2020山賊庵絵日記(夏)          もうとっくの初夏となっていますが親爺には6月からが
                                                         夏なのです。で、項を改めてみました・・・。   6/1 親爺拝



8/13
 もうお盆の始まりだ。今年はコロナ騒動に加え、記録的な大雨をもたらした長梅雨の所為で、夏のギラギラした天候は、
そう長くなかったからか8月の声を聞いて時間の経過がますます早くなって、「もうお盆か」と云う言葉が出てくるのかも知
れない。山里は今宵ショウライ迎え(ショウリョウ迎え)をする。ご先祖様が家へ帰って来るのだ。
 だから、オカカは仏壇に花を飾り、お盆独特のお供えをし、親爺も線香立ての掃除をした。ここまでがご先祖様お迎えの
準備で、直ぐに済む。さてこれからが、帰省中の末娘と、今宵のショウライ迎えの松明を持って墓に出かける役目を担って
くれる長女夫婦、そして目の中に入れても痛くない孫の食事の準備である。今宵は皆お泊りなので賑やかになるだろう。
残念ながら東京の次女と、もう一人の目の中に入れても痛くない孫は、この時節柄来れなかった。
 まあ、これでいいのだ。親爺とオカカも年で、一挙に二家族に押しかけられると手に余る様になって来たから。
 さて、これから親爺は、孫に食べさせる、ちゅるちゅる(うどん)の出汁を準備せねばならない。忙しいが楽しい・・・。
 大自然の中、雷鳥のヒナが育つ。健やかに育てと我が孫たちに想いが重なる。


 今日の山里は残念ながら雨だ。出も涼しくて良い。


8/12
 今朝は幾分過ごしやすい。居間にはクーラーが稼働しているが、隣のDKの引き戸を開けて、丁度の感じだ。
 昨日一昨日の天気と云うものは、狂ったような猛暑で、両日とも標高420mの我が山里でさえ、35〜6℃もあったろう。富
山市内では38.5℃と云う最高気温、日本でもベスト3(ワースト3)に入るような猛暑だった。
 まあ、立山もそれなりに賑わったようで、山の日の3連休は今シーズン一番の賑わいだったのではなかろうか?
 トモちゃんが写真を送ってくれて、昨日の小屋の気温が16℃だと報せてくれた。まあ単純計算でも海辺の町からは17℃は
低い標高だから驚きはせぬが、山がつくづく恋しくなった。
 雄大な剱。


 今朝の山里からは立山は全く見えない。深いガスに包まれている。  閻魔堂も殆どの仏事が中止で、草いきれの中にひっそりしている。
 


8/11
 山里でさえ、朝から暑い。最高予想気温は富山市内で37℃だそうだ。が、今日で薬が切れ、まもなくお盆休みだ。で、朝
絡かかりつけの医院へ出向いた。軽4WDとはいえクーラーは効いていて、車内がすこぶる狭いから、その危機は抜群だ。
 9:20過ぎに医院到着。あらかじめ薬の予約をしておいたので、血圧測定、血中酸素濃度測定など診察を受け、直ぐ薬を
出してもらい、帰途に就いた。9:45頃か。院内マスク着用で、普段せぬマスクをつけての診察なので、酸素濃度が95程しか
上がらないが、普段なら96〜97出るのに、と家で再測定すると96は出ている。暑いので脈拍がやや高く、80前後・・・。
 まあ、この様な事で薬ももらって来て、お盆を迎え、御先祖様も家にお迎えできるだろう。
 それにしても暑い。
 山の日の連休中日、雷鳥平のテン場はやや密の状態。
 山小屋が受け入れ人数の制限をしているのだから止むをえまい。


 こちらではショウライ花と呼ぶが精霊花が転訛したもの。禊萩(みそはぎ)が庭に咲き誇る。
 このショウライ花はお盆のお供え物に欠かせない。


8/10
 昨日とは打って変わった真夏日の今日である。朝から山里は青空がくっきりと広がり、強く高い位置の陽射しがギラギラと
射し、親爺など大日の写真を撮りに庭へ出る気にもなれず、座敷縁側からパチリ。真夏の景色が目から飛び込んでくるので、
身体迄暑くなったような気がした。親爺は急ぎ冷房の効いた居間に避難。
 立山は高曇りで、2600以上にガスが掛かっているが、こんな日こそ歩きやすい登山日和だが、人は少ない。
 孫がお風呂にぬるい湯を張って、もう小一時間水遊びだ。「おやち、いなないから、あしょんでる。」だそうで、おやつも水遊
びの前では影が薄れるものと見える・・・。
 真夏の、長閑なひと時である。
 今朝の大日だ。


 昨夜から窓が来ていて、賑やかで楽しい。もう一月余で3歳。     ジジのつけ麺を特製にして、僅かに食べさせたら大喜びで食べた。
 


8/8
 昨朝も暑くはなかったが、今朝はもっと涼しく、室温ながら25℃だ。外気温もせいぜい24℃程だろう。エアコンも不要な朝
だ。3連休の初日だが、一寸出ばなをくじかれた感じで、立山へ向かう車は結構いたが、9:00現在静かなものだ。
 立山の山小屋にしても、いくらたくさんの客が来てくれても、定数以上は受けられないのだから仕方あるまいし、コロナ禍未
だ治まらぬ現在、商売など出来はしない。
 最近猛烈な勢いでコロナ疫が広まり、PCR検査陽性者数は相当なものだが、それに比べて重症者数は余り増えておらず、
それはそれで結構なことだ。医療の現場がこの疫病に対し、有効な治療を的確に行えるノウハウを身に着けたのかと、感心
し尊敬している親爺であるが、マスコミはそのことに関してはあまり報道せず、やたら悲観的で恐怖心をあおる様な事々ばか
り、ヒステリックに報せている。
 もう少し現状を正確に、淡々として事実のみを報道してほしい。罹患し回復し、社会復帰している人の数だとか、症状が軽く
風邪程度で済んだ人の数だとか、その辺りにももっと光を当てて報道しても良いのではなかろうか。
 涼しい山里の朝、そんなことを考えている親爺だ。
 一昨日、トモちゃんが送ってくれた写真。硯ヶ池が、ほぼ枯れた。写真最奥部の峰は竜王、手前は浄土山である。10数年
前、富山県護国神社、栂野宮司のお骨折りで、浄土山頂の軍人慰霊碑を修復するお手伝いをさせて頂いたことを、唐突に
思い出した親爺である。


 硯ヶ池の水源となっている雪渓が、こんなに早く溶けてしまったとは・・・例年より1月ほど早い。
 


8/7
 昨日の富山県の暑さは、37,5℃と、日本一の最高気温だったそうで、我が山里もその余波で、暑くてクーラーの効いた
部屋から外へは出る気になれなかった。
 が、今朝は一転して雨。気温も下がった。10:00現在エアコンなしの室温が、27℃だから、ややじっとりしてはいるが過ご
しやすい。
 立山もガスと雨で、折角の金曜日だが人影はまばらなようだ。
 昨日午後にトモちゃんが写真を送ってくれた。剱沢などの雪解けが例年よりかなり早く、所々雪が薄くなっている処や、もう
崩落しているところもあるので通行には十分な注意が必要だ。
 山里も雨、窓を開けると濡れた庭から涼風が入ってきた。


 不動山も雨に霞んで、その先の立山方向は何も見えない。        立秋の過ぎた山里に雨がふっている。
 


8/6
 立山もご覧の通りの天気だ。が、やはり人は少ない。
 先ず、アルペンルートが運べる客数を規制せざるを得ず、入山者が根本で少なくなり、そこへきて各山小屋なども受け入れ
する客数を、自主規制している。
 畳一畳に2〜3人等と云う詰込み営業は、嘗て山小屋の代名詞の様だったが、コロナ以前から立山エリアでは、畳2畳に3
人くらいがマックスとなり、今やコロナの影響で、120人規模の山小屋でも1/4の30人をマックスとしているらしい。
 今年の山小屋は商売にはならない。ならないが開けておかぬと万一の事故、異変に対応出来ない・・・。
 長い立山の歴史の中でも、こんなことは初めてだ。
 これもやがて乗り越えられ、立山の歴史の中にも刻み込まれるのだろう。


 庭の花もこの暑さの中、朝からいきいきと花を咲かせ輝いている。
 

 鷹の爪が色を付けだした。これはかなり辛い。   ニチニチソウは元気だが、隣の青唐辛子は長雨にしおれ引き抜かれた。
 


8/5
 暑くて外へなどとても出る気にならないし、出られもしない。出たらドラキュラのように5分も経たぬうちに倒れてしまいそうだ。
 親爺は夏の完全装備、甚兵衛スタイルで、クーラーの効いた居間と台所をウロウロしているだけだ。
 面白いテレビも入らないが、最近は今までならめったに見る事のなかった、バラエティ番組をたまに見る様になった。報道番
組がコロナ一色で、精神衛生上悪いし、東西2大国の、トランプ爺さんと、習親分のののしり合いが、益々気を滅入らせるし、
韓国の文親方の血迷いぶりや、その中の悪い同胞国の金暴王モドキに至っては、見るダニ不愉快になってしまうから、そんな
ものが決して出ない馬鹿バラエティーが良いのかも知れない。が、それとて20分がマックスで、結局本を読んで寝転んでしまう。
 まあ、もともとテレビは見ない方だし、強いて言っても相撲や、日本風土記の様な番組ばかりで、後はニュース位かな。
 いやいや、孫たちが子供番組では随分お世話になっている様で、それもぜひ必要だ・・・。
 今日の山里は暑い!!


 昨日親爺とオカカが、飛騨の直販センターまで出かけ買い込んできた野菜。
 これに16個1500円の固いコンポートにするための桃を加えて3000円余りだ。
 例年よりかなり高く、種類も少ないが、物によってはスーパーの半額以下だ。


 これは、帰路途中にあるパンダパンダと云うパン屋のカツサンド。昼飯に丁度良いし美味い。


8/4
 今日は朝から、久々の遠出(と云っても飛騨までだが)で、オカカと二人野菜の買い出しに行って来た。
 飛騨の産直センター「あじか」へ行ったのだが、やはり7月の長雨で、野菜の収穫は寂しいものだそうで、センターのスタッフ
もやや戸惑っている風だった。それでもものに依ったら普通のスーパーの半値と云うものもあって、いっぱい買い込んできた。
 で、帰宅するやトモちゃんから写真が送信されてきて、今日は空輸が行われたそうだ。
 「朝一で、剱御前小舎の後ろに虹がかかって、これは良い頃が有るぞと思っていたら、空輸が実にスムースに終わり、ああ、
これかいな、良いことは。」と一人笑ったそうだ。
 そのいいことありそうな写真がこれ。成程これは良い写真だ!!
 皆さんにもこの写真を見ていいことがあるかも・・・。


 空輸作業お疲れさん!!食料も燃料も届いた様だ。
 


8/3
 昨日大相撲が終わって、親爺とオカカのテレビ桟敷も取り払われた。イヤイヤ毎日、2週間にもわたり楽しませてもらった。
 我が郷土力士朝乃山の初大関の場所である。イヤイヤ力が入った。序盤は向かうところ敵なし、どっしりとした足腰の座り
は優勝も夢ではないと思わせた。が、御嶽海で土がつき、持ち直したものの、幕尻の照ノ富士の大きな影が迫り、最終版の
まさかの幕尻対新大関の取り組みが組まれ、惜敗・・・・・致し方あるまい。幕尻とは言え横綱稀勢の里と優勝を争った事の
ある、元大関である照ノ富士。大けがで、序二段迄幕を落としながら、徐々に復活、先場所(先々場所)は再入幕して、虎視
眈々と爪を研いでいたのだ。
 負けて強くなるすもうかな、とやら。新大関とは言え一度や二度は苦杯をなめてこそ真の強さを身に付ける。
 12勝3敗、準優勝の戦績だ。3敗の中の1敗は、足取りと云う奇襲にやられた交通事故のようなもの。対策さえとっていれ
ば実力の外である。
 よく頑張ったと云ってやりたいが、この人にはどうしてももう一つ上に行ってもらわねばならない。小技に対する対策も含め
盤石の相撲を撮れるよう、今少しの精進を願いたい。
 夏山真っ盛りだ。


 我が家の庭も朝から暑そうだ・・・。立山はまだ見えていないが。
 


8/2
 気象庁の梅雨明け宣言はともかく、立山や我が山里も梅雨明けしたようだ。昨日に引き続き今日も良い天気。
 一気に暑くなって、親爺は勿論ヘロヘロで、外へ出る気力はない。
 待ちに待った梅雨明けだが、晴れれば晴れたで暑さに辟易。人間とは何とも身勝手なものである。
 本来なら立山の山小屋も一番の稼ぎ時、が、コロナの影響でお客様を受け入れる事が出来ない。普段は20数人は泊ま
れる真砂沢ロッジにしたところで、7名で満室となっている。しかも今シーズンは雪解けが早く、剱沢の雪渓が長次郎の出会
いで、もう崩落しているそうだ。こうなれば、自分でルートファインディングが出来る上級者でなくては、かなり危ないと云う事
になってしまい、初心者の方々にはお勧めできぬ・・・。
 この件について詳細は山岳警備隊に問い合わせされるようお勧めする。
 いやいや暑くなって来た・・・。


 タカネヤハズハハコだそうな。トモちゃん撮影。


 雷鳥平のテント場も、ソーシャルディスタンス・・・・・?


8/1
 昨日オカカと話した。今夏は7月がまるっきり梅雨の中で、カッと照り付ける太陽などとんと拝めなかった。しかもコロナだ。
山里の村一番の大きな祭である、雄山神社例大祭も中止になってしまって、突然、八月葉月が来てしまった。だから、七月
の記憶が全く希薄なままに、いきなり八月盛夏となったという気分だ云々・・・。
 そうなのだ。本当に今日は八月一日なのかと疑いつつ迎えた、それでもやっぱり8月一日なのだ。
 なんか訳の分からぬ言い回しだが、親爺やオカカの気持ちの中での季節の話、やはりあるべき行事があり、それを過ごし
次の時間を迎えねば、中々時の移ろいに鈍感になってしまうのだと判った。
 何でもかんでもコロナの所為にする訳ではないが、オカカと二人での何時もの様な旅も出来なかったし、外食も殆どできな
いし、小さな山村で受け継がれている細やかな行事迄も出来なかった。
 まあ、今の処、このコロナ疫には親爺も身内も罹患していないのだから、その事を喜ぶべきなのだが。
 今日から夏山。立山は晴れたぞ!!
 待ちに待った今朝の剱だ。


 ハイマツの脇には、ミヤマダイコンソウが可憐に咲いている。夏山だぞ〜!!


7/31
 梅雨明けやらぬままに七月が終わる我が北陸地方だ。
 がその最終日の今朝、なんだか急に忘れ物を思い出したように、朝から青空が広がり、気温もぐんぐん上がっている。
 今日は気温が昨日よりも2〜3度低くなるとの予報が、見事に大外れ。昨日の地震警報の大外れと云い、気象庁は何を
やってるんだ・・・などとは云わない。大自然の気まぐれをそうそう正確に予報できるわけがない。愛嬌だ!!
 で、朝から不動の山の上に青空が広がり、居間にも夏の強い陽射しが入ってきて、嬉しいけど暑い。ですぐに居間の窓
は閉め切ってエアコンを入れた。もちろん親爺もペラペラの甚平すら脱ぎ捨て、Tシャツ一枚。
 明日からは八月。いよいよ夏本番だ。早く梅雨明けしてほしいものだ。


 まだまだ真夏の空と云う訳でもないが、とにかく青空が広がって、そこから日が射している。
 

 今朝も又 蝶の来たりし 夏の庭


7/30
 今日も立山はガスで、登山日和とはいかぬ様だ。山里も一時青空が出、暑い陽光がさしたのだが、今はもうどんよりと
何時もの様な天気になっている。
 昨日、黒部、東京のそれぞれの孫に玩具の消防自動車を送ったのが届いたらしい。
 我が芦峅寺のお祭り(雄山神社夏季例大祭)も中止となったが、7/25,26の両日はこのお祭り日で、昔は親戚縁者が集
まって祝ったものだった。
 コロナ禍で中止はやむを得ぬが、そうなると孫の顔が浮かぶ。子供の頃露店が並んだ境内で、何やら買ってもらった思
い出がよぎる。
 で、親爺は思いついて消防車の玩具を二人の孫に送っておいたのだ。ジジからのプレゼントだ。消防車と云う選択は、
黒部が最近男の子のおもちゃを欲しがって、消防車を欲しがっているという情報があったからで、東京はもとより自動車
大好きな男の子である。
 我ながら、ジジ馬鹿であると苦笑している。
 立山もまだ天気が悪い。


 同じ消防車の玩具だが、オネイチャンの方が何となく解っていて、東京の一歳2ヶ月はまだ、ピンとこない。
でも東京は昨日、保育園で本領発揮して、手遊びダンスを披露、余りの上手さに、外のクラスの先生まで見に来たそうだ。
 確かにこの月齢の子供としては、ずば抜けたダンスを踊る・・・(ジジ談)
 

 山里も今は又、すっかりどんよりとした天気になった。


7/29
 雨は降っていないのだが、山里もガスが掛かってまるで剱御前小舎の高山気候の中の朝だ。が、雨は止んでいる。
 今日の親爺は半年に一度の視野検査である。高眼圧症で、これは緑内障につながるため50代前半からもう20年近く
富山市内の眼科医院でお世話になっているのだ。若いころからの近視は、白内障にかかり目の手術を受けた時に、わざ
と視力を上げず、0.3前後の調節していただき、現在屋内での生活は裸眼で過ごし、運転やその他の外出時だけは眼鏡
をかけて、1.2程の視力をキープしている。これは実に快適で、実用的な選択だった。友人のSさんは、一度裸眼で運転
がしたいと、裸眼視力を1.5まで上げたため、運転は実に快適になったそうだが、日常生活に老眼を用いる必要が出て、
閉口しているとか・・・。これはほぼ焦点固定式だから・・・。
 今日はミドリハクサンイチゲだそうだ。トモちゃんが言うなら間違いないだろう。


 で、これはゴゼンタチバナである、そうな。


7/28
 十日予報でこの後の天気を見ると、来月の5日、6日辺りまで晴れマークが出ていない。山小屋親爺現役時代に、とう
とう梅雨明け宣言無しで、終わった夏が一回あった、と記憶している。
 富山県での話で、恐らく北陸地方の梅雨明けと云うことだったろう。まあそんな年もあったのだから、今年も何とか夏に
はなって、やがて秋も来るのだろう。ヘンテコな天気だが。
 トモちゃんが奇麗なチングルマの写真を送ってくれた。長雨とコロナの影響で、”静かな連休が終わり、静かな月曜日に
なりました。”と書いてきてくれたが、その一文のみで立山の状況が良く分かった。
 まあ、何と言ってもコロナ、そして天気だ。
 なにも山小屋商売ばかりではない、殆どの商売は開店休業状態だ。じっと耐えるしかない。
 立山を代表する花、チングルマの一群だ。


 こちらはコバイケイソウ。確かに立山の夏だ・・・・・。


 雨のまにまに見える大日。山里も雨だ。 


7/27
 長い梅雨だ。7月中には明けぬとか、まあそんな年もあった。天気が悪いだけなら何と言う事もないが、コロナが収まる
処か、益々猛威を振るいだしている。
 これに参るのだ。立山は夏山シーズン。天気が悪い上にこのコロナ禍、山小屋も商売にはならぬだろう。
 肺に疾患のある高齢者などひとたまりもないとの事なので、親爺も何やら不気味である。まあ、親爺など自分の心配は
ともかく、可愛い孫たちが心配である。待たれるのはワクチンの開発、特効薬の開発である。
 と、愚痴ばかり書いていても仕方がない。何とか、せめてこのコロナに打ち勝って、以前の日常に戻らねば、それまで生
き延びねばと開き直っている。
 山里は相変わらずどんよりした空。


 立山山頂写真を拝借。山頂もこんな感じだ。


7/26
 連休最終日、昨日から黒部の孫と長女がお泊りで来ていて、本来なら、我が芦峅寺の雄山神社例大祭の日である。
 祈願殿である、芦峅寺雄山神社と本殿である雄山山頂社では7月25日26日の両日に例大祭が行われ、雄山神社の
一番大きい祭りである。が、今年はコロナ禍の所為で、全てが中止、恐らく明治以降初めての事であろう。
 それでも我が家は、可愛い孫のお陰で、昨夜から賑やかで、親爺もオカカも忙しくはあるが楽しく過ごしている。
 まあ、昨日は孫の相手で更新をサボったが・・・・・。
 今、2歳10ヵ月、言葉も随分話せるし、可愛いことはこの上ない。
 普段二人だけで暮らしている親爺とオカカには、孫と過ごす時間は疲れこそすれ楽しくて、至福の時である。
 桔梗が庭に花盛りを迎えた。


 ジジがPCを弄りだすと膝の上に座って来る。ジジの番茶を飲んで一服。 お風呂も爺と入って一遊び。風呂上りはアイスで一服。
 

 今朝の立山は室堂から上は雨だ。


7/24
 連休二日目。雨だ。
 でも、昨日心平から連絡が来て、7月6人目のお客さんが止まってくれたそうだ。勿論去年などと比べれば、いくら真砂沢
ロッジでもお話にならぬ寂しさだろうが、心平自身は元気な声で嬉しそうに話してくれた。
 約半月間、小屋を繕いながらの一人暮らしで、連絡と云えばあまり頼りにならぬ衛星電話のみ、その間に習慣で人の顔
を見たのは二人だけ、しかも山岳関係者で急ぎ素通りだった様だ。まあそんな中で多少の山惚け位はあるかもしれないが
元気でお客さんを迎え、お世話できるのが嬉しいのだろう。
 雷鳥の親子が散歩する。
 

 山里は相変わらずの雨空だ。長雨の中、桃の老木が青青と葉をつけている。


7/23
 コロナがまた暴れ出した。どうしても人間は易きに流れる性が有るから、あのマスク不足の頃の厳密さをもって、手洗い
や人混みを避け、自らの行動を自制することが難しくなっているのだろうし、国も経済活動を再開しなければ経済が立ち
行かなる事を懸念し、思い切った政策も取れないようだ。
 そこへもってきて大きな水害が続き、長雨は未だやまぬ。更に、親爺などはもうどうでもいいやと思っている東京オリン
ピックだが、来年に延期されたがその遺産の4連休は生きていて、これが原因で政府当局のドタバタ劇・・・。あぁあ、出る
のはため息ばかりだ。
 そのため息に相応しい長梅雨明けやらぬ山里の景色である。


 雛と小屋の石垣に遊びに出て、天気が良くなったものだから首を伸ばし周りの気配を探る親雷鳥。健気だ。


7/22
 今日も相変わらずの梅雨空だ。昨日も夕刻に土砂降りの雨が降った。所謂夕立だが、夕立のようにサッと上がらず、結
構降り続いた。
 昨日の立山もガスが掛かっていた様だが、日中は降らなかったようで、雷鳥が雛を連れて散歩する写真を撮ったトモちゃ
んが、「今年も雛に会えました。」と言葉を添えて送ってくれた。
 雷鳥の天敵は猛禽類だ。他にもオコジョやイタチなどいるが、何と言っても空から降って襲い掛かって来る猛禽類は一番
怖い存在だろう。で、雷鳥は保護色を纏い、視界の悪いガスの掛かった日にこそ出歩く。全く無防備な雛も親について、ち
ょこちょこと歩き回る。
 山小屋の従業員でも、こんな写真はよほど運が良くなければとれない。


 山里もこんな空だった。


7/21
 昨日初めてのお使いと云う番組を見た。オカカはこの番組が好きで、よく見ているし、親爺もたまにちらちらと云う程度
には見ていた。で昨夜、どのお使いを見ても、幼気な子供たちが我が孫たちに重なって、こちらの涙腺が緩んでしょうが
なくなる。こんな小さいのに可哀そうにという想いが強く、気付くとティッシュを探して、涙を拭いている・・・。
 良い番組なのだろうが、親爺には、孫の姿がダブってしまって、子供が泣きだしたりすると、見るのが辛い番組になって
しまうのだ。
 最近昔読んだ本を、ふと思い出して再読したくなることがある。車庫裏の隠居部屋の壁一面の本棚に、大概あるのだが
それを探しに行って持って来るのが面倒で、電子書籍をPCで探し、購入することがたまにある。
 今読んでいるのが、「大番」で獅子文六氏の作だ。もう文庫本で何度も読んでいるが、とにかく面白い。愛媛県宇和島辺
りの貧農出身の主人公、赤羽丑之助の相場師出世物語である。痛快でとにかく面白い。昭和初期の貧しい農民の生活、
想像を絶する日々も、この主人公にかかると、底抜けな明るい話になる・・・是非ご一読を。前後編で1000円余りである。
 一昨日から幕開けされた、大相撲を見ながら夕刻を過ごすので、その前に又大番の世界に遊ぼう。でもあまり読み進む
と勿体無くて、ストーリーは分かり切っているが残りの頁を惜しみながら読む。そんな本はザラにはない。
 今日も雲がちな梅雨空。午後からは又降って来るだろう。


 本当に猫の額ほどの狭い庭だが、オカカが趣味でいろいろ丹精し、親爺もお陰で目の保養をする。
 

 少しムシムシしている今日、立山も見えない。室堂から上はガスが掛かっている。


7/20
 昨日は久々に黒部の孫が訪ねて来た。保育所に通うようになり、ママも会社勤めが有り、以前の様にちょくちょくは来
れないが、ジジババが寂しがるからと、3週間ぶりの来訪だった。
 まあ、おしゃまに磨きがかかり、可愛い話も面白い。ジジのPCやババのタブレットを弄ったり、玩具もありかが全て記憶
されているので、あちらこちらから引っ張り出してくる。ご飯も爺の作ったお子様カレーうどんを完食、デザートの桃と葡萄
もペロリ、更にチョコ入りのお菓子も一個・・・。元気で良い子だったがお昼寝せずはしゃいだものだから、帰りの時間にな
って、「まだジジババと遊びたい!」と大暴れ。もう眠くて眠くて堪らずなだめ様がない。ママにチャイルドシートに乗せられ
ても暴れて抜け出す始末。ババが一緒に乗り込んで、漸くシートベルトを装着し、仕方なく隣村辺りまで、同乗してなだめ、
ジジは軽4WDでママのあとをついて行き、道路途中のパーキングで停車、ババは隙を見て降り、ジジの車に乗り移る・・・。
 いやはや何ともコメディーの様なドタバタだった。あとでママからライン連絡、「すぐに寝たよ。」との事で一安心。
 帰りにはママが約束通りマックのお子様セットを買って、景品(これが目的)ももらって来て、帰宅後目覚めた孫に渡した
様だ。なんとその景品が1/15の確立をクリアー、ミニオンのボブだったそうで、これでご機嫌になったそうだ。
 これが昨日のジジババの一日。孫を中心にバタバタしていただけだが、これがまた楽しかったのだ。
 今日はもう梅雨がもどり10:00現在雨が降りしきっている。
 今朝未だ雨の降りだす前、隣家の和紫陽花が奇麗だった。


 マックの景品のミニオンが嬉しい黒部の孫。       タッタ(靴)を履いてアンヨどころか踊れるぞ!東京の孫
 

 大日も又、姿を隠してしまった。梅雨はまだまだ続くのだろうか。


7/19
 今日は良い天気で暑いが、まだ梅雨明けではないだろう。
 親爺は未だ長袖の作務衣を羽織っているが、もう今日あたりが限界かな・・・。明日からは涼しい甚兵衛でも着ようか。
 今日は3週間ぶりに黒部の孫が来る予定だが、親爺がリクエストしたからだ。
 まあ、今日は暑くなりそうだが、明日からは又曇り雨のマークが並ぶ週間予報である。今年の梅雨は長そうだ。
 暑くなればなったでまたばてる親爺だ。
 さて、そろそろ孫が到着しそうだ。


 朝日の中、色鮮やかな桔梗と薔薇だ。


7/18
 昨日は梅雨の中休み。が、夕刻には一雨降った。でも立山ではしばらく晴れ間も出て、その晴れ間を狙い遅れていた
6個の荷物が各山小屋に無事空輸された。まあ、次回の空輸作業予定日があと三日後に迫っているらしいが。
 山里の早朝は青空が4〜5割方拡がっていて、立山も望めたのだが、9:20頃に急に曇りだして、もう薄暗くなって今に
も一雨降って来そうだ。何とも疲れ知らずの梅雨である事か。この調子でまだしばらく続くのだろう。
 城塞の様な剱御前小舎の暴風石垣の上の、吹き流しを見ながらヘリが荷を下ろす。


 今朝はガスが上がって青空が広がり、大日も見えていた。


 居間の中にもこんな強い陽射しが射し込んで来ていた。


7/17
 久しぶりに今朝青空を見た。それにつられ庭へ出て見たが暑い。流石に日射しは夏のものだ。温かいを通り越して、い
きなり暑い。青空は恋しかったが、この暑さは嫌だ。早々に家へ逃げ込んだ。
 これで梅雨明けなら、暑さへの備えをし、覚悟も決めつつも、少し嬉しいのだが、梅雨明けは未だ先の様だ。
 立山もライブカメラで見れば、今日は弥陀ヶ原から上が開いており、視界も良く利いている。空輸作業は今日出来るのだ
ろうか?毎年の事ながら、この時期の空輸作業は延々と遅れる事が多い。今シーズンはコロナの所為で、荷物は少ない。
 雨に飽きた身には、この青空が嬉しい。


 半夏生は葉が白くなり、ギボウシの花も盛りの庭だ。            隣家の紫陽花は和洋仲良く咲いている。
 


7/16
 床屋に行ってさっぱりして来た。若い頃は2〜3か月に1度も行けば、良いところで、髪が長くなってもさほど気になら
なかったのに、髪がもう7割方白くなり、本数も頭頂部を中心に激減した今は、耳に髪がかかると煩くて、直ぐに床屋へ
行く様になった。どうかすれば一月、長くても一月半の周期ではなかろうか。むしろ髪がたっぷりあった若い頃の方が床
屋へ行く頻度が高かったと云うのが当たり前のような気もするが、可笑しなものだ。
 10:00を回って空が明るくなって来た。雨も上がっている。梅雨明けにはまだ間があるだろうが、雨には飽いた・・・。
 今朝の山里は金比羅宮のある打越山山頂辺りまで雲が垂れていた。


 どこで購入したかもよく覚えていない蒸篭があった。暇が有るので安い中国産のうなぎを買って来て、タレを洗い落とし別に用意したうな
だれで、つけ焼きにしなおし、端を切って試し食いするも、皮はやや固いが、泥臭さも無く美味しい。
 で、作ったうなぎのたれをまぶした飯をその蒸篭に入れ、焼きなおしたうなぎを乗せ蒸すこと10分余、更にその上に錦糸卵を飾り、5分
蒸すと、柳川風うなぎ蒸篭蒸しが出来た。
 時間と手間をかける事が面白い、暇人ならではのお遊び。これが美味いモノづくりに繋がるから結構な遊びだ。
 


7/15
 雨は落ちていないが、今にも降りそうな朝で、今朝も暑くない・・・どころか、やや肌寒い。
 雨が落ちていない間に、ドローンを上げてやろうと、早速庭に出て離陸させた。過日は撮影ミスがあって殆ど写真が撮
れなかったので、慎重に写真撮影も確認しながらの飛行させた。
 高度を取り、安全空域でホバリングさせてさてどの方向へと考えていると、ツバメが次々にドローンの付近に絡んでくる。
機体本体とツバメはまだ随分距離はあるものの、さまざまな方向から周囲を飛び回る。しかも一羽ではなく2,3羽いる。
 恐らく3〜40mと云う高度がいけないのだろう。一気に70m程に高度を上げると、ツバメの絡みは無くなった。
 ホッとし、手元コントローラーの画像を確認しながら、機首を振ろうとスティックを動かすが、機体は無反応・・・・・えっ!!
が、よくよく機体の動作を見ていると、親爺がコントローラーのスティックを間違えている。気付いて左レバーで機首を振る
と素直に期待が追随して動く。
 親爺はドローンをやる前は、ラジコンの空もの、つまり飛行機やヘリコプターを飛ばしていて、その時のコントローラーの
動きに慣れており、その後ドローンに移行する際、コントロールスティックの動きが左右逆転する、所謂モード2に固定され
ている、安価なトイドローンから始めたので、漸くその操作にも慣れ、モード1のラジコン時代のスティック操作にも、モード2
の比較的新しい機体のモードにも慣れたつもりだったのだが、時としてこんな風に混乱する。現在の機体はやや高度な設定
が可能な機種なので、モードの切り替えも自由自在だが、モード切替が出来るとなれば、元より馴染んだモード1に統一して
いる昨今だが、突如こんな風な混乱が起きるとは、やはり惚けて来たのだろうか。少々心配になる。
 コントローラーにスティックは左右2本ついている。そしてそのそれぞれが前後左右に動き、機体に信号を送り動かす。その
時モード1は、右のスティックが前後でスロットル(エンジンならアクセル)で、上に打つとふかしで、回転数をアップ、下はスロ
ーダウンとなる。ドローンの場合は高度アップ、ダウンとなる。で、同じスティックの左右は、飛行機ならエルロンで、機体の進
行方向左右の傾きを司る。ドローンならシンプルに左右への移動となる。
 左スティックは上下は飛行機ならエレベーターで機体進行方向の機首のアップダウンを司り、ドローンならシンプルに進行
方向つまり前後進となる。このスティックの左右は機首の左右であり、ドローンもそれは一緒だ。
 モード2はこの左右スティックの働くが逆となる訳で、少々ややこしい。
 飛行機は常に進行していないと墜落するが、ドローンやヘリコプターはホバリング(空中静止)することも出来るので、操作
は飛行機よりも微妙で難しくなるはずだが、事ドローンに関してはホバリングが基本姿勢で、手を離せばホバリング状態が
自動的にキープされる・・・・・とまあ、そんなわけで、何を長々と書いているのだろうか・・・。もう止めよう。
 地上高度約100mからの常願寺川と、見えない立山方向。


 地上高度100mからの芦峅寺集落。常願寺川下流に向かって。


 一時は常願寺川も可なり増水した様だが、芦峅寺集落は河床から50〜80mも上なので、水害は先ずない。、


7/14
 昨日母の墓参をした。墓は我が家から近く、祖父佐伯宗作の石碑の隣に建っている。
 母が亡くなったのは70歳目前の69歳だった。親爺もあと2年ほどで、その母の年になる。父がまだ健在で、母の余命
を知った父は、その後母が亡くなるまで、病院に泊まり込み付き添った。母の入院した2か月半ほどの期間は、親爺の記
憶も朧気である。人間は本当につらい時のことを、忘れるようにできているのだろう。でも、その間に親爺は経を読むこと
を覚え、今でも父母や祖父母の命日には仏前に灯明を上げ香を手向け、そのつたない経を読む。
 親爺も良い年である。祖父母は勿論、父母も、高岡の義父母もおじおばも皆旅立ち、父方の末の叔父と母方の末の叔
母のみが居るだけだ。当然のことだ・・・。
 母との別れの時、突如親爺は思った。母は自分の父母や、兄姉の待つところへ帰ったのだ。俺もあと何年かすれば、そ
こへ帰り、また母の息子として懐かしい胸に抱かれるのだ。人類史上全ての人はそれを繰り返しているのだ。しばしの別
れである。俺が母を忘れぬ以上、母は待っていてくれる・・・。
 と、まあ何とシンプルなところに気付き落ち着いた。自分がそう信じ、親爺は今も生きている。
 立山は雨、山里も雨、何とも肌寒い今朝である。
 みくりが池が開いて、雄山や浄土を映している。


 この雨で親爺の好きな庭の桔梗も、垣根にもたれtぐったりしている。


 トムヤンクンペーストを使って、フォー風のうどんに仕立て昼飯にした。手作りベーコンも一寸箸休めに。
 


7/13
 今日は亡き母の祥月命日だ。仏壇に灯明を上げお参りした。後ほど墓参の予定。
 今朝は久々に雨が止んで、立山も見えている。と、思っていたらトモちゃんから写真が送られてきて、今日は空輸日だ
との事。それで、朝一番で剱御前小舎を出て、8:00前にはHPに着いていたのだろう。流石の健脚である。
 今朝の剱の夜明けを撮ってくれた。
 皆さまどうぞ御覧じろ。
 見事な朝焼けである。


 今朝は山里からも大日が良く見えた。雪など見たくても無い夏の大日だ。


 我が家の庭には半夏生と長雨に打たれ、垣根に持たれてしまった桔梗だが、元気に花を咲かせている。
 


7/12
 今朝も雨に風、まるで吹雪の様な朝で、ご丁寧にガスにまで覆われている山里だ。気温も低く、寒くはないがこれが7月
の朝かと思うような涼しさで、山を下りてもう足掛け4年も経つ親爺だが、山小屋にいる様な気分。
 いつまで続く長雨かと、毎朝歯磨きしながら空を見上げる親爺だが、この雨もやがては止んで、炎天下の猛暑が来れ
ば、ああ一雨欲しいと空を見上げることもあるだろう。
 で話はコロナに飛ぶが、これの終焉はいつ来るのだろうか?テレビも、ネットも姦しいが、テレビはともかくネット上の情
報などはかなり胡散臭い。
 今の処、我が山里へも立山へもコロナは侵入していない。このまま自給自足できるなら心配は無いだろうが、山里も立
山も外界とのつながりを保ちつつ生きている以上、いつどこからコロナが入って来ても不思議はない。
 待たれるのは新薬の開発と、ワクチンの開発に尽きるだろう。
 ある程度時がたたねば解決せぬ問題だ。せめて今を用心深く生きねばなるまい。
 外の雨はまだ降り止まぬ。


 ニチニチソウは頑張って花を咲かせているが、隣の青唐辛子はもう元気がない・・・。
 

 庭もすっかり濡れそぼり、乾く暇がない。まるで草生す廃墟のようになって来た我が山里だ。
 


7/11
 今朝まで雨は残っていて、昨夜半はかなり強く降ったのだろう、庭の花たちがかなりクッタリして、傾いたり、薔薇は
延びて垣根に絡ませていた枝を地面に投げ出していた。
 が今9:00を回って陽が射して来たりし始めた。立山は2200m辺りまでしか見えない。
 久々にドローンを上げて見ようと庭に出た。いつも通り上がったは良かったが、風が強くて50m以上の高度で警報が
鳴る。手元のコントローラーがブーンブーンと振動し、ディスプレーに、真っ赤なアラートが出る仕掛だ。慌てて高度を
20m程下げてやると、警報は止まった。クワバラクワバラと着陸させようと誘導すると、ツバメがスーッと威嚇する様に
機体をかすめてドローンの周りを飛び回る。更にクワバラクワバラで、慎重に電線をくぐらせ庭に下ろした。
 今日は満足に撮影は出来ないと諦めた。写真もあまりとれなかったが、これは操縦者の操作ミス・・・。
 さて今日もパットせぬ天気の中、又本でも読んで過ごそう。


 上空20m程かな?鬱蒼とした緑に覆われた山里と、川向かいの山並み。鍬崎は隠れている。



 庭のギボウシに花が咲いていた。
 


7/10
 雨が降り続き、大きな被害が出ている。コロナ禍の未だ激しい中、追い打ちをかけるような大水害だ。
 そして今日も雨が続いていて、東京では風俗営業の集中するエリアがコロナの温床となっているのに、何故か営業
停止をさせることも無い、東京都、政府の弱腰はいったい何なのだろうか?
 そんなことを考えていても屁のツッパリにもならぬ。
 山里は今日も雨だ。
 立山は昨日夕方晴れて居た様だ。
 初夏の装いの雷鳥が斜面眼下を睥睨する。


 親爺の可愛い孫たち。黒部の孫はパパママとお買い物ついでにキッズコーナーで遊んで楽しんできた様だ。
 東京の孫は保育園の慣らし保育に挑戦中。ちょっと風邪を貰って、熱が高くなりママを慌てさせたが、今がもう元気。
 

 山里の今朝はガスの中、雨がしとしと降っていた。


7/8
 昨日の七夕からこっち、ささのはさらさらどころか、大雨ごうごうで、甚大な被害が出ている。昨日酷かったのは九州の
長崎、佐賀、福岡、大分、熊本などだったがそれは未だ未だに引き続いている上、今日は雨雲が本土上空に移動し、お
隣の岐阜、長野に及び、大きな被害を出している・・・・・。
 ここ十数年、こんな大災害が実に多いような気がする。天変地異だから、もう防ぎようもない。
 大自然の脅威の前には、人間の力の卑小さを痛感させられる。
 コロナ禍に痛撃を受け、今度は大雨、洪水に又大打撃を受ける。何ともやり切れぬニュースが続き気が滅入る。
 山里はこの大きな災禍の圏外ではあるが、今日も雨が降り続いている。


 我が家の庭には桔梗が咲き、隣家の庭には紫陽花が咲いている。雨にはもう飽いた。
 


7/7
 ”ささのはさらさらのきばにゆれる・・・・・”と、今日は七夕だが、どうにも今宵はひこ星も織り姫も、年に一度の逢瀬な
のに、天の川を渡れそうにない。
 九州は大雨により大きな被害が出ている。福岡、佐賀、長崎には警戒レベル5と云う最高レベルの警報が出ていて、
昨日までにすでに大きな被害を受けた熊本に続き、大きな被害が出つつある。
 そんな被害にはくらぶべくもないが、我が山里にも昨夕から警戒レベル2の大雨注意報、警戒レベル3の土砂災害
警報が出ている。
 今朝も朝からしとしとと雨が降り続き、山里自体がガスに覆われ、ジメジメと体に湿気がまとわりついてくるようだ。未
だ気温が上がらないのが救いで、やや肌寒い位なので我慢は出来る。
 立山もアルペンルートは動いているらしいが、開店休業状態だろう。


 巣立ちした燕たちの飛翔訓練が、この雨の中でも行われている。


 雨に濡れながらも飛び回っては電線に停まり又飛び立って、可なりの速さで飛び回っている。
  


7/6
 今日も昨日と同じような天気だ。蒸さないので何とか救われているが、じっとりと逃れ難い湿気は如何ともしがたい。
 立山もライブカメラでたまに覗いて見ているが、登山を楽しめる天気ではない。
 熊本県では豪雨により大きな被害が出ており、尊い命も失われている。ここ何年か、豪雨による土砂崩れが多く、
家ごと土砂に呑まれるとか、堤防の決壊により、あふれ出て激流となった洪水で、家が流される等と云う大災害が日
本のあちこちで続いている様だ。さらに秋にも台風やそれに伴う豪雨による大きな被害が発生しているし・・・。
 こういう災害は何も今に始まったものではないと思うが、如何なものだろう。ただ単に情報網が徹底的に整備され、
どんな遠隔地のどんな些細な災害でもニュースとして報道されるからだろうか?
 ただ単に災害の件数と規模が大きくなっているのだとすれば、何とも恐ろしいことだが。
 じとじとした梅雨のさなかに、恐ろしい災害の話や、疫病の蔓延を考えると、とても健康的な精神状態は保てない。
 例によってすべてを見て見ぬふりで、本でも読み耽ろうか。
 我が家の猫額庭も雨に濡れている。


 ああ鬱陶しい梅雨の景色だ。せめて立山の方でも見えてくれれば気も晴れるのだが・・・・・。
 

 こんな青空の広がる夜明けが、早く来ることを待とう。


7/5
 昨日と同じような鬱陶しい朝だ。気温は低く室温で22℃ほど。これで暑くて蒸そうものなら親爺などもう夏バテだ。
 9:30現在、何やら少し空が明るくなって来た。弥陀ヶ原の下の雲海にすっぽり入っている山里だから、その雲が
動き、晴れ出したのかも知れない。でも、弥陀ヶ原の上、2400m程から又ガスに覆われている様で、室堂のライ
ブカメラは何も見えない。
 山の天気は急変する。この後晴れることも無いではない。
 山里はこんな日曜日である。


 不動も立山も全然見えない。こんな時には何もできない。         さくらんぼでも頂いて、ゴロゴロと日を送る親爺だ。
 


7/4
 ガスに覆われた梅雨最中の山里だ。せめて暑くないのが救いで、ジメジメはしているが蒸す事は無い。
 今朝も室温で21℃。親爺はストーブに火をつけたいくらいだが、オカカがそれを許さない。
 この先の天気予報を見てもずーっと傘マークが並び、長梅雨と云う言葉を思い出した。あんまりこんな空模様が続くと
米や他の農作物にも影響が出るのではと、思ってしまう。最近は余りそんなことを言わぬ様だが、食料自給率が今より
遥かに高かった頃は、こんな風なニュースが良く流れていたような気がする。
 今は食糧は輸入に頼っている割合が高く、日本国内の農作物の成長などはさほど大きなニュースにはならないのだ
ろうか。
 今朝から熊本県、鹿児島県などの水害のニュースが流れ続けている。このコロナ禍の中、被災された方々には何と
お見舞いを申し上げてもせん無い事だろうが、心よりお見舞い申し上げずにはおられない。
 今朝の山里はガスに覆われている。


 閻魔堂の木立の中もガスが這い、雨が降り続いている


7/3
 今朝はどんよりとした曇り空。気温も低く親爺にはかなり肌寒く感じる。オカカがおころから着ないがフリースが恋しい。
 今朝の山里は雲海の下にある様だ。弥陀ヶ原から上は視界が良く利きいている。
 朝一でトモちゃんから送られた来た写真も、結構な視界で、別山から富士山が見えていた。(写真部屋に掲載)
 暑いのは嫌だが、今朝の様な肌寒いのも一寸堪える・・・随分とじじいになったものだ。
 じじいと云えば、親爺ばかりではなく当然友人たちもそうなっているはずで、昨日は名古屋の古い友人Tくんが検診で
肺がんが見つかって、2カ月余り入院していたと、その奥方から連絡があった。この夫婦は親爺夫婦とは古い古い家族
ぐるみの付き合いである。だからかなりショックだった。だが放射線療法や、抗がん剤の投与でガンはすっかり消え、一先
ず完治し、後は予防のため放射線治療をもう一回受ければ終わりと云う処迄来たそうで、ホッとした。
 じじいばばあになっても大切な友達だ。まだまだ元気でいて欲しい。かくいう親爺もオカカも精々気を付けて、元気で居な
くては。今からが人生の花だ、とも行かぬかも知れないが、まだまだ楽しみたいことが多い。
 雷鳥がハイマツの上に佇む立山の初夏だ。


 別山から剱岳と剱沢を望む。今朝の一枚だ。もちろんトモちゃん撮影。


7/2
 相変わらずの梅雨空だが、雨は昨夕から降っていない。外気はヒンヤリとは行かぬも、ムッとしてもおらず、屋内に居る
と薄手の長袖作務衣が丁度だ。
 一昨日、大仙坊の次男坊史麿君が、立山の山小屋の親爺たちの話を聞き、収録して、You-Tubeに掲載するという事で、
取材させてくれとやって来ていた。
 親爺は面の皮が厚めなので、殆どの場合取材を断る事は無いし、同じ芦峅寺の人の取材なら断る訳もない。
 史麿は、雄山神社現宮司、睦麿君の弟で、父上は先の宮司紀麿(のりまろ)さんであり、代々立山芦峅雄山神社祈願殿
の宮司を勤める大仙坊家の生まれである。本人は嘗て、地元放送局の記者として活躍していたのだが、立山への想い止
み難く、古の立山の姿を求め様々な活動を始め、宿坊の再現、曼荼羅絵解きなど等々続けていた。
 今回のこの取材もその一環なのだろう・・・いよいよ親爺も古い立山を語る一人となったのかと、少し感慨深い。
 今日の午後は、その取材2回目である。聞き上手な史麿に上手に話を引っ張り出されるので、ついつい余計なことまで喋
ってしまう。
 庭の桔梗が奇麗に咲いて、割と涼しい今朝である。


 まだ青いが鷹の爪はとても辛くなる。オカカの丹精、親爺が頂く。 こちらは韓国唐辛子未だ辛くないが楽しみだ。
 

 嘗て、剱御前小舎の親爺部屋から毎日、目の前に見ていた御前山(剱御前山)と剱岳。今は懐かしい景色だ。



7/1
 文月朔日の朝は土砂降りの雨が降った。8:30現在は晴れて、夏の陽射しも射して来た。
 親爺の頭の中では、今日からが真夏。何の根拠もないがそう思っている。
 で、薄手だが長袖の作務衣は止めようと試みたが、やはり寒い???ので、今日は未だ作務衣で過ごすことにした。
 夏至から11日目を半夏生と云うのだそうだが、今日がそうらしい。で、おy自宅の玄関策にある葉っぱが白くなる植物
も半夏生と云う名がついているらしい。植物音痴の親爺で、オカカがそんな話をするまで気が付かなかったが・・・。
 さて、東京の孫は今頃、初登園して、ママと離されて大暴れしている頃だろう。1時間の慣らし保育も孫にしてみれば初
めて体験する、ママが側にいない1時間である。せめてパパか、ジジババでも側にいるならまだしも・・・親爺はその暴れ
て居るだろう孫を想うだけで、花の奥がツーンとして来るのだ。
 2010年7月1日に親爺が撮った1枚。


 2020年の今朝、雨に打たれた庭のバラ。


 これが今朝の我家の玄関先の半夏生。


6/30
 6月も今日まで。もちろん今もこれからもしばらくは梅雨が続くが、6月の終わりは夏の到来に結び付くし、7月ともなれば
盛夏のイメージが強く、気分も夏へと一直線だ。
 とか何とか云っていたら、今回覧板が回ってきて、この夏の立山雄山神社祈願殿の例大祭は、ほぼ中止と決まった事を
報せてきた。神事は村の総代いか各団体代表数人で行うが、神輿の村内巡行、立山の舞い奉納、権現太鼓奉納等は中止
となったそうだ。もちろんコロナ禍による中止だが、親爺が知る限りこの一番大きい祭が中止になるのは初めてである。
 思えばかつては、700人程度だった村の人口も半減、遂に300人を切ったそうで、その大半が60歳以上の高齢者ばかり
で若いものがいない限界集落である。コロナ禍無しでも、この手の大きなイベントは、高齢化するばかりの村人による開催は
それが昔から伝わってきたものであっても、開催不能となるのは当たり前である。
 そんなことを想い乍ら、外を見ると隣家の紫陽花が雨に打たれていた。


 さて機能の親爺の仕事、コアユの山椒煮づくりを御覧じろ。
 冷凍で紀州から取り寄せた小鮎を流水解凍する。        解凍した小鮎はざるに取り、表面をざっと洗い水を切る。
 

 平鍋に醤油、砂糖、水で塩梅した煮汁を仕掛け、実山椒を放り込み、沸いた処へ数匹ずつ沸騰を止めぬ様に鮎を入れて行く。
 

 やがて沸騰したまま全ての小鮎を入れきったら、火加減をしながら沸騰を止めず煮、クッキングペーパの中ぶたをし煮汁が
全体に廻るようにしながら10〜15分程煮続ける。
 

 煮汁がほぼなくなる直前に照りだしのみりんを一振り。鍋返しをして全体を絡ませ、火を止め冷めるまで置いておく。
 冷めきったら、好みの器に盛り付け、出来上がりだ。
 


6/29
 昨日夕刻、遊びに来ていた黒部の孫も、帰るのが嫌だと暴れながらもママとババのお菓子につられ、にこにこ顔でジジババ
にバイバイをして帰って行った。約束したジジからの小さな玩具も今夕には届くだろう。
 Lineで送られてくる動画では、帰京した東京の孫が、ヨチヨチ部屋の中を歩き回る姿が見られ、夜にはテレビ電話で顔も見ら
れて、可愛い孫たちもそれぞれのパパママと一緒の生活に戻った。
 で、親爺とオカカは今日から当分はフリーで、ジジババ業はしばし休業と相成った。
 という事で、今日は親爺がコアユの山椒煮を煮る予定で、夕食にはオカカが小鮎のフライを上げる予定だ。
 可愛い孫たちは今頃、黒部は保育園だし、東京は7月1日からの入園準備をするママと一緒に過ごしている事だろう。
 身の回りには常に孫の気配があるが、物理的な距離は遠い。だがこれを寂しく想うことも無かろう。気ままな親爺とオカカの
自由に過ごす時間もまた格別だから。
 「孫は来て良し帰って又良し。」とはけだし真実である。
 立山主峰雄山と広い鞍部に建つ雄山に最も近い山小屋、一の越山荘。初夏の姿だ。


6/28
 立山では昨日空輸作業が終わったそうだ。予定より1日遅れだから、今の時期なら上々だ。
 我が家に葉黒部の孫が来た。ジジババと遊びたくて巻き付いてくる。が、ジジは体力的にもう付き合いきれず、専らババ
が相手をする。流石3人の娘を育てたキャリアがものをいう。
 孫も心得たもので、散歩だとか、近所のワンワンを見に行くのはババにおねだり。爺にはせいぜい玩具買って位のものだ。
で、今もジジのPCをめちゃめちゃに引っ張たいていたが、ババとワンワンを見に行った。
 さて、この間にどれだけ更新作業ができるやら・・・。
 国見HPからの空輸作業は順調に進んだ。


 雷鳥坂の登山道に咲くキヌガサソウ。                   すっかり知恵がついて、手ごわくなって来た黒部の孫。
 


6/27
 真砂沢ロッジの心平が、昨夕無事到着したとの連絡を入れて来た。単身赴任ならぬ単身入山なので、少し心配していた
のだが、剱沢小屋で、一泊させてもらい予定より一日遅れの到着となった様だ。
 幸い今シーズンは小屋の被害も殆ど無かった様で、何とか小屋開けにこぎつけたが、何分にも零細な小屋である、この
状況下では運営も辛いものがある。最盛期はボランティアの方が手伝いに入ってくれるとのことだが、その他のスタッフは
雇用しないそうだ。そんな中で小屋に傷みがなかったのは不幸中の幸いだろうか。
 畳2畳のスペースに1名と云う、この規模の山小屋としては考えられない様なスペース割で、予約を受ける事にした様だ。
で、最大宿泊可能数は8名/日との事だ。ゆったり泊まれる事だろう。
 9:30現在まだ山里も晴れている。


 バラの垣根も今が盛り・・・いやいや秋まで次々と咲き続ける。
 

 オカカが丹精した青唐辛子と鷹の爪が、実をならせ始めている。


6/26
 昨日の午後、孫と次女を送って富山駅まで行っている間に、下山してきたトモチャンが立ち寄ってくれて、アマナをくれた。
 アマナは親爺もオカカも大好物で、山を仕舞った親爺にも、この時期には誰かが持ってきてくれる。トモちゃんは空輸要員
との事で、今日の空輸作業を担当するのだが、この空では延期だろう・・・。剱御前小舎も正面と、剱沢側の外壁修繕が無事
終わったとの事だ。昭和57年、亡き爺様が中心に新築した当時の剱御前小舎の新しい外壁に戻っただろう。あれからもう、
38年の時が流れている。
 雨がまた強くなって来た。朝からずっと大雨洪水雷注意報がでている。
 不動の山も雨に煙る。


 紫陽花ほど雨に似合う植物はない。                      垣根のバラは強い雨に花を散らしている。
 

 トモちゃんが持ってきてくれたアマナ。毎年この時期になると誰かが届けてくれる。有難い。


 浄土川も大きく口を開け、今年も橋が架けられた。


6/25
 余り帰したくないが、今日午後の新幹線で孫が帰京する。パパもママも仕事は向こうだし、家も東京だし、7月から入園
の決まっている保育所も東京だから、帰さぬわけにはいかない。
 この数日ですっかりジジババに懐き、お風呂も一緒に入れたし、膝の上に載ってきて、ずいぶん遊ばせた。離乳食用の
白みそ仕立てのスープも作ったし、三度三度一緒に食事もした・・・。まあ、でも孫だ。親にはかなわない。
 今夜からは又、オカカと二人の生活に戻るが、こんどは黒部の孫が週末に泊まりに来る予定。何やかやとジジババは
忙しい。親爺とオカカは二人ともまだ元気だから、孫たちが小学校を卒業するころまでは、面倒を見てやれるほどに元気
で居たいと思う。
 精々あちこちをオーバーホールして、頑張ろう。
 別山の雷鳥だ。


 昨夜の一コマ。離乳食もいっぱい食べる様になった。


 親爺が40年間見続けた御前山。今は全く人がいないようだ。



6/24
 越境移動の解除で、東京から孫が来ているが、明日はもう帰京する。今一歳一ヵ月、入園がこのコロナ禍で、暫く遅れた
が、7月1日から保育園に入園する。ママの産休も止むを得ず、3ヵ月延長した。
 その入園直前の顔見世で、入園すると暫くこちらへは来れない。
 孫と同居の数日は疲れるが、それを超える楽しみと喜びもある。ヨチヨチと歩き回り、ジジの膝に乗ってきてPCを弄ったり
スマホを弄ったり・・・。
 歩き回る後をついて行ってやると、鬼ごっこのお感覚で喜んで歩を早める。逆に手を叩いてこっちお出でとやると一生懸命
歩いて来る。それに浸かれれば抱っこである。
 ジジババは可愛くてたまらない。
 それも今夜迄。明日は富山駅まで送らねばならない。東京駅にはパパが、最近買った車で出迎えに来ているはずだ。
 大日が良く見えているやや暑い日だ。


 孫と遊ぶジジババ。シャボン玉を吹いてやると大喜びだが、終わりがない。 ジジにPCも好き放題に弄ってくれる・・・。
 


6/23
 19日に越境移動自粛が解除され、我が家へも東京の孫が顔を見せに来てくれた。
 この7月1日から保育園に入園するため、その前の顔見世である。一歳一ヵ月で、ヨチヨチ歩きが出来、幼児番組の
音楽が大好きで、音楽さえあれば踊るから面白い。
 我が家が東京のマンションよりかなり広いので、居間や廊下、座敷などを縦横に歩き回り、時には転び、目が離せない。
 7月に入園し、ママの産休も7月末で終わり、これからは年に一二度しか来れなくなる。来ても2,3日の滞在が目いっ
ぱいだから、いやいや寂しくなる。
 SNSでの写真や動画の送受信と、テレビ電話での会話位が接点になるだろう。それでもないよりははるかに良い。
 今朝は涼しいが、空を眺めると夏。気持ちが良い朝だ。


 孫が一緒に暮らす数日は心楽しい。が、明後日にはもう帰京する・・・。


 庭のバラも今を盛りと咲き誇っている。


6/22
 肌寒い今朝だが、先ず親爺のTシャツにベストを羽織っただけの格好がいけない。富山へ出向く幼児が有るので、暑く
なるという予報に備えての格好だが、これは親爺にしてみれば真夏の装束である。一寸この格好は早過ぎた・・・。
 立山も結構観光客などが入った様だが、いくら来てもらっても受け入れは制限があるし、この状況下ではやはり如何と
もなるまい。コロナ禍は全世界的な問題で、何ともつかみどころがなく、見通しも何もあったものではない。
 早く特効薬なり、ワクチンなりが出来てコロナが終焉することを祈るのみ。
 剱は何も変わらず聳えている。


6/21
 快晴の朝で、爽やかな日だ。昨日まではいかにも梅雨と云った空だったが、そんな曇り空の中、ツバメの巣立ちを見る
事ができた。我が家の前の電線に、数羽の燕が止まっている。よく見ると大きい燕と二回りほど小さい燕が居て、これは
巣立ちして来たばかりだとすぐわかった。
 ヒナたちは電線にとまたままで、時折親鳥が飛び立ちエサを運んできて食べさせている。幾度もそんなことを繰り返し、
雛も飛びたってゆく。親鳥のように優雅な飛翔とはいかず、とにかく必死な飛翔で、けれど決して墜落したり、何かに激突
したりと云うことも無く視界を去って行く。と、またいつの間には電線にもどっており(しかと個体確認したわけではないが)
同様の事を何回も繰り返していた。
 子供の頃にこんな情景を見た記憶はない。興味がなかったのだろう。人生の終盤に来て、新しい命が巣立ってゆく姿を
始めてゆっくり観察することが出来た。


 親鳥がエサを運んでくる。ヒナたちがそれを、電線につかまって待っている。


 アクロバットよろしく雛がエサを受けとる。そして次々と必死な飛びっぷりで、空に飛び出していく・・・・・


 雪解けの大日、庭の垣根のバラ、我が山里も初夏である。
 

 我が家のヒナたちもすくすく育っている。


6/19
 雨こそ小康状態を保ちまだ降ってはいないが、肌寒い朝だ。梅雨冷と云うのだろうか。
 今日立山アルペンルートが開通した様だが、この天気ではあまり立山へ行こうというもの好きもいない様で、立山駅へ向
かう車も、ほとんどいない様だ。
 アルペンルートもそうだが、立山にある山小屋も大変だ。大きな山小屋はかなりの体力があるだろうが、それでもこの状況
下で、大きい故の設備を維持し、雇用者の給与を払っていくと云う事を考えると、1シーズン丸々こんな状況では大変だ。
 小規模な山小屋でも、もともと体力のない処へ、この惨状では維持そのものが困難かも知れない。
 日本全土、否、全世界が非常時と云うこのコロナ禍である。新コロナウイルスを克服できるまで、じっと耐えるしかない。
 イヤイヤ不景気な話題ばかりで、嫌になる。
 せめて写真は、希望のシンボル、朝日の登る一枚で。トモちゃん撮影だ。


6/18
 親爺には肌寒い朝だ。少しごつい作務衣を着て過ごしているが靴下をはかぬと足が冷たい・・・。
 明日からアルペンルートが営業再開するが、立山まで入っても宿泊は難しそうだ。いつも通りのつもりで飛び込みで宿泊し
ようとしても、まず無理だと思うし、先ず山小屋自体の営業が何時からなのか、それを確認し予約を入れるのが先決で、日帰
り、もしくは大町への通過だけは出来るのだろう。
 まだまだコロナ禍が終焉したわけではないので、立山登山もまだまだままならぬ。
 昨日の立山は冷え込んで、氷が張ったそうだ。


 山里から見る大日は随分雪が解けたが。


6/16
 今朝は良い天気だが、かなり雲も多く、日陰は涼しくさわやかだ。オカカが村はずれの我が家の墓地に、除草剤を撒き
に行って来た。今帰って来たが汗だらけだ・・・。家に居て涼しい顔をしている親爺、ハナから当てにされいない。
 墓の管理も、オカカが出来なくなれば、シルバーセンターへでも依頼せねばなるまい。今そんな話を二人でした。
 我が家には山林もあるし、田畑もあるが、正直なところその山林の場所も一部は分かっているが、大方は定かではない。
 いやいや、何とも大変な話で、父祖が汗水たらし入手した田畑や山林は、今や管理もも出来ない子孫が、形ばかり受け
継いで、ほとんど放置されているのが実情だ。親爺の家だけではなく、日本中の多くの過疎集落では同じ状況になってい
るはずだ。所謂、持ち主不明の山林、土地等と云うものが増え続けているそうだ・・・・・。
 一寸淋しい話になってしまったが、現実は厳しい。
 雷鳥のペア。トモちゃんの撮影だ
 

 大日の雪がほぼ融けた。我が家の庭の花盛りの頃、夏山本番はあとひと月ほど先だ。
 


6/15
 今日は陽射しの注ぐ山里の朝だ。窓外に青空が見え出すと爽やかだが、暑くなりそうで怖い。
 昨日柴田錬三郎氏が享年61歳だったという事を知り、一寸意外でいろいろ調べていたら、「図々しい奴」が氏の作品で
あった事を唐突に思い出した。親爺の蔵書の8割は、車庫裏の隠居所の壁一面の書庫に運んだので、探しに行くのが面
倒で、手軽な電子書籍で出てないかと調べたが、中々見つからず、ようようKADOKAWA書店から出ているのを見つけた。
上下巻合わせて1000円余り、親爺の貧しい小遣いでも買える。ただ、普段使いの楽天Koboリーダーでは読めず、Sony
のAndroidタブレットで読むことになった。で、一寸考えて見ると、獅子文六氏が同じような主人公の出世物語として書いて
おられる「大番」も親爺の愛読書だったので、以前電子書籍化されていないか調べたが無く、あきらめていたことも思い出
し、ついでに調べて見るとたやすく発見、これも買った。
 で、昨日は図々しい奴を読み始め、半日読み込んでしまった。大番は何度も文庫で読みなおしたが、図々しい奴は再読
一度ほどで、長く読んでいなかったのだろう。記憶にあるシーンは出て来ず、まるで初読のような気分である。そしていつの
間にか大番と混同していた部分が多く、流石に60歳代後半となって読む本は、味わい深いと思った。
 本の虫ではある親爺だが、名作で読んでいないものも多く、平岩弓枝氏の「御宿かわせみ」などもその例で、34巻続く幕
末編の、今は31巻目を読んでいるし、この後未だ続く明治編も数巻購入してある。
 再読、初読合わせ親爺の読書はまだまだ続く予定だが、頭が調子悪くなって本が読めぬようになるのは一番怖い。
 立山からの花便り、ハクサンイチゲが咲き誇っている。


 我が家の猫額庭にもバラなどが次々と花を咲かせて、日々華やいできている。
 

 


6/14
 今日で三日連続の雨降りだ。梅雨だから仕方ないが、流石に少し鬱陶しくなってきた。
 生き生きしてるのは、戸外の植物だけ。
 親爺の鼻風邪は少し良くなって、昨夜は比較的良く眠れた。咳もあまり出ないし、熱もないし、少々喉がイガイガするのと
鼻水が中々止まらないだけの症状。食欲は年相応に旺盛で、何を喰っても美味い。それでも万一を考えてお籠り中。
 暑さ寒さに対する抵抗力が、随分落ちて、直ぐ体調を崩してしまうので、季節の変わり目は鬼門である・・・。
 鬱陶しい梅雨の朝。


 地獄の鬼さんの絵本に興味を持った黒部の孫と、歩き始めてダンスに凝ってる東京の孫。黒部の孫は親爺の立山の血が
こんな本を好ませるのかな?東京の孫のダンスのこのワンワンおしっこスタイルだけは未だ意味不明・・・・・。
 親爺にはこの孫たちの成長が何よりの楽しみだ。
 


6/13
 静かな土曜日だ。梅雨入りして三日目だが、いかにも梅雨の静かな山里と云った風情の今朝だ。
 雨がシトシトと降り続き、親爺にはやや肌寒く感じられる。
 数日前に続いた暑い日日に、クーラーを使って寝たせいか、十分注意をしていたはずなのに少し風邪を引いた。鼻水と喉の
イガイガだけだが、こんな時期なので少し薄気味悪い。まあ熱もないし、三密には近づいた記憶もなし、殆どこの山里からは出
ていないので、単なる鼻風邪だと思うが、何時もより厳重に家にお籠りを決め込もう。あとは葛根湯を服用して休むのみ。
 我が家の庭も梅雨の風景・・・。


 山里はどちらを向いてもしとしと降る雨の中。でも不動の山は昨日の様に、見えないほどはガスっていない。
 

 剱御前小舎も着々と補修工事が進んでいるようだ。もう半分ほどは奇麗になっている。


6/12
 今朝の親爺は作務衣を着込んでいる。まさかフリースまではいかないが、人目がない(オカカに叱られない)ならフリースでも
良いかなと云う感じである。
 昨日と比べて気温は数度以上も低い。昨日は暑さに慣れていない身を痛感したが、今日は今日で少し肌寒い!?と、思う。
 6月ももう半ばに差し掛かって来た。アルペンルートも恐らく6/19から再営業するのだろう。この山里のお世辞にも広くない
県道を、又大型バスが列を連ねて走ると思うと、何ともゾッとするが、まあ山が賑わいをどの程度取り戻すのかは分からないが
とにかく例年に近づくのだから、良しとしなくてはならない。
 昨日よりは随分涼しく、過ごしやすくなった我が山里は、ガスに覆われて、不動山も見えない。


 山里の周りは、川向かいの山々迄ガスに覆われている。    庭のバラが生き生きと花を咲かせた。
 


6/11
 身体が暑さに慣れていないと云うのが良く分かる。つい半月前まではフリースを着こんでいた親爺だが、流石に今はTシャツ
一枚で過ごしており、先ずこの着衣のギャップが体調をおかしくする。更に昨日からは扇風機だけではとても耐えられず、寝室
までクーラーの世話になったものだから、益々体調がおかしい。
 居間の室温が29℃ある。これはもういけない。早速クーラーを入れた。
 トモちゃんが送ってくれた写真を眺め、立山の初夏を懐かしく思い出す。まだまだ涼しいと云うよりは寒い。親爺晩年の頃、剱
御前小舎の親爺部屋の小さなストーブを思い出した・・・。
 雷鳥沢の斜面で雷鳥が佇む。雷鳥の背後には浄土川の深い谷が流れる。谷の向こうは天狗平、弥陀ヶ原。


 立山は山里からは見えない。暑い雲に覆われているが青空も見え、蒸し暑い。白薔薇の一枝がマスクと消毒ジェルの間に飾られた。
 


6/10
 今日も暑い日だ。富山市内まで行って来たので余計そう思うのかも知れない。横江にあるアルペン村の電光掲示板では
10:30現在で、28℃となっていた。
 親爺が帰宅して一番にしたことは靴下と、ベストを脱ぎ捨てて、Tシャツ一枚になる事。次いで冷たい番茶をコップに一杯
一気に飲み干して、ホッとした。居間にいる分には、扇風機を弱く首振りで廻しておけば十分だ。部屋は焼けこんでいない。
 が、二階の部屋は恐らくかなり暑く焼けこんでいるだろう。夕方になって涼しくなれば2階寝室や、親爺部屋の窓を開け放
ち網戸にしておけば、寝る頃には快適になっているだろう。
 この前まで寒い寒いの日々が、いつの間にやら暑い暑いの日々に変わっている。
 トモちゃんが剱の写真を送ってくれた。


 我が家の庭はバラがあっと言う間に垣根に花咲かせた。何となく豪勢だ。
 

 バラの垣根の庭を、雪衣を殆ど抜き捨てた大日が見下ろしている。山里の夏だ。
 


6/9
 ミヤマキンバイがもう咲いたそうだ。トモちゃん曰く「2020年最初の花」、成程そうかもしれない。草花にはとにかく疎い
親爺であるので、剱御前小舎の周りで、この時期一番最初に目にする花がいつもミヤマキンバイだったかも知れないとは
断定できぬが、そんな気がする。
 意外と女性軍が花に詳しく、小屋のスタッフでも男より女の方が草花を勉強している様だ。もちろん全てが全てではない
のは当たり前で、中には学者モドキの男性スタッフもいるし、親爺よりひどい植物音痴の女性スタッフもいない事は無かっ
た様だ。
 とにかく、立山にも刻々と夏がやってきている。


 剱御前小舎の外壁修繕が始まった。東北大震災の翌年辺りから、地獄谷のガスの噴出が変わり、小屋の外壁
もその頃から急に、劣化が激しくなった気がする。まあ細かいメンテを怠らねば、まだまだ小屋は大丈夫だろう。


6/8
 黒部の孫が2週間ぶりにやってきて、ジジババと思いっきり遊んでいった。ジジは嬉しくて一生懸命相手をしようとするが
何分体力が続かない。ババが7割、ジジ3割だから、親爺よりもオカカが草臥れる。
 でも可愛いのは変わらないから、ついつい遊びに応じて、草臥れる親爺であった。
 で、昨日はとてもこのHPの更新など出来なくて、正直思い出しもしなかったような状態だった。
 さて今日は晴れた。まだ梅雨前のこの時期、晴れたら結構な登山者が来たものだが、今年は登山者どころか、アルペン
ルートの運行もまだだ。これから先どうなる事やら、、いよいよシーズンが迫って来ると心配になる。
 殆ど夏の様な大日岳。
 

 我が家の庭のバラが、日一日と密度を増してはなやかに花を咲かせる。
 


6/6
 今日は黒部の孫が半月ぶりに来る予定で、爺馬鹿は朝から楽しみに待っている。
 随分とおしゃまになって、元気で保育園に通っている様だが、まだまだ舌足らずの会話が可愛くて、さて今日は何を言って
くれるかと、そんなことを想うだけで心楽しくなる。
 昨日東京の孫が、6歩ほど歩いたと、動画を送って来た。「すごーい頑張れー」と応援するままの声に励まされた孫は、ヨチ
ヨチと歩を進める。それを見ながら爺婆も大興奮、届かぬ声援を携帯画面の動画に送っていた。
 今日は朝からオカカは食料品の買い物。親爺は留守番でいつ来るか分からぬ孫を待っている。
 6月の時も穏やかに流れている。
 オカカがプランターに植えたニチニチソウ。


 庭の垣根のバラも、花が次々と咲き、だんだん賑やかになって来た。
 


6/5
 昨日より幾分涼しいが、天気は良い。
 昨夜、現剱御前小舎親爺の、マー君がSNSで、今シーズンの小屋の営業方針を発表した。一日の受け入れ人数を30名
と制限し、基本的にはグループ単位の個室という事で、予約必須としている。
 小屋内部ではマスク装着もお願いしているし、体調不良のある場合は登って来ない様お願いしている。更に酒類の販売は
一切せぬとの事だ。更に小屋では使い捨てシーツを用意し、チェックイン時にお客様にお渡しするそうで、山小屋と云う限ら
れた設備の中での宿泊受け入れに、出来る限りのコロナ対策を取っている。
 それに加え、宿泊者以外の山小屋への立ち入りを一切禁止するそうで、所謂通過客の休憩利用は、如何なる悪天候下で
も出来なくなる。
 親爺としてはマー君がよくよく考えた上での決断だと思うし、またこの営業方針は当を得たものであると考える。
 「これはつまり山へ来るなという事ですか」と云う様な書き込みを見たが、誰も山へ来るなとも、来いとも言っていない。そも
そも登山は、自分の意志で自分の責任で行うものだ。この辺りを理解していないから、こんな書き込みが出るのだろう。
 又、「ここまでするならいっそ営業を中止したら。」と云う書き込みもあったが、山小屋には山小屋の理由もあり、一概に休止
のみを選択肢として、潔しとするのは如何なものだろうか。
 それにつけても憎い敵はコロナウイルス、一刻も早いワクチンの開発が待たれる。
 大日岳稜線の雪庇はほぼ落ちた。


6/4
 昨日より良い天気だ。山里でも青空がかなり広がっているし、初夏の日差しが強く庭の草花が喜んでいる。
 親爺も作務衣を脱いで、半袖Tシャツになってみたが、やはりちょっと寒く、寒いと直ぐ風邪を引く親爺なので直ぐに又
作務衣を着込んだ。まあ、親爺にすれば作務衣で過ごせる季節が一番快適である。
 これだけ暖かくなって来れば、当然部屋のストーブが片付けられる頃なのだが、我が家のストーブは恐らくこのままで
移動しないだろう。間もなく来る梅雨には、梅雨冷でストーブを炊く日が幾日もあるだろうし、その後二月足らずは確か
にストーブは不要となるが、僅か二月足らずである・・・。で、去年あたりから仕舞わず一年中部屋の中に置いている。
 昨日休暇明けで山に入った知ちゃんが早速写真を送ってくれた。剱御前小舎の営業再開は未だ先だが、外壁修繕の
職人さんが入ってくる。それで結構忙しくなるらしい。
 雪解けがずいぶん進んでいる。そりゃそうだ、もう6月だから。


 親爺は時間がたっぷりあるので、昨日はスモークチキンとスモークチーズを作った。去年だか一昨年買い込んだ新しい簡易スモーカー
を使い、カートリッジ式ガスコンロで、説明書通りに燻してみた。いや、実に程よく上手にできる。アメリカンチェリーも出盛りで、美味い。
 

 庭の垣根のバラが咲き始め、ピンクのバラも咲き出した。        白バラも負けじと花を咲かせだしている。
 

 今朝も大日はアイのかなたに霞んでいる。


6/3
 町場の方はとっくに26℃を超えているが、山里はもっと涼しく、快適な気候だ。
 さっきまでオカカと一緒に立山町のスーパーや銀行などへ出かけ、諸々の雑用と、食料日用品の買い出しをして来た。
町場では26℃の気温だったが、車の中から出なかったので、23℃の空調の中で、暑いとも感じなかったが、燃料補給
のガススタンドはセルフなので、外へ出て給油していると、やや暑いかなと感じたがさほどでもなかった。
 親爺は暑さにも寒さにも弱い。年々弱くなってくる・・・。寒さには滅法強かったはずだが、いつのころからか家で一番の
寒がりになり、暑いのはもともと弱かった・・・。
 で、これからが心配だ。早く温かくなればいいと思っていたが、今度は暑くなるのが怖いのだから、勝手なものだ。
 緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ注意は怠れず、気ままな旅行などは当分できぬ。さて、これからの夏を、
どうやって過ごそうか・・・取り越し苦労の絶えぬ親爺だ。
 こんな爽やかな景色が懐かしく思い起こされる。御前山からの剱である。
 

 山里は静かで、閻魔堂の周りにも人影は見えない。


6/2
 昨日から黒部峡谷鉄道は運航し始めたが、立山アルペンルートは富山長野の2県を跨ぐためか、今月18日まで閉鎖し
19日から営業を再開するという事になった様だ。黒部トンネルバスも同様の様だ。
 しかし、立山の山小屋は、室堂周辺も含め7月1日からの営業という事らしいので、室堂まで行っても宿泊はテント以外
暫くできぬ。アルペンルートもいっそのこと山小屋とペースを合わせればよいのにと思うが、大きな仕掛けの慣らし運転など
そうも行かぬようだ。
 元来が山小屋とは厳しい自然環境下のシェルターとして出発しているから、居住性などはあまり考慮されていなくて、広々
と手足を伸ばして眠れるスペースは最盛期の混雑時には確保されにくい。どうにかこうにか風雨をしのぎ翌日の登山に備え
る宿りに過ぎず、恐ろしい感染症への防疫配慮などは多分困難だ。せめて、心地よく休める様に、最大の配慮をし、出来る
限り美味しい食事を提供しと、現在の各山小屋は心を砕いている。が、その置かれた厳しい状況下、その配慮にも限度が
ある。
 だから、山の事や、山小屋生活のことなど全く知らない監督官庁の訳の分からぬ役人が、息せき切って訪ねてきて、アア
シロコウシロと言っても、それは大半が出来ぬ事であることが多い。
 だから、心ある山小屋のオーナーは身を切られる想いで、山小屋の営業中止を考えてしまう。だが、それで登山者は困ら
ぬか、万一の事故の時には山小屋の協力があってこそ救助活動もスムースに行えるのだ・・・。
 何とも難しい。大きな試練だ。でも何とかこの大きな試練を越えれば、又先が見えてくる。山登りと一緒だ。諦めず一歩一歩
を着実に踏み出すしかない。
 我が家の庭のバラが咲き始めた。時は静かに流れてゆく。


 ピンクの花も一つ咲いた。                       真っ赤なバラに朝梅雨が降りている。
 

 白いバラも隅の方に咲き始めた。                  白バラも清楚で美しくこれにも朝梅雨が降りている。
 


6/1
 水無月朔日の今朝、立山は山里からはほとんど見えない。僅かに大日の裾が見えているだけだ。
 山すそを見ても雪がずいぶん減って、立山も初夏の山に移ろっているのは良く分かる。
 例年なら、7月、8月と云う夏山を控え、バイトの頭数をそろえたり、資機材を上げたり、小屋の繕いをしたりする準備の
時期なのだが、来るべき夏山シーズンが果てどうなるものやらと、今年に限っては不安が先行してしまう・・・・・。
 お客には来てほしいが、万に一つでもまちがいがあって、感染者が宿泊したら・・・・・
 お客様に来ていただいて、喜んでいただいて無事に下山していただきたいのが、山小屋の心である。そのために少しで
もと一生懸命努力をする。そして迎える夏山シーズンなのだ。
 今や隠居の身で、立山を仕舞った親爺が何をかいわんやであるが、嘗ての仲間の心中を思うと見につまされる。
 頑張れ。一年や二年は雌伏の時として耐えねばどうもなるまい。


 立山は無くならない。ズ〜ットこのままの姿で待っていてくれるはずだ。

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