもコロナウイルス感染症の事ばかりやっているが、今朝一番不愉快だったのは前都知事の舛添氏が
完全復活して、日本政府を批判する姿だ。お前さんは本当にくだらない事で、公費を使い込み追放された身であること
を忘れたのか?テレビ局もテレビ局だ、こんなやつを何で引っ張り出すのだ?元厚相だが、この様な事態に辣腕を振
るった経緯でもあったのだろうか・・・・・?
 まあどうにも理解しがたい報道合戦だが、言論の自由は確かに大切で、それにとやかく言うつもりなど無いが、公の
テレビの報道番組の中では、もっと責任のある発言をしてほしい。特にいわゆる芸人等と呼ばれる人たちの発言の慎
重で、常識的なのに比べ、学者、文化人などのしたり顔の発言は、不安をあおるに役立つばかりだ。
 極力見たくないテレビ報道番組だ。いや、バラエティー報道番組とでも言った方が良いのだろうか?
 山里は今日も良い天気になった。
 午後からは新型ドローンを村はずれに持ち出して、色々試してみようかと思っている。
 鍬崎山と常願寺川。


 カメラの角度を変えて写した一枚。今までのドローンではできなかった新機能。


 今朝もこんな青空が見えているが、立山は一向に見えない。


3/1
 月が改まり弥生朔日の朝を迎えたが、曇り空で山には霞が掛かっている。花霞と云いたいところだが、少し肌寒い。
 テレビでは東京マラソンが中継されており、長閑な日曜日の朝と云った感じだが、正体の知れぬウイルス感染の不安
はまだまだ続いている。
 昨日安倍首相の会見が有り、コロナウイルス感染症について、政府も全力で対策を講じている旨説明があり、国民の
冷静な対応をお願いした。日本国の首長として、毅然と小中高校の休校を決断した姿勢は立派だと思う。国民の不安
ばかりをあおる様な、一見正義感溢れる報道やコメントにはうんざりしている親爺にとって、責任ある国のかじ取りとして
の昨日の会見には、力強さを感じた。
 科学万能の世の中で、我々もその恩恵に浴しているわけだが、最先端科学でも如何ともしがたいことが有る。そのこと
をしっかり考えて見るのも無駄ではあるまい。
 今朝のこの幽玄な景色の中で、親爺は柄にもなくそんなことを想っている。
 

 最先端科学で作られた自動飛行物体ドローンで撮ったお雛様飾り。室内飛行超安定に驚いている。


 山里にも少しずつ春が近づいて来る。                新しいドローンは真下の撮影もできる。我が家の真上からの一枚。
 


2/29
 昨夜の話だが、夕方のテレビニュースで、トイレットペーパーの買い占めが始まり品薄になっているとの報道。だが、トイ
レットぺーは98%が国内生産なので在庫は十分あるので、不要な買い占めは止めて欲しいとの呼びかけもあった。
 我が家は、嵩張るので何時もアマゾンで購入しているトイレットペーパーだが、まだ当分在庫はある。でも本当かなと、早
速アマゾンをチェック。購入履歴から調べるも在庫なし・・・再度購入が出来ぬ。エーッと驚き、あちこち調べるも同じような
状況だ。
 しかも驚くことに、でたらめな高値で販売している。アマゾンとか楽天市場とか有名なネット販売店でさえ、商道徳のかけら
も見えない値段の販売が有る。
 デマを流し煽っているのはこのどさくさに一儲けをたくらむ詐欺師まがいの連中かも知れぬ。需要と供給のバランスで価格
が決まるのは自由経済の常識であろうが、日用必需品でこんな価格のつり上げは許されぬ。
 右を見ても左を見ても、コロナウイルスの辛いニュースばかり。そんな中でこの買い占め騒動。
 マナーの国日本よ何所へ行く・・・。
 と云いつつ、親爺とオカカは何時ものスーパーマーケットで、普段は買わないトイレットペーパーを少し買い込み、孫のオム
ツも二人分1パックずつ買って来たことを白状しておこう。
 山里は今日も晴れている。
 昨日の新ドローンテストフライトで撮った一枚。画質がアップしている。(この写真は縮小している)
 来拝山と不動山の見える、我が芦峅寺の雪景色。


 ジンバルに搭載されたカメラは、仰角俯角を操作できる。やや下向きのカメラ角度にして庭に着陸態勢に入った機体から一枚。
 右側の写真はあんこを包んだパイ。暇な親爺の手慰みだが、オカカの評判も良く美味しかった。
 


2/28
 今年はうるう年だ。だから今日で如月は終わらない。
 コロナウイルス感染症は、かなりの広がりが見えて、一向に収束せぬし、未だこれと云った特効薬も無い。日本政府も
その対策には苦慮している。そしてついには全国小中高校の春休み迄の休校が政府から要請された。
 政府のすることは何でも、ボロボロに非難される。ではどうすればいいのかと云った処で、「時期が遅かった」という程度
の取り返しのつかぬ愚痴くらいしかないくせに、知識人、文化人、専門家と云う様な人たちがマスコミを通じ姦しい。
 政府とて、誰かが決断せねばならぬ事を決断し、防疫対策第一に下した結論である。
 経済的冷え込みの懸念、日本社会の機能麻痺、家庭個々の深刻な問題・・・。数え上げればきりがないが、そういう事々
を犠牲にしてでも、人命尊重という大原則からも、この危機的なウイルスの防疫対策は必要との判断だろう。
 この様な政府の決断には、従うべきである。文句も愚痴も言い放題行っていいが、社会的影響力のある様な人々には
公式の場でどうのこうの言ってほしくない。それこそ「人騒がせ」に他ならない。
 今回のコロナウイルス防疫に関する、臨時休校要請は英断と言うべきである。安倍首相の国民を守る首長としての姿勢
を見た気がする。
 親爺もオカカもせいぜい、必要最小限の外出にとどめ、人混みには近づくまい。僅か一月余のことだ。
 今日は良い天気だ。新品のドローンのテスト飛行に人混みのない村はずれにでも行こう。
 まばゆい雪景色の晴天である。


 

 


2/27
 新しいドローンが届き、昨日午後からそれにかかりっきりの親爺だが、DJIのMabic Miniと云うこの機体は、非常に人気が
高い機種らしく、ユーチューブには沢山の情報動画が掲載されており、実に役立った。Net上からPDFファイルで取説もダウ
ンロード出来るのだが、初期設定でも、その後の遊び方(操作の仕方)でもユーチューブの動画の方が詳しく、親爺も何とか
初期設定を終え、室内でのテスト飛行も出来た。
 今朝から外は生憎の雪で、一寸外では飛ばせぬ状況だ。雪景色もきれいなので、ぜひドローン撮影をしたいのだが、未だ
慣熟飛行前だから、兎に角飛行に慣れるのが第一だろう。
 親爺は若いころからラジコンの空もの、つまり飛行機やらヘリコプターをやっており、とても上級者とはいかないが、飛行す
るものの操作には幾分慣れている。が、昨今のドローンはそんな前時代の経験を必要としない。ドローンとはそもそも「それ
自体が勝手に飛行するもの」と云う位のものらしいから、下手にアナログ的感覚で操縦器をいじると、却って挙動が怪しくな
る・・・・・。しかも今度の機体はスマホをつないで、そのタッチパネルでも操作できるのだが、親爺はやはり操縦器のスティック
やボタンの方になじみが有り、中々タッチパネルが使えない。
 しかし3年ぶりに購入した機体。その進歩のほどには瞠目した・・・。
 雪降る戸外が一寸恨めしい今朝である。


 昨日蕾が開いた謙ちゃん宅の桃の老木も、何と云う事だ可哀そうに、今朝は真っ白な雪に包まれた・・・。
 

 新しいドローンMbic Miniを箱から出して、早速本体とコントローラー(操縦器)に充電をする。操縦器のハンドル部分にスマホを取り付け、
FPVパネルとする。そのタッチパネル機能も使えるが不慣れな親爺にはスティック操作が楽だ。
 

 何と頗る安定した室内飛行が可能だ。何の練習をしなくとも機体は浮いてくれるし、スティック操作の儘に動いてくれる。
 機種部カメラは3軸ジンバルで保持され、機体の傾きに影響されにくい安定した絵が撮れる。カメラの仰角俯角も手元で操作可能。
 

 このドローンで撮影した静止画。操縦する親爺と、サイドボードの上で所在無げなHubsan501S(以前のドローン)。画質も良い。
 


2/26
 暗い朝で、小雨も降っているが、雪ではないのでホッとしている。
 今日は我が軽4WDの車検が上がって来たと、自動車工場の社長から連絡を頂いた。で、借りていた代車で町場までオカカ
と一緒に出て、オカカは途中のスーパーでお買い物をしている間に車を受け取ってきた。いやいやいい腕だ、本当にしっかり
整備が行き届いている。
 今日は約3年ぶりに新しいドローンを購入した。DJIのMabic Miniと云う機体で、コツコツとため込んだヘソクリから支払った。
 まあ現役時代なら、左程考えずに買えた値段なのだが、今や年金生活者なので、小遣いをちびちび貯めるしか手はない。
 大凡、46000円前後で販売されている機体だが、親爺は41,060円で購入。少し得した気分である。この位の金額でも趣味
に使うお金としては、年金生活者には大金なのである。一寸情けない話だが・・・。
 だが、そんなことはあまり考えぬのが親爺の親爺たるゆえん。早速午後からはこの機体を設定する予定だ。楽しみ。
 小雨の降る薄暗い山里の朝。不動山も見えぬ。


 が、隣の謙ちゃんの家の桃の老木が、蕾を持ち、僅かに花開かせた。早い。


 ついに届いた新型ドローン。午後から弄るのが楽しみな親爺だ。199gの計量乍らジンバルカメラが付き、仰角俯角も手元の
コントローラーで操作できる。イヤイヤ楽しみだ。
 


2/25
 高曇りではあるが暖かい日で、山里は少々埃っぽい程・・・黄砂が来たかのかなと眺めるが立山がすっきり見えぬし、屋
根にも黄砂らしいものは確認できない。案外黄砂ならぬ杉花粉が待っているのかも知れぬ。
 昨日役2年ぶりに、新しいドローンを注文した。親爺は年金生活者だから、現役時代の様な衝動買いも出来ぬのだが、随
分前から、3軸ジンバル(3軸方向に対しカメラの傾きを補正する装置?)を装備した少し高画質のカメラ搭載の機体が欲し
くて、又、カメラの仰角俯角を手元コントローラで調整できる機能も欲しかったのだ。
 で、コツコツと、月々の小遣いから貯めていた金額が目標額になったので、躊躇わずDJI Mabic Miniという全備重量199g
という、日本の航空法の縛りを受けぬトイドローンの重量で、親爺の希望の機能以上を持った機体を発注した次第。
 昨年親爺とドローンを楽しんでいた、竹馬の友タクが逝って、がっくり来てしばらくドローンと離れていたのだが、昨年の暮れ
ごろから又再開して、最近我が山里の交流館長、M君が良い動画を撮ってSNSにアップしているのを見つけ、機体を問い合
わせたりしていたのだが、M君の機体と同じDJI社の機体を選んだ訳だ。
 まあ、親爺少し元気になって、また遊びの虫が頭をもたげたのだろう。明日にも期待は届くから、このページで新しいドロー
ン写真や動画をお見せできるかもしれない・・・。
 今朝は高曇り、暖かい。


 黒部の孫は完全装備で庭で遊んで、東京の孫はお風呂でつかまり立ち。二人とも元気ですくすく育っている。
 

 閻魔堂もすっかり雪が解けて春先の様だ。

 


2/23
 雪の降る寒い朝になってしまった、初の令和天皇誕生日だ。
 今日明日と連休になるので、黒部の孫が来る。明日ママの料理教室時代の仲間が富山市内で集まるのだそうで、その間
孫はジジババと過ごすことになったのだ。
 今日は生憎の雪で寒いが、明日は又気温が高くなり陽も出るとの予報だから積雪は心配は要らぬ。
 さてこれから孫に食べさせる、ジジ特製のうどんの出汁を取らねばならぬし、柔らかい薄切り肉を煮てやらねばならぬ。
 ジジは喜々としてこんな作業に取り掛かるのだ・・・・・。
 こんな雪になってしまったが、明日はまた晴れる。


 気に入ったショルダーバッグを買ってもらって大喜びの2歳4か月。ママ心づくしの離乳食を一生懸命食べようとする9か月。
 二人とも健やかに育てと祈るだけのジジババだ。
 


2/22
 今年ばかりは三寒四温と云う言葉が当てはまり難い。強いて言うなら「小寒多温」で、二晩ほど雪がちらつき少しの積雪
を見ても、その後に数日の晴れ日を含む暖日が続き、積もった雪を跡形もなくする。これが関東の平野部の話なら、何と
いうことも無いのだが、北陸の豪雪地帯の山間部である、我が山里での話なので珍しい・・・。
 立山の雪は例年並みとの話が聞こえてくる。ただしこれは標高2450m室堂平周辺の事であり、親爺が下から眺めてい
る限りでは、標高の低い、概ね1500m以下の処ではかなり少ないような気がする。もちろん複雑な地形に強風が吹くエリ
アだから、一概にいう事は出来ない。沢筋や稜線でも吹き溜まりや吹き曝しと、雪の量は千変万化である。
 もう、小屋の心配も小屋開けの準備からも解放された身の上だが、40年に及ぼうかという年月を山小屋親爺で過ごして
来た身には、習い性として沁みついている「心配」である・・・。
 昨日の自動車工場への行き帰り、白い立山が美しかった。


 お雛様を飾った黒部の孫と、ジジのプレゼントのミニカー大好きな東京の孫。二人とも元気で、ジジは嬉しい!!
    


2/21
 如月も二十日を過ぎて、我が山里の雪は殆どない・・・と云う言い方が一寸正確ではなく、昨年師走すえから正月、小寒
大寒を過ぎ節分立春まで雪は降らず、積雪の無かった今冬だ。
 それが立春を過ぎて、目が覚めたのか冬の神は70cm程の雪を積もらせたが、数日で溶け、そんな繰り返しで今に至る
のだが、まあほとんど雪のないこの冬で、こんなことは親爺の記憶にもない。
 でもこの冬の生活は、親爺やオカカの生活には何とも長閑で、心地よかった。雪のないエリアの生活とは冬と云っても、
こんなに快適なのだと、しみじみと思ったものだ。
 今日も暖かい快晴の日。我が軽4WDの車検整備にでも行って来よう。
 朝日の中に鍬崎が大きく見える。


 不動の山も又雪衣を脱ぎ捨てた。


2/20
 昨日午後、立山にガスが出ているのは知ってはいたが、ドローンを持って村はずれまで出かけ、ドローンを上げて見た。
 親爺の持っているのはトイドローン。その分気軽に飛ばせるが、カメラの機能もたかが知れているし、ジンバルも付いて
いないから、動画は機体の傾きをそのまま映すし、その分落ち着いた動画は撮れない。画質もしかりだ。
 今までは物珍しさで、上空からの写真と云うだけで満足していたのだが、ここ2年ほどの間にドローンもずいぶん進化して
ジンバルに取り付けられた4Kカメラ、しかもカメラの仰角、俯角を操作で来て、更にデジタルながらズームも利くという機体
が50,000円以下で販売されている。もちろんGPS,FPV,オートリターン自動高度維持等と云った基本機能はついており、更に
親爺には未知の、いくつかの便利な機能も付加されている様だ。
 こうなるともう、即注文してしまう親爺だったが、最近は年金生活者で、小遣いもかなり制限(厳しく制限)されているので、
以前の現役時代の様な訳には行かず、ネットなどで、様々な情報を集め、あれこれ比べたり、より安価なものを探したりし
て楽しんでいる。
 で、現有のトイドローンで撮った画像だけで今日は絵日記を書いている。
 離陸直後、地上高度20mくらいかな・・・。


 地上高度80m程から常願寺川と立山大橋そして曼荼羅遊園(閉鎖中)を見る。


 残念ながら立山はガスが掛かっていた。鍬崎はすっきり見えた。


2/19
 昨夜村の役員会があった。
 我が芦峅寺は1組から9組まで9つの組が有り、村下から順に十数戸ずつ組分けされている。そしてその各組には各々
組頭正副2名がおかれ、村役員ともなり18名、さらにこれに総代(村の長)、副総代2名、地主総代と加わり村役員会が
成立し、様々な村の事々を決める。
 と、まあどこにでもある自治会組織の様なものではあるが、僅か130戸足らずの集落ながら、村の共有地などの貸付、
村の山小屋(剱御前小舎)、雄山神社初詣等々からの収入の多い村で、年間収入も相当大きい。それに加え山岳信仰
の村としての伝統行事も多く、結構な議案が出てきて、役員会は月1回、必ず開催される。
 さてその村役員、親爺たちの組は7組で(随分村の上手なのだ)、その組々で選出法も多少異なるが、凡そは当番制
であり2年単位の持ち回りである。
 で、昨夜、親爺と隣の早月小屋の謙ちゃんの凸凹コンビによる当番が無事終わった。今朝は早速引き継ぎの書類(大し
たものは殆どない)を次の組役員に渡し、身軽な身となった。いやいや爽快である。
 これで少なくとも6年はこの役は来ない。雪が止み青空が広がり始めた今朝の山里である。


 これは粟餅で餡をつつみ大福にしようとした失敗作。餅部分が粥餅状になり、餡が包めぬ。で、ラップでくるみそのまま食べた。
 しかしこれが何とも美味しく、ちょっと食べづらいが、粟餅ベースのぼたもちと云った処。
 


2/18
 昨日積雪がゼロになったと書いたが、今日は又この雪景色だ。
 これが、我が山里の如月半ば過ぎの頃の本当の姿なので、親爺には違和感は全くない。でもこの冬に関して言えば、確か
に昨日の積雪はゼロだったのである。
 昨夜のうちに大雪注意報が発令された。「二月半ば過ぎの雪、何のことやある。」と、親爺は高をくくり寝に付いたのだが、
確かに今朝は17cm程しか積もらず、準備万端備えのしっかりした我が山里には、痛くもかゆくもない雪だった。
 尚今夕までに25cmも降るとの事だが、現在は小康状態、雪は止んでいる。親爺の予想では10cmが目いっぱいだろう。が、
もちろんこれは我が山里、芦峅寺に関してのみの事、黒部宇奈月などはもっと降るかもしれぬし、スキー国体の開幕されて
いる南砺市などでは、もう少し雪が欲しいところだろう。
 寒々とした景色となった今朝の山里。


 ”雪景色 もう見飽きたが 又来る”


2/17
 コロナウイルス騒ぎで、うんざりする程の報道合戦だ。主な内容は感染拡大、ウイルスの脅威などで、特に大型旅客船の
動向には世間の目が注がれる。これについては海外からの批判なども多い様だが、ではどうしたらよいのかという具体的な
代替え案などはどこも出しておらず、勝手に言いたい放題を言っている。
 親爺などこんな問題になったら手も足も出ない。出ないからできるだけ口も出さず、ジッと行方を見つめ、少しでも安心でき
る情報はないのかと、じっと待っているだけだ。
 感染者数は報道されても、感染した方々の予後については、死亡者数ばかりが報道され、完治した方々もいるのにそれは
殆ど報道されない。親爺の不思議第1がこれ。
 さらに、このウイルスに感染したら、重篤な症状から死に至るしかないかの様な、声高な脅威のみの報道、少なくとも親爺に
はそう聞こえて仕方がない。未知な部分はあるにせよ、インフルエンザより脅威は低いという専門家の声はほとんど報道され
ないのは何故だろう。親爺の不思議第2がこれ。
 完治者の血液から、このウイルスに対する抗体を抽出し、それを重篤な患者に投与し、高いの効果が出ているというニュー
スなど殆ど報道されたのかされてないのか分からない。民心を落ち着かせるこの様な報道は、どうして控えめになるのか不思
議で仕方がない・・・不思議その3である。
 まあ、親爺如きがこんな不思議を列挙した処で、屁のツッパリにもならぬからもう止めよう。精々手洗い励行して風邪を引か
ぬよう心掛けるしかあるまい。
 今日も割と暖かい。山里の積雪はゼロになった。


 黒部の孫が一月ぶりに我が家へ来た。おしゃべりが面白い。     東京の孫は9ヵ月、少しづつ腕白が出て来た。
 

 我が家の庭の雪も見事に解けてしまった。未だ如月半ばであるが・・・。


2/15
 気温は高いのだが、曇天でこの後雨が降るとの予報の今日だが、親爺はウロウロと村はずれまで出かけ、ドローンを上げ
て見た。一寸バッテリーの充電が不十分だった様で、残量が急激に減って、余り上昇させられなかったのだが、3分ほどだけ
飛ばしてみた。
 トイドローンの画質だから大した絵は撮れない。しかもジンバルも付いていないしカメラの角度調整も当然できない機種であ
るので、まあ本の遊びではある。それでも面白くてたまに飛ばしたくなるのは、若いころからやっていたラジコン飛行機の延長
線上で楽しんでいるからだろう。
 今日は一か月ぶりで黒部の孫が来る予定だ。孫が風邪を引いたり、ママが体調不良だったりで来れなかったからだ。
 ジジもババも楽しみにしている。2歳5か月足らずだが、言葉が増えて会話ができる。それが面白くかわいいのだ。
 今夜は我が家で、組寄り合いと称する、近所10軒りの会合が有るが、恐らくおしゃまで、お茶くらい出しに来るかもしれない
と、ジジはひそかに楽しみにしている。
 曼荼羅遊園はまだ少し雪の中だ。


 親爺のドローンもちょっと古くなって来たかな?親爺も古いから丁度いいのかも・・・。


2/14
 暖かい朝。昨日も今日も暖かいので、雪がどんどん解けていく。
 スキー場は国体が開催できるほどに雪を確保したそうだ。アルペンやノルディックの距離競技は南砺市で行われるのだが
ジャンプ台が無いので、ジャンプ競技だけは川向かいのスキー場で行われるらしい。先の土日はその川向かいも大賑わいだ
った様だから、この雪もいくばくかの恵みをもたらしてくれたと云う事だろう。
 が、その雪も激減。スキー場のように雪を寄せ、圧雪してコースをキープしている処も大変なことだ。
 親爺たち一般の者にはありがたい小雪だが、雪の多寡一つでも悲喜こもごも、いろいろな事のあるものだ。
 明後日は月例の仏事が有る閻魔堂。雪が少なくなって除雪作業は不要だ。


 年に一度目にするチョコ。オカカからもらった。今日はバレンタインデー。


 庭の雪が屋根からの落雪で圧雪状態。そこで山水を利用した融雪散水が大活躍だ。
 


2/13
 昨日から予報通り暖かくなって、親爺も少しほっとしている。
 例年と比べると本当に少ない雪で、先の70cm程の雪は、不意をつかれたので驚いたのだが、生活に支障を及ぼすことは
殆どなかった。特に雪に慣れている我が山里などでは、万全の備えがしてあるので、実際に不自由は殆どなかった。
 とは云え、玄関先の除雪や、車庫前の除雪と、屋根から滑り落ちてくる雪の始末など、細々した作業は必要になり、これは
親爺がほとんど役に立たぬので、オカカが奮闘してくれ、心平も手伝ってくれた。
 で、昨日からの暖かい日の有難さが、一層身に染みるわけで、今週末から来週日曜まで、あと四日ほどは最高気温十数度
を超える様な日が続くとの事。この雪も解け切るかもしれない。
 現在積雪32cmまで少なくなった我が山里だ。


 孫の玩具が並ぶ窓際。先週はお熱が出て来れなかったが明後日は来るだろう。 庭は屋根の雪が落ちて圧雪になっている。
 


2/12
 30日分ずつ貰っている薬が明日で切れる。で、今日今から富山市内の病院まで薬を貰いに行ってくる。血圧測定や、血中
酸素濃度のチェックを受け、薬を貰って来るだけだが、病院での時間を含め2時間半はかかる。でもまあ、月に一度の事なの
で、しっかり通い、体調不良の時は先生に相談し更なる検査を受けたりもする。
 親爺も前期高齢者、しっかり身体の管理をしておかないと、は他に迷惑をかけてばかりという事にだけはなりたくない。
 今日は天気が良くなったが、まだそこここバリバリに凍っている。気を付けて軽4WDで出かけよう。
 大日のガスが切れ顔を見せ始めた。


 山里もまだ雪が多い。50cm程の積雪。


2/10
 この冬は雪が無い12月~1月だったが、2月に入り立春を過ぎたあたりから雪がやって来た。一晩に30数センチあまり
の、我が山里では当たり前の雪なのだが、それ迄あまりにも雪が無かったため、すっかり軟弱になっていたわが村人は一寸
焦った。しかもそんな雪が2,3日続いて、積雪は一時的にだが70cmを超えた。気温も氷点下まで下がるし、雪も続くと今ま
で切られていた、体内の冬モードのスイッチが漸く入る。そして元気な雪国の住人になって、この程度の雪には動じず、除雪
作業に精を出す。が、親爺などはもういけない、冬モードなどとっくに故障しているので、風邪などひいて周りに迷惑をかけな
いようにするのが精いっぱいだ。
 で、居間の窓から外を眺めると、見慣れた雪景色で、今がまだ二月だという事を思い出す。
 古い民家が取り壊されて、我が家からも良く見える様になった閻魔堂も、雪景色の中だ。


 川向かいのスキー場も滑れるようになって、昨日は久々に賑わったようだ。


2/9
 黒部の孫の熱も下がったと連絡があった。何よりうれしい知らせだ。
 今日は黒部までお見舞いがてら、孫の顔を見に行こうと思っていたが、昨夜から又雪が降り出し、今朝の積雪は65cm
となってしまって雪はまだ降っているので、取り止めた。
 いやいや親爺もこの冬を完全に舐めていた。立春を過ぎたから大丈夫等と思い込む様では、親爺も焼きが回ったとしか
思えない。立春どころか、3月になってドカ雪が来る我が山里で、親爺がまだネパールに通っている頃のことだから、もう20
年も昔のことになるが、4月の20日頃に帰国し、芦峅寺に帰り着いたら雪が降った直後で、20cm程の残雪が有り驚いた
事さえある。我が山里とはそんな所なのである。
 予報ではもう止まねばならぬ時間だが、雪はまだまだシンシンと降っている。


 いやな雪だが、冬だから雪が有るのが当たり前なのだ。が、まだ雪下ろしも心配ない程度の雪だ。景色は見事だが。
 


2/8
 山里は寒く、雪が間欠的に降っている。
 黒部の孫が昨夜からまた熱を出した。食欲もあり元気なのだが、鼻水と咳があったらしい。ママが早速朝一番でかかり
つけの小児科へ連れて行った。インフルエンザではなくただの喉風邪との事で、今は熱も下がり元気にしているとの事、
ジジババも少し安心した。保育園に通っているので、うつされたりうつしたり、ちょくちょく熱を出す。でも元気ですくすく育つ
上には、その熱で抵抗力をどんどんつけていくのだろう。2歳4か月まだまだ赤ちゃんだが・・・・・。
 で、結局我が家へ遊びに来ると云う予定はキャンセル。楽しみにしていたので寂しい親爺だ。
 この寒さも明日まで、明後日からは少し暖かい日が続きそうだ。
 来週でも、元気に又孫が遊びに来てくれるだろう。


 寒い朝であちこち凍りついている。

 


2/7
 快晴の朝で、陽射しが銀幕に弾け、眩しい雪景色が広がっている。冷え込みも厳しく、今朝の山里では氷点下8~9℃
だったと思われる。至る所未だバリバリに凍りついている。
 無雪のまま立春を迎え、ここにきてこんなに雪が降るとは少し意外だった。少しと云うのは、立春過ぎの雪など当たり前
の山里だからで、そのこと自体はあり得ると思っていたからだが、すっかり無雪に慣れた冬に居たため、僅か60cm足ら
ずの雪に驚いた訳である。人とはいかに易きに流れやすいものか・・・。
 もうすっかり軟弱になっている親爺だが、今朝の寒さも部屋の中では苦にならぬ。戸外へ出れば滑るし、まあ部屋でゴロ
ゴロしているに限る。
 快晴の山里だ。


 木々もすっかり雪の花を咲かせていて、賑やかだ。


 とにかく寒くい朝だ。この後気温はぐんぐん上がるだろう。


2/6
 昨日から今朝にかけて、我が山里に降った雪は、0cmから積もり積もって56cmとなった。
 村の古老たちが良く言ったものだ、「一夜に二尺は当たり前、三尺もたまにある。」いわずもがな、我が山里の降雪量
のことである。
 がこの冬はそんなことはすっかり忘れていた。たまに5㎝程も降っては消えで、この立春まで殆ど無雪の山里だった。
 ところが、昨日から降り始めた雪は、今朝には56cmの積雪となり、我が山里の景色は本格的な冬景色となったのだ。
 寝ぼけ眼で、親爺部屋のカーテンを開けた先には、こんな景色が広がった。


 昨日の日中はまだこの程度の雪だったが、今朝目が覚めると村はすっぽり雪に覆われていた。
 

 まあこの後、晴天や暖かい日が続くらしいので、この雪景色も今冬のハイライトとなる事だろう。
 


2/5
 今日は立春明けの日だが、明日まで雪が降り続くという予報だ。
 この冬程、雪のない冬は親爺の67年の人生でも初めてのことで、立春明けの雪とは言え3~40cmも降れば、この冬
一番の積雪となるだろう。
 今朝一番で村はずれを一回り(勿論軽4WDで)して来たが、どこもここも雪が無い。先の雪も解けてしまったようだ。
 我家も屋根の融雪装置は一度も使わず終わりそうだ。


 村はずれも、除雪?で積み上げられた雪だけで冬枯れの寒々しい景色が広がる。


2/4
 立春だ。我が家も昨日豆まきをした。殻付きのピーナッツを豆に見立て、各部屋数粒ずつ、家中の部屋に豆をまいた。
 余ったピーナッツをつまみながら茶を飲んでいると、長女次女から孫たちの写真が送られて来、それぞれに豆まきを
した様だ。
 立春の朝の大日岳、昨夜も又薄い雪衣を重ねたのだろう。


 保育園で作った鬼の面をパパにかぶせて豆をぶつけて鬼退治。2歳4ケ月の黒部。
片や東京は袋入りのまめを拾うばかりで撒かない。でも僕の初の豆まきだ。
 

 芦峅寺山里の我が家は庭がまた昨夜の雪で、真っ白になった。立春の朝である。
 


2/3
 節分だ。
 昔は賑やかな豆まきをした我家だが、今は親爺とオカカの二人だけ。豆まきもするにはするが、とても簡素に姿を変え、
市販の小袋詰めの豆(ピーナッツなども含む)を二三袋ずつ、「福は内福は内、鬼は外、福は内」と昔ながらの我が家に伝
わる掛け声で撒く・・・まあ、これで我家の節分の豆まきは終わりである。実に慎ましい豆まきだが、これが終わらぬと春が
来ない。明日の立春を迎える前夜祭だ。
 閻魔堂石段わきの桜に氷の花が咲いた。
 

 大日岳がかすかに姿を見せている。


2/2
 風邪も鼻水と咳のみとなったが、夜具にくるまって体が温まって来ると、ゴホゴホと咳が出、隣のオカカに移してしまった。
 滅多にのどなど痛くならないオカカが、今朝はうがい薬でゴロゴロやっていて、「きっとうつったんだ・・・。」と言っていた。さも
あろう、親爺も自分の咳で何度も目が覚めた。が、熱も出ぬし食欲もあるし、外に辛い事も無い。外出を控え大人しくしている
のが良さそうだ。
 さっき、すっかり風邪の癒えた孫と、長女からlineテレビ電話があった。元気で普段に戻った二人を見て親爺は嬉しく、特に
孫が「ジジ、シュキ!」と云ってくれたのが嬉しく涙腺ウルウルだった。がその直後、テレビの子供番組を見ていたのだろう、
あっさりと「バイバイ。」と来たのには参った。
 親爺とオカカも早く風邪を治し、元気にしていなくてはと、元気をもらったテレビ電話だった。
 今朝は青空が広がり、気温も上がってきている。


 我が家の庭の雪もまもなく溶けてしまうだろう。


2/1
 二月一日となり、ここにきてようやく窓外に雪景色を見ている。が、外の雪はたかだか10cmあまり、山里の時期として
はいかにも少ない。
 でも、今までが殆ど無雪状態だったので、外を見ては「おう、雪が有る」とおかしな感心をしてしまう親爺だ。
 昨日から一寸喉がイガイガすると思っていたら、夕方には喉が痛くなり、37℃程の微熱が出だした。これはまずいと、直
ぐ、立山町内にある耳鼻咽喉科医院へ駆け込んだ。鼻炎気味の鼻の掃除や、喉に薬品を塗ってくれ、吸入まで、耳鼻咽喉
科ならではの治療を受け、4日分の薬ももらって来た。初期の喉から来る風邪には実にこの耳鼻咽喉科が良い。
 それにしても何とも情けない軟弱親爺になったものだ。寒いと直ぐ風邪を引く。
 この雪も間もなくやむだろうが、寒いのには閉口する。
 親爺などこんな雪景色で風邪を引く・・・。


 



 ”寒々と 如月となり 白き朝”


1/31
 寒い朝だ。外は真っ白に雪景色、昨日寝しなから降った雪だ。
 この時期の積雪としては僅か、7~8cmだから雪の中には入らぬ量だが、この冬は今までズ~ット雪が無かったから、
かなりの雪景色に見えるのだろう。
 親爺など窓外の景色を見るたびに背筋が寒く感ずる。で、早速使い捨てカイロを張ってもらった。それでも寒い。居間の
温度も16℃で、今、温風ヒーターも入れた。寒いと思っているとてきめんに風邪を引いてしまう軟弱親爺だ。
 昨夜は敷き電気毛布をシーツの下にセットしたが、そのためにはベッドを動かし、重いマットレスも動かさねばならぬの
で大変だった。しかもタイマーのセットが難しく、小一時間もかかった親爺である。何とも早や、役立たずになり下がったも
のだ・・・。
 見るに丁度な雪景色だ。今朝の山里。
 

 不動山も雪景色。


1/30
 昨日、東京の次女と孫が帰った。富山駅までオカカと二人見送ったが、丁度新幹線に乗る直前にママの抱っこひもの中
で寝んねして、結構いい子だった様だ。東京駅にはパパが出迎えていて、我が家で寛いでいる写真を送ってきた。
 黒部の長女も回復。明日には床上げするそうで、寂しい想いをしていた黒部の孫も明日は、保育園から帰ってくる頃には
久々にママに抱っこして甘えられるだろう。
 それにつけてもパパが頑張ってくれた。自分の妻と娘の世話を、本当に一生懸命してくれた。義父たる親爺もこの婿殿の
献身には瞠目し、感謝した。
 もともと煩悩の多い親爺だが、孫と云う宝を得て、この孫可愛さの余りの煩悩も又抱え込んでいる。我ながらいかんともし
難い様だ。でも、孫の可愛くないジジババとはあまり聞いたことがない。だからこれでいいのだ、と、開き直っている。
 雪のない山里の冬が続いている。今日もこんなだ。
 閻魔堂の杉木立にも、前庭にも雪が無く、これが1月30日大寒の中の風景だとは信じられない。


 大日も山頂部は見えぬが、雪は多くはなさそうだ。


 不動の山の冬枯れの姿は初めて見るかもしれない。


1/29
 黒部の孫の熱も、座薬と投薬で夕刻には下がり、遊び始めたそうで、ジジババはほっと一安心。のどがイガイガしているの
だろう。まだちょっとダルそうだが食欲もある。
 こんな時にママがダウンして伏せっているので、パパが付き切りで看病。大したものだ。
 今日は一週間滞在していた東京の孫と、次女が帰京する。すっかり我家にもなじみ、ジジババにも懐いたのだが、東京に
家があるのだから致し方ない。
 昼過ぎに富山駅まで送って行き、その後は黒部へ一寸見舞いにより長女の顔を見て来よう。
 暖かく山には霞が立っている。


 全く雪のない山里だ。昨日は箱根で雪だと云うのに・・・。
 


1/28
 一昨日から風邪をこじらせた長女がダウンし、親爺は黒部に2日ほど、夕方から手伝い(子守)を志願していったり来たり。
そんな訳で、このHPも3日更新できなかった。
 幸い長女は復調し、あと三日ほどで復帰できるだろうが、今朝になって黒部の孫が熱を出した。昨夜も大好きなカレーを
食べず、うどんなどの汁物を欲しがっていたし、鼻水と、咳が一寸あった。
 今日はパパが休暇を取って、一日娘の世話に当たっている。早朝から近くの小児科に行き、座薬と薬を貰って来たそうだ。
 大変だろうが、パパ頑張れ!!
 我が家には東京の孫も来ていて、こちらは元気。ジジババにもすっかりなついて、ジジの膝にも登ってくる。
 歩行器も完全マスター。自由自在に動き回ることを覚えた東京。   昨夜も元気で爺と遊んでいたのだが、今朝は熱が出てしまった黒部。
 

 相変わらず雪の無い我が芦峅寺の山里だ。
 芦峅寺の山里は雪の無い冬が続いている。


1/25
 孫の滞在4日目。随分ジジババにも慣れて、ママの顔が見えなくなっても爺か婆が抱っこしてやれば泣かず、抱かれた
ままジジババと遊ぶようになった。
 今日はババが運転して、ママと孫はお買い物。その間に爺はHPを更新。
 昨日は心平が午後からぶらりとやってきて、いろいろ相談したいとの事だったが、主題は僅か10分ほどで片付き、後は
山での猟の話やら、馬鹿話ばかりで、あっという間に時が過ぎた。
 心平は50歳直前だが、考え方や、山の仕方(山歩き、山仕事、猟、釣りなど等)が古いタイプの山人に属し、親爺たち
芦峅寺の伝統的な山人と同じだ。
 だから親爺の古い話もよく理解してくれるし、心平の話も親爺にはよく理解でき、価値観が極めて似通っている。
 そんな中で、真砂沢ロッジと云う極めて劣悪な環境下の山小屋を営業し、守って行こうとしているのだから、大したもの
だ。このロッジは雪崩の通過点、否、交差点と云う立地なのだが、剱岳登山、特にバリエーションルートを目指す登山者
にとっては、また仙人、黒部方面への通過点としても、極めて重要な拠点である。それ故半ばボランティア的な山小屋と
なっていて、なかなか経営は難しいのだ・・・まあ、これを書き始めるときりがない。
 今朝も雪の気も無い、寒中の山里だ。


 我が家の主役の東京の孫。ジジババにも随分懐いてくれる。明日は黒部のオネエチャンも来る。


1/24
 昨夜は久々にジジが孫を風呂に入れた。寝起きでタイミングも悪かったのだが大暴れで、湯船の中も、体を洗っている
間も、もうずーっと泣きっぱなしだった・・・。
 で、今朝はもう隣で、一生懸命遊んでいて、ママの顔さえ見えていれば大丈夫だ。
 普段東京で、ママと二人でいる時間が圧倒的に長いからだろうか、8ヵ月と云う時期もあるのだろうか、たまにしか顔を合
わせぬジジババに慣れるには、もうしばしの時が必要なようだ。
 又雪が解け切った芦峅寺の山里。


 我家の現在の主役はこの東京の孫、8ヵ月である。    明日はもう一人の主役もやって来る。黒部のオネエチャンだ。
 


1/23
 暖かい雨の朝。雪は殆ど解けた。
 とは言え春にあらず、まだ寒中の一番寒い時期である。
 昨日東京の孫が来た。賑やかで可愛くて、我家に灯がともった様だ。未だママの顔が見えなくなると泣きそうになることも
あるが、前回より速い速度でジジババを理解し、ババに抱っこされたり、ジジの膝に登って来る。
 ババの煮た薄い重湯の様なお粥に、ジジが拵えた出汁の効いたくず餡の薄いのをかけて、何時もより良く食べるそうだ。
 これから一週間足らず、東京の8か月の孫と暮らす。そのうち日曜日には黒部の孫もやって来るだろう。
 すっかり雪が解けた我家の庭。


 孫とは本当に可愛いもの。爺と婆の宝だ。 ジジの送ったテントで遊ぶ黒部の孫。ジジに抱っこされても泣かなくなった東京の孫。
  


1/22
 今朝は寒く、至る所凍み付いた。が、雪は降っておらず、昨日のか弱い日差しでさえ、僅かな残雪は溶け少なくなった。
 今日は東京から、8ヵ月になった孫とママが来る。正月の人混みを避けた形だが、その分まだ産休中のママだから、
ゆっくり滞在できる。7日ほど山里で過ごす予定だ。
 もう這い這いは勿論、つかまり立ちもするので、ジジババも歩行器を持ち出したり、危なそうなところがないか点検したり
結構準備に大変だ。もっとも9割以上オカカが担当だが…。
 この冬は雪が少ないので、車での出の送迎も楽だ。このあと11:00過ぎには出迎えに出発する予定だ。
 今朝の不動山はもう、雪が殆ど無くなった。
 

 我が家の庭の積雪に怪しい足跡・・・オカカの足跡だった。


1/21
 朝、目が覚めると窓外に雪景色が広がっていた。
 大寒の翌朝である。雪景色が広がっていて当たり前どころか、雪に降り込められて、雪に飽いている頃だ。が、この冬は
雪が全くなかったから、この山里が豪雪地帯にあることを忘れて居られた・・・。
 雪の戸外を眺めながら「雪景色も良いものだ。」などとほざく豪雪地帯の親爺だ。そしてその程度の雪の量だ。
 今また少し降っているが、それとて僅かなもの。午後には雪は止むとの予報だ。
 恐らくこの冬は屋根の雪も下ろさず、融雪装置も無可動なまま春を迎えるかもしれない。そんな雪ならチットモ怖くないし
生活の支障にもならない。でも恐らくこの雪の量では、スキーも出来ぬだろうし、雪山の狩りなども可なり難しいだろう。せい
ぜい雪景色を眺めるくらいのものである。
 なかなか大自然のなせる業は、人間の都合よくばかりはならない。
 我が家の庭も真っ白になった。


 さてさて、どこもかしこも白く雪に覆われた。こうなると我が山里も雪国だったことを思い出す・・・。
 


1/20
 全く雪のない大寒の朝だ。
 恐らく親爺の記憶の中にはない、今朝の光景だ。
 でも二階親爺部屋の窓を開けると、来拝山が薄く雪を纏っており、川向かいのスキー場も最上部の方が薄く降った様
でした。が、我が山里も不動の山にさえ雪は見えません。
 僅かに白くなっていた今朝の来拝山。(左奥)


 川向かいのスキー場上部が少し白くなっていた。


1/19
 晴天の雪の無い大寒前日の山里だ。
 朝から低く弱い日差しが射し込み、我が家の物干場を温めてくれているから、居間に続くしきり度を開けておくと、暖気が
流れ込んでくる。
 朝食後は、ほぼこの居間で過ごす親爺とオカカなので、暖かい部屋は有難い。しかも天然のエネルギーで温められるの
はとても気分が良い。でもこれはあまり当てに出来ず、一寸かげると寒くなるから、四六時中気を付けてないといけない。


 我家の庭にも雪が無く、道路にも全く雪は無い。
  


1/18
 寒く、霜が降りているし所々凍ってはいるが、相変わらず雪のない山里だ。
 今朝は久しぶりにドローンとカメラを持って村外れに軽4WDを駆った。雪が無い分寒々とした冬枯れの景色がむき出
しで、殺伐とした気分になる。
 雪があるとこんな殺伐とした冬の野山は、奇麗に隠れてしまい、白いベールに包まれたたおやかな景色に変わる。
 雪もここまで無いと、何だかよいものに思われてくる・・・身勝手な親爺だ。


 粟巣野スキー場も殆ど滑れないのではなかろうか?          大日が青空の下に見え始めた。朝靄も切れだしたのだ。
 


1/17
 今日は阪神淡路大震災からちょうど25年目の日だ。
 この日朝ニュースが流れた頃、親爺は未だ山里に居て、1年間の研修を終えたネパール人研修生10名を、会社の
25人乗りのマイクロバスで、関空まで送るため出発するところだった。
 ベテランの3人の運転手役が付いてくれ、引率係の親爺と10人の研修生を連れ、余り何も思わず出発した。
 北陸自動車道は無難に進んだが、米原ジャンクションから東名に入るともう大渋滞である。そして刻々と入って来る
震災のニュースは、想像以上に大きいもので、現地の様子が分かるに連れ、進退さえも考えねばならぬような状況と
なって来た。本社に連絡を取り、関空発の翌朝のフライトの予定を調べてもらったが、定刻通り出発の予定だというの
で、東名を彦根で下りて、信楽を越え、奈良経由で関空に入ることにした。当日宿泊のホテルは外壁が落ち、泊まれな
い。研修生は元気だったことが救いで、運転役で来てくれた、先輩社員の身内が奈良に居て、その方の手配や案内で
無事、一夜を奈良に宿り、翌早朝まだ暗いうちに宿を発ち、関空に到着することが出来た。関空では思いがけずスム
ースに手続きが済みフライトも定刻通りとなったのは助かった。ただ、その合間合間に見た、大阪湾の向こう神戸と思し
き場所から上がる黒煙、ちらちら見える炎が震災の大きさを思わせた。
 研修生を帰国させ、役目は終えた親爺たちスタッフの富山への帰宅が思いのほか大変だった事は、云うを待たない。
 25年前の震災。親爺もこの日と云えばあの黒煙と炎を思い出す。
 山里は雪がまた溶けて無い。


 寒い日はストーブに鍋をかけ、ポトフを煮込む。一日トロトロに混む。  大日もわずかに山すそしか見えない。
 


1/16
 昨日降った雪がもう消えてなくなろうとしている。今朝は冷え込んだが青空が広がる。
 今は寒の中、一年で最も寒く、我が山里に在っては雪に閉ざされる日々の最中のはずなのだが。
 「今年は楽な年で、一おろしだけだった。」「去年は三おろししたし、一昨年は四おろしだった。」とは、雪下ろしをした
回数の事だ。親爺の記憶の中では、平均二おろしだが、三おろし以上は大雪の年という事になり、この屋根の雪下ろ
しの回数を以て、その冬の雪の多寡を現した。
 が、親爺は融雪装置を屋根に載せ、雪下ろしと云う作業から解放された。で、その融雪装置に使う燃料の多寡で雪
の多寡を判断した。二晩も雪が降り続けば、300ℓの灯油を炊いた、2~3万円の代金だ。これは一回の雪下ろしの
作業代金よりちょっと安い程・・・という事で、雪が降りスキー場がにぎわい、除雪が日課になる冬の暮らしが始まり、過
ぎて行くのだった・・・何時もの冬は・・・。
 今年は冬にあって冬にあらず。雪が無いからだ。親爺には高い燃料費もかからず、除雪作業も無く有難い。が、これ
で困る人もいるのだから、もろ手を挙げて喜ぶこともできない。
 だから親爺にとっては有難い冬だとだけ、書いておこう。
 今朝の芦峅寺だ。


 昨日は雪が降ったり止んだり。                    我が家の庭も雪景色?
 


1/15
 昨日は寅さんの第50作目を見てきた。主人公不在の映画だが、寅さんを取り巻く家族のその後と云う話だった様だ。
 でも、その不在の寅さんが、思い出シーンにちょくちょく顔を出し、不在なのに寅さんの映画になっていた。
 親爺が青春時代から30代後半の子育て世代にかけて、生きてきた時代がこの映画の中にある。寅さんの活躍した
時代と自分の若い頃が同じだから、50作にも及ぶその作品その作品の時代が、良く分かる。
 で昨日の最終話の寅さん。オープニングが終わって直後、懐かしいとらや(車屋)の居間がスクリーンに登場し、老い
たさくらと博が現れ、さくさはすぐに判ったが、博はなかなかわからなかった・・・。そしてその台所側の出入り口には、手
摺が取り付けられていて、老いたさくらと博夫婦がここに暮らしている事が分かった。
 ドラマが展開される。光男は小説作家になっており、娘が一人。そしてその奥さんは6年前に病没し、柴又のとらやの
仏壇に遺影が置かれていて、今日がその7周忌の法要らしい。仏壇にはおいちゃんおばちゃんの遺影もあった。
 が、寅さんの遺影は無い。きっとどこかに生きているのだろう・・・・・。
 裏のタコ社長の工場はアパートになっていて、娘のあけみがその家族と住んでいる。当然タコ社長も旅立っているのだ
ろう。源公がいた。鐘をつき息切れを起こしている老いた源ちゃんだ。
 という訳で、まだまだ新しく展開するドラマの中で、寅さんに関わる人たちのその後が広がる。が、どうぞあとは映画を
御覧じろ。
 見終わって昼食を食べていたら、黒部の孫が熱を出したと娘からLine連絡。心配で可哀そうで、寅さんの世界から現
実の世界に引き戻された。
 今朝は寒いと思ったら雪が降り出した。不動山が白くなった。


 懐かしい寅さんの世界が、20数年の時を経て、今またスクリーンに現れた。老いたさくらと博、作家になった満男、相変わらずのあけみと源公。
 満男の娘が初々しく、満男が久々に巡り合う泉の昔を彷彿とさせる。老いたさくらと博が親爺とオカカに一番近い世代だ・・・・・。
  


1/14
 今日は寅さんの最新作を見に行く。
 学生時代から馴染んだこのシリーズ、主役の寅さんが居なくなって、49作目で途絶えていたが、また蘇るのだそうな。
 昨年末封切されたが、正月明けの今になって親爺とオカカは今日観に行く。
 さてどんな寅さん50作になっているのか。おいちゃんもおばちゃんももう居ないだろうし、桜も博も随分老いたはずだ。
タコ社長ももういないが、源公はまだいる様だし・・・・・。
 懐かしい想いが先行して、今から心が弾む。
 そろそろ出発しよう。映画館へは車で50分ほどもかかるから。


1/13
 一昨日から黒部の孫が来ていて、ジジは孫と遊び惚けていて、HP更新をサボった。昨夕孫は帰って行ったが、その頃は
親爺はかなり疲れ、ダウン。とてもPCには触れなかった・・・。
 知恵がつき、会話が成立するようになった2歳3か月、まだ眠くなって機嫌が悪くなったり、オムツも取れぬから、赤ちゃん
部分が十分残っているのに、「コレリンチャンノ!」「ジジイヤー、バァバイク」とか「オイチーネ」、「コワイコワイ」などなど意思
表示がハッキリできる。それが面白くかわいく、ジジ馬鹿は孫と遊び惚けたのだ・・・。勿論、ババも負けてはいない。
 だが困るのは帰り際。それと気配を察するや、孫はがぜん拒否。ジジババの手を引っ張り車の所まで一緒に行って、ジジ
ババも一緒に行こうとせがむ。これがジジババには辛い。どうにかママがチャイルドシートに座らせて、御機嫌取りのチョコや
グミを食べさせ、「又すぐ来るもんね。リンちゃんトーシャン待ってるぞ。」などとなだめ、「バイバイ」となって、お別れの一幕の
終了となるのだが、ジジババにはこれが辛いのだ。一時期、聞き分けの良かった時期があったのだがこれは今思い返すと
未だ状況認識が良くできなかったのだろう。今は知恵がついて、その時々の状況が良く分かるようになったのだ。だからこれ
も、成長の一つの過程、着実に成長している証拠だろう。と、理解していても別れがつらく、孫が可愛い爺である。
 という訳で、昨日は一日孫デーだった。
 22日からは東京の孫が1週間ほど里帰り。つかまり立ちし、一歩、二歩は移動しそうな勢いらしい。これも楽しみだ。
 もう止んだが、こんなに雪が降っていた今朝だ。


 13日の今日もまだ、こんな無雪期の儘の我が山里だ。 この冬がこのまま終わるとも思えないのだが・・・。
 


1/11
 寒い朝だが天気は良く、陽射しも低いながら、暖かい。
 昨日の晴れ間にも大日が奇麗に見えたが、今朝も朝日に輝いてまし色な姿を見せている。気温も少しずつ上がるだろう。
 一月も前半を過ぎ、正月気分も無くなった。我が山里も記録的な無雪状態で、こんな時に突然ドカッと降られると、参るだ
ろうななど、取り越し苦労をしている親爺だが、この後も雪はそんなに降らないような気もする。
 さて、黒部の孫がそろそろやって来る。忙しくなるだろうが楽しみな親爺だ。
 朝の大日。


 朝日が低いので、半分は日陰だ。


1/10
 今日も暖かい朝だ。わずかに小雨が降っている。
 ぼんやりしていると、今が寒の中で真冬であることを忘れてしまう。外を見ても雪が少ない・・・いや、全くないからだ。
 67年間この山里で生きてきて、こんなことは記憶にない。
 この冬はクリスマス寒波が来ず、年末寒波も来るには来たが、僅かな勢力だったらしく、我が山里の村も雪衣を纏っ
たのは僅か3,4日だった。
 恐らく50歳を過ぎ、体力の衰えを痛切に感じ始めた頃から、雪が大嫌いになった。除雪、雪下ろしという作業がほと
ほと嫌になった。が、未だスキーもしたいし、山スキーで雪の猟野を巡る銃猟もしたいしと、雪を歓迎する部分もあった
のだが、年を加えるごとにその比率が変わり、雪など面倒なだけのものになったのだ。
 雪が楽しめなくなると雪国の暮らしは辛い。で、オカカとせめて冬だけでもどこかに疎開しようかと真面目に考えた事
もあった。
 が、去年今年と雪を気にせずに済む冬が続くと、馬鹿親爺、一寸淋しく感じている。
 人間とは無いものねだりの親玉だ。でも、まだ、大雪に来てほしいなどとは間違えても思わない・・・。
 寒中でも雪が降らず気味が悪い山里だ。


 庭にも雪が全くない。                                    不動の山にも杉木立にも雪は全くない。
 


1/9
 トランプはかなり無鉄砲な男だと常々思っていたが、無鉄砲では決してなく、やりすぎなパフォーマー(おちょこちょい)
なのだと思うようになった。何となく以前の我が国のハトポッポ首相と重なる部分がある。
 大ぼら吹きなところは政治家向きなのだろうが、ち密な計算が出来ぬ只のほら吹きでは、お騒がせばかりで、やがて
国民からそっぽを向かれる。が、国、しかも大国と云うのは実にしっかりしたもので、決してほら吹きの首長の儘には動
かない。米国のイランに対する制裁が、武力行使でなくて良かった。
 中東は産油国エリアで、世界の油田が集中する。天然資源の恩恵の巨額の富は、非常に有難いものであろうが、また
厄介なもので、紛争が絶えない。世界の注目が集まり、思惑がぶつかり合い・・・・・。
 いやいや我々とて、その資源のスムースな供給の中で、日々の恵まれた生活を送ることが出来るのだ。決して遠い異
国の紛争ではすまぬ。
 と、外を見れば温暖化のせいなのかどうかは、親爺には断言できぬが今の時期には有るべき雪が無い。どこかの国の
少女が、ちょっと心配になる程ヒステリックに「我々若者の未来をどうしてくれる」とばかり叫び、それに賛同したふりをして
ヨットで大西洋横断と云う、パフォーマンスで国連事務所入りし、キーキー叫ばせ、偶像崇拝を嫌う宗教のエリアの人だが
この無垢な少女をジャンヌダルクのように祭り上げようとし、これはやがて自らのビジネスとする思惑が見えて、おお、彼
のグリーンピースが背後にいるのか等と親爺を勘繰らせる・・・。
 資源を巡る紛争。自然保護を巡る商売。唯我独尊の人々が世になんと多い事か・・・・・・・クワバラクワバラ。
 閻魔堂の中では、雪のない寒の中に、閻魔大王も更にぎょろりと目をむいて御座る。


 これが今日の芦峅寺だ・・・。雪が無い。

 


1/8
 世界の警察を自任するアメリカらしいが、これを認めない人々が許せないらしい。またこの認めない人々も結構な悪さ
を平気でする連中だ。で、アメリカが警察権を行使した処、この人々がミサイルをぶっ放してこれに応えた・・・。
 各々誇り高く、自ら頭を上げ生きてゆくのは良いが、自らの信ずるところが全てと、他を廃する行為に出るとこれはいけ
ない。イワシの頭を信ずるのも良いが、それを他にも信じよと強要するのは、新興宗教集団に等しい。そこに気が付かな
いと唯我独尊、他を廃する事が自らの信心の尺度となり、普通ではない狂信が始まる・・・怖い。
 しかし又、宗教とは心の支えとして、我々の日常の刹那刹那において必要不可欠であるかもしれない。しかし、心の支え
としては必要だが、宗教は得てして、偏狭な心の枷ともなり得る。これが怖い。敬虔な信者=狂信的信者とならぬことが肝
要だ。
 日本的な八百万の神々、時には仏様、キリストさま、マホメッドさま・・・・・。これが一番である。
 親爺は日本の平均的な神道仏教徒で、キリストもマホメッドもヒンズーの神々も、凡そ世の人々が親しみを込め信仰する
対称には、敬意を払うことにしている。
 暖かい雨が降り、春一番のような風が吹く、寒の中の我が山里だ。小雪は嬉しいが、ちょっと怖い気もする。


 LINEのお陰で、可愛い孫達には毎日お目にかかれる。雪遊びの黒部と日経新聞を舐めようとする東京。
 親爺には可愛い可愛い宝で、心の慰めである。願いは一つ、健やかに育て。
 

 冬季国体の会場は隠れて見えぬが、雪が少なく開催が危ぶまれる・・・・・。


1/7
 七草がゆを頂いた。我が家伝来の年に一度の味である。
 年に一度となると、美味いまずいは越えた味わいで、これで正月も終わったという事になる。
 これが今朝食べた我家の七草がゆだ。


 これが七草に見立てた正月飾り(鏡餅)を下げ崩した品々。           最近毎朝立てて飲んでいるFさんに頂いたコーヒー。
 

 昨日日テレの夕方の天気予報に、次女と孫が出ていた。
 こっちでは見られなかったが日テレHPで見つけ見た。ほんの数秒の映像だが・・・・・


1/6
 風邪がずいぶんよくなって来た。と思ったら昨日三女も帰り、明日の七草を頂けば正月も終わる。
 まあ、二年連続で風邪ひき正月だったが、症状は去年より軽かったから良しとせねばなるまい。年はさらに一つ重ねたが、
体力はまだ幾分あるのだろう。
 昔からの趣味で、親爺は日本刀を三振り程所持している。もちろん登録済みの真刀で、太刀(打ち刀)、脇差、短刀の三振
りだが、以前、もう一振り持っていた身幅の厚い豪刀、関住正直は重くて素振りも少々覚束なくなったので、叔父が他界した
時、その御霊の依り代として、従弟に渡した。従弟が喜んでくれ、刀箱まで拵え今もきっちり守り刀として保存している。
 で、我が家の残りの三振りだが、今は未だ、たまに親爺が手入れもし、太刀(築州山王住宗弘、清麻呂写)に素振りもくれ
られるし、脇差(古刀、備後三原貝正信)もまだまだ片手でも扱えるし、短刀もじっくり鑑賞できるから良いが、オカカが心配し
ている。
 と云うのは、親爺には若い頃にクラブ活動で齧った剣道の心得があり、素振りをするのも、二階、親爺部屋で、なんとこの
部屋は船底天井が張られ、もともと普通の家より40cmほど高い天井の、古い造りの上の船底天井だから、照明器具に気
を付けさえすれば、素振りも出来るので、親爺がたまに手入れを終えた刀を振っているのを見たのかも知れぬ。
 「あんたが惚けて、刀を振り回すのを想像すると、ゾッとするわ。」だそうだ・・・。
 クワバラクワバラ、クレグレモそうならぬよう気をつけねばならない。その中やばいとなれば長女の婿に全部引き渡そう。
 次女の婿は、仕事柄、所持するのが嫌そうだから・・・。が、まだしばらくは親爺自身で楽しませてもらうつもりだ。
 我家には嘗て猟銃を何丁も所持していた名残りの、壁に固定されたガンロッカーもある事だし保管場所には事欠かぬ。
 久々に趣味の刀の事を書いたが、こんなことをふと思い出したのも、風邪が癒えて来たからだろう。
 大日が良く見える。今はもっと良く見え、快晴だ。


 黒部の孫はババにもらったコートが嬉しい。東京の孫は初の正月。Lineが有ってジジババは嬉しい。
     


1/5
 孫と遊び惚け、風邪で寝込む寸前になり、昨日平常通りの診察を開始した近くの医院へ飛び込んだ。幸い危惧したインフル
ではなく、単なる喉風邪ながら、半ば持病の様な喉の弱さで、何かといえば風邪ばかり引いている親爺だ。
 インフルは予防注射を済ませているが、それでもかかると云うから恐ろしい・・・。
 医院でもらった薬が良く利き、症状も徐々に軽快になって来つつあるが、老いの身体は正直で、節々の痛みや、何とも言え
ぬ気怠さがなかなかすっきりせぬ。
 今こうしてキーボードをたたいていても、いつもほどのスムースさがなくやはり幾分風邪気味なのだと納得、気が滅入る。
 大好きな料理さえ面倒に感ずるし、先ず食欲が出ない。今朝も生卵かけごはん約6分目だ。まあ、去年はもっとひどくて、肺炎
一歩前で、飯が食えず、5~6kg痩せてしまった(結果良しなのだが)今回はそれと比べると楽な状態で、血中酸素濃度も96と
肺気腫を持っている親爺にはまずまずだ。
 まあ後はのどの炎症さえ治れば楽になるだろう。
 正月早々、病気話はかりの親爺である。
 山里はついに雪景色となった。


 これでも小雪。山里の見慣れた雪景色とは程遠い。


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 もう令和二年の元旦を迎えた。令和元年が8ヵ月しかなかったからで、元号の変化のある年は少々ややこしくなる。
 逆に言うと、平成31年は5ヵ月しかなく、西暦2019年と云うのは平成と令和が共存した年となる。
 こんな当たり前のことも、頭で整理して置かぬと、グチャグチャに混乱し、えーい、面倒な!西暦だけで良いとなる。
 まあ日本の皇紀もあるそうだし、それで行くと今年は2680年で、これは西暦+660年で計算できるそうだ。皇紀と
云うのは神武天皇の即位を起源としているそうで、色んな議論があるそうだが、神代の昔の話だから、これで良いと
決めればその国独自の基準となるわけで、西暦+660などと単純計算できるのが嬉しい。
 しかし身近を振り返ると、昭和という元号には懐かしい祖父母が居て、父母が居て、青春時代がある。、それに続く
平成にも力溢れる子育ての時代があって、それぞれの元号には何とも言葉では表しにくい様な情緒がある。
 年の初めに難しい元号の話など、頭が痛くなりそうだ。
 とにかく今日の元旦は、令和初めての元旦で、令和二年元旦である。
 令和二年が良き年であることを祈りつつ、さて今日は寝正月。


 今朝は雪が降っていない山里だが、高曇りでやや寒い。        この雪は昨日から降り積もった雪だ。
 

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