2022/06/01 開設
8/31
葉月も晦日となった。暑さも山里ではとっくに過ぎている。今日は30度ほどになるかもしれぬと思っているが、10:00
現在まだ27℃程だろう。
まあ今更暑くなっても、それは名残で、盛りごろとは異なり、何とか凌げるから気楽だ。それよりもむしろ秋の後も冬が
気になる。でもまだそれは早すぎる。取り越し苦労に他ならない。
だから、親爺にとってベストシーズンである秋を、思う存分楽しまねば。
立山もすっかり秋めいて来た。早く天気も安定期に入って、一番気持ちよい秋山がにぎわう様祈ろう。
チングルマが花を落とし、はじけたような姿になって風にそよぐ。 山里では庭のプランターの実りを収穫し、物干し場につるした。
8/30
8月もあと二日。なんと勢いよく時が流れることよと、改めて驚いている。
暑い暑いと言っていた日々も去った。心地よい秋が間もなくやってくる。秋の後にやってくる冬についてはあまり考えた
くはないし、そこまで心配しては取り越し苦労であろう。目の前に迫った秋をいかに楽しむか、これが目下の課題である。
今日はちょっと天気が悪くなった。昨日と比べると山里は曇天で、立山も見えない。恐らく立山も悪天候で雨だろう。
今夏は最後まで天気に恵まれなかった上に、コロナが感染力をやたら強くして蔓延状態だ。
もう、コロナにかかったといって驚くようなことはない。いい加減インフル円座並みの扱いにしても良いのではと、最近と
みに思う様になった。
かかってもさしたる自覚症状もなく、のどのイガイガ、頭痛、咳などの、所謂風邪と同じで、発熱もあるがどれにしても対
処療法しかない。ならばその対処療法に専念した薬を出し、治療すれば一週間程度で治るというケースが圧倒的に多い。
もういい。ちょっとやばい風邪(インフルエンザ)程度の認識でいい。
これはあくまで親爺の根拠なき意見。でも大方の人々も同じ意見だろう・・・。
今日の立山は雨。山里も曇天。
昨日の立山は気持ちの良い天気だった。
剱岳もきれいな姿を見せていた。
今日の山里。
8/29
久しぶりの良い天気で、しかもこの晴天は夏のものではない。大陸から張り出した高気圧の下での晴れだから、湿度も
低く、9:00の外気温は21℃であった。爽やかだ、厚手の綿の作務衣を着たが、それでも少し肌寒いくらい。
オカカが買い物に出かけた。親爺はその間にこのHPの更新をして、終われば「寅さん」でもみようと思っている。
アマゾンの販売している電子書籍は、Kindleリーダーで読めるが、最近その電子書籍サイトで、いろいろと昭和の作品
を読むことができることに気づいた。しかもアマゾンのプライム会員になっているため、それらがかなりの数、無料サービ
スで読める。で、あまり好きではなかったが上村一夫氏の作品や、大好きな長谷川法世氏の「博多っ子純情」等々の昭和
を代表する作品を、しみじみ読み返している。
藤子不二雄A氏はつい先だって逝去されたが、「まんが道」の続編「愛しりそめし時頃に」もそのサービスの範疇に入って
いた(今は入っていないようだが・・・。)ので数巻読んだ。
とにかくまめに探せば、いろいろと読めるものだ。多少目が疲れはするが、懐かしい昭和が蘇る。
で、今度は寅さんへと続くわけで、幸い寅さんシリーズはDVDを全巻持っているし、今は配信サービスもたくさんあり、気軽
に見ることもできる。
まあ、親爺など単純な頭脳構造だから、気の向くままの寅さんの世界が、当時の世相への郷愁と相まって大好きなのだ。
普段は雑音しか出さぬテレビも、楽しもうと思えば楽しめる。
今日の山里は良い天気だ。
今朝、稜線部では初霜が降りた立山だ。 昨夕はこんな夕景が広がった別山乗越だ。
8/28
日曜日なのに悪天が続く。まあ天気には曜日や人間の都合など、何の関係もない。
山里もひどい天気で、この後天気は予報では好転するとなっているが、さてどうなることやら・・・。
昨日は孫たちが、黒部は最後の水遊びにパパママとお出かけ、東京もママと二人で近くの遊園地にお出かけ。思い切
り遊んできたようだ。
親爺とオカカは相変わらず、外にも出られず、家でごろごろしながら長閑な時間の中で過ごした。
今日の日曜日、親爺たちには普段と何ら変わらぬ日。天気が悪いからまた家で過ごそう。特別な用事もない。
この天気、暑くなくて楽だがかなり鬱陶しくなってきた。
時折雨が強く降ったりしている。
この夏最後の水遊び、大いに楽しんだようだ。こっちは二週間に一度のマックの日。これも大いに楽しんだ。
今朝の突然の強い雨。5分ほどで止んだが凄かった。
8/27
我が芦峅寺の山里は、今日もこんな天気である。
立山も弥陀ヶ原まではガスがかかっていないが、9:30現在その上はかなり濃いガスがかかっている。今日も折角の
土曜日ながら、登山日和とはゆかぬ様だ。
9月に入れば少し天気は良くなると、親爺は勝手に思い込んでおり、奥山の入れ込みも、紅葉の具合によってはかなり
延びるのではないかと期待しているのだ。
奥山もその最たる奥山、心平の真砂沢ロッジや、仙人の小屋など、今のところかなり大変だろうなと思っている・・・。
親爺もどこかへ出かけるのさえおっくうになるこの天気で、殆ど買い物と医者が良い程度しか外へ出ていない。身体の
みならず精神衛生上も良くないことだ。
で、何か趣味にでも没頭すれば良いのだと、まだ手に余るサラミ作りや、ウナギの佃煮等もトライしている。皆そこそこ
に出来るのだが、これはという出来栄えは、まぐれでしか出来ぬ。がしかし素人仕事、それが面白いのだ。
最近はサラミでも他のソーセージでも、いつも使っているチューブ式の肉詰めが、握力がなくなってかなり疲れる。情け
ない話だが、片付けが面倒なグリスガン式のものを使うしかなさそうだ・・・。
でも、うまく出来上がったサラミにしろウインナーにしろ、それは自分の好み通りの味付けができるのだから、うまいに
決まっている。ウインナーなどスモークの加減も自由自在だ。
またはまってしまえば、暇な時間など無くなって、次々と手を出す親爺である。
今はウナギの生姜煮という瓶詰が気になって、何とか自作したいと考えている。相変わらず食い意地だけは衰えぬ親爺
である。曇天の山里でも食い意地は盛んだ。
仕込んで、今冷蔵庫で乾燥熟成中のサラミ2本。 トモちゃんが昨日入山した時の立山。浄土も雄山もすっきり。
みどりが池もきれいに見えている。
8/26
今日も曇天の涼しい朝だ。
祖母の月命日であるので、仏壇に燈明を上げお参りした。祖母は昭和50年の旅立ちだったから、もう47年も昔
の事だが、親爺には初めての家族の旅立ちで、悲しくてなかなか立ち直れなかった記憶がある。
そのとき23歳だった親爺が、今年は古希を迎える。光陰矢の如しである。
昨日はトモちゃんのクイズに引っかかって、岩木山を鳥海山と答えてしまった。よく見ればその写真は富士山同
様の単独峰で、山容こそ鳥海山に似ているといえなくはないが、周りに連なる山々が全くない。
トモちゃんが前日鳥海山の登山口に着いたと云うのを聞いていたので、それから上るのだとの判断をしていたが
彼の山女、すでに登って下山して登山口に着いて居たらしい・・・。
そんな思い込みで山を見誤る事もあるようだ。いかにも注意力散漫の親爺である。見事に引っかかった。
然しわずか1週間程度の休暇で、浅間山、鳥海山、岩木山と登り今日はたぶん、富山に帰着しているだろう山女
には脱帽である。大したもんだ。
ヤドカリ型自動車を最大限駆使して、今はやりのキャンプ遊びを広範囲な山域の登山に応用しているのだから、
何とも大した山女としか言いようがない。
前日鳥海山の写真を見ていなければ、これは直ぐに岩木山だと答えたかもしれぬ・・・。
山頂からの景観も独立峰独特なものだ。しかし青森は天気が良い。
山里は今日もこんな天気。我が家でももう最後のひと箱で、預かっている家庭配置薬(売薬)のおまけ。昔ながらの子供向けお土産だ、
8/25
親爺は東北が好きで、子供たちがまだ小さかったころからオカカと子供を連れて、会津若松、米沢、上山辺りを
皮切りに、オカカと二人だけの熟年夫婦旅行となった頃には、奥州平泉、遠野、果ては下北半島、そして弘前から
竜飛岬まで、すべてドライブ旅行で走り回った。
40代のころまでは平均500kmを一日の走行距離とし、最近は精々2〜300kmをMAXとして旅程を作るのだが
あそこに行こう、ここにも寄ろうと計画を立てているときから楽しめる。
で、いつも庄内平野辺りから鳥海山をよく眺め、あれが出羽山地の雄、鳥海山かと、見上げていたものだが、登
ろうとはついぞ思わなかった。
それが昨日、トモちゃんから連絡が来て鳥海山に来ているとのこと。休暇下山で我が家へも顔出ししてくれたので
非常食用のハードドライサラミと、Yさんに頂いた大きな梨一個を渡しておいたが、それが良い行動食になったそう
で、まあ役に立ってよかった。鳥海山に取り付く前には、前掛山(浅間)を登ってきているので、一週間ほどの休暇
はかなり濃密な行動計画で移動しているらしい。さすがの山女である。
肌寒い朝、山里は今日も季節外れの梅雨冷の様だ。
鳥海湖。これは地図でしか見たことがないが、結構大きな湖だ。
剱御前小舎ではこんな天気は久しく見えぬようだ。
8/24
室温が24℃、外気温は22℃と肌寒い朝だ。ガスがかかって立山はおろか不動山すら見えない。
富山市内の医院への薬もらいなので、Tシャツにベストを羽織って出かけようと思っていたが、これでは寒い気が
して、作務衣の上着をひっかけて出かけることにした。電話で予約を入れたら、今日はコロナワクチンの接種日で、
午前中は11:00頃には空くので、その頃に来てくださいとのこと、混雑は嫌だからそうすることにした。で、時間がで
きたので、このHPの更新を済ませてから出かけることにした。
まあ一月に一回の事。血圧や血中酸素濃度の診察をうけ、往復2時間足らずで済む話だ。毎朝の筋力低下防止
体操(老人向け体操)と医師処方の投薬くらいは真面目に行い、受けなくてはなるまい。
ガスが徐々に上がってきて、運転も楽だろう。特に暑くないのが良い。
10:00過ぎになればゆるゆると出かけよう。
立山も弥陀ヶ原から上はガスだ。
山里の今朝は涼しいを通り越して肌寒い。
鬱陶しい天気だ。でも暑くないのは良い。 隣家の大イチョウもまだまだ青々している。8月後半だ。
8/23
曇天で蒸していて、立山も見えぬ山里だ。
比較的涼しい、快適な日が二、三日続いた後だから、べっとりと湿度の高い暖気は身体に堪えるし感にも障る。何
となく不快で、気分が重くなる。
オカカが早月小屋から降りてきたヤンジーに会ったそうだが、「雨ばかりで、お客様はさっぱりでした。」と言ってい
たそうだ。ヘリの空輸もままならぬ天気が続き、お盆の休みの間も晴れ間が出た日は少なかった。
今シーズンも天気にもコロナにも邪魔をされ、まだまだ以前の山には戻れないようだ。
まあ、これからの秋山が良くなることを願おう。親爺現役中も夏が冴えず、秋に挽回したことは再三あった・・・。
それにつけてもしつこいコロナ。もうインフルエンザ並みに扱ってもよいのではなかろうか?
素人で感染症などについては一般的な知識しかない親爺だが、コロナコロナとあまりにも過敏に反応しすぎるのも
どうかと思う。実際にり患しても重篤な症状になる確率はかなり低い様だから・・・。まあ、素人は素人。決して確証が
在って言っているわけではない。
クーラーが効いてきて今の室温が下がり、湿度もぐっと下がり、親爺の不機嫌も治った。
40年ほど見続けてきた、剱御前小舎親爺部屋から眺める御前山。この御前山の景色、今は懐かしいが、当時は
空をにらんでため息をついていたものだ。
きれいな乾燥前の鷹の爪。昨日プランターから収穫した。これを細かく刻んで醤油漬けにしておくと美味い。あるいは酢漬けで
テーブル調味料として用いてもよい。 今日は立山は見えない。雄山山頂は雨だ。
8/22
昨日とは比べ物にならぬ快晴の朝、爽やかである。が、これは暑くなるぞとの予感もする。それでもさすがにお盆明
けの山里、湿度が低く、真夏の暑さほどではない。
それはともかく、明日以降の天気予報を見ると、ずっと傘マークが続いている。9月の頭まで・・・。
まあ、悪天候、あるいは異常な天気の連続である。
しかし天気に文句を言っても始まらず、こんな時こそ人間は自らの存在が「生かされて在る」ことを意識し考えてみる
べきだろう。せいぜい天に祈ることくらいしか出来ぬのが人間なのだ。
あまり知恵もないくせに、グタグタ書きそうだからこのあたりの話は止めよう。ちっとも面白くない。
と言っていたら、少しずつ室温が上がって来たようだ。
さてクーラーの世話になろうかな・・・・・。
大日がきれいに見えている。
スイカもソロソロおしまいかな?ならば夏の名残のスイカだ。 バラは元気を取り戻し、第二弾の花が盛りとなっている。
今朝の晴れを予言する昨夕の夕景。日没直前にガスが上がって来た。
8/21
ガスがかかり雨の落ちる朝だったが、今は幾分ガスも切れてきた。
今日はオカカが買い物に出かけ、いろいろ仕入れてきたが、親爺が留守番をしていると、3年ほどカナダに家族で
暮らしていた従姉の娘、Nから電話があり、中学生の息子の立山曼荼羅についての自由研究で、教えてほしいことが
あると言ってきて、どうせ暇な親爺である、小一時間ほど聞かれるままに話した。
自分が幼いころ、郷土史家だった伯父(母の兄)からいろいろ聞いた話や、興味をもって自分で調べた事を、思い
出し、又祖母や村の古老山岳ガイドたちの話などを思い出しながら、親爺の話はついつい脱線する。それをNが軌道
修正し、息子のR君に聞かせるというパターンで、参考になったかならなかったかは分らぬが、博物館の本や立山信仰
を扱った学者の本には決して出てこない、土着の伝承が親爺の話の主体である。
歴史学者は文献にのみ依存する。だから面白くない。
実際に立山講の案内をしたり、宿坊で講の客人を迎え世話した古老や祖母の話を、聞いている分親爺の話には細部
に至るまでの生活に密着したリアリティーがあり、親爺自身がガイドという立場で山案内をした経験や、山小屋親爺とし
て立山にくるお客様を迎えていた経験も立山信仰の、ライブの部分を包括しているので、親爺の話はあながちでたらめ
ばかりではないのである・・・。
まあ、久々に立山信仰の話などをして、面白かったが、中学生の自由研究の参考になるかどうかはちょっと怪しい。
親爺の話は今朝の山里のごとし。ぼんやりとガスにまかれし古や・・・。
おいらはよみうりランドのアンパンマンプールを満喫。いい気分! 私は一人で花火が持てるんだ。もうお姉ちゃんだからね。
8/20
良い天気は昨日だけだった。
せっかくの土曜日なのに、天気がこれでは客の入れ込みも大減少・・・お盆が終わりやれやれと、山へでも行こうか
という熟年夫婦たちもこれでは来ない。8月はどうにもイケなかった様だ。
来週の土日あたりから晴れ9月に入って晴天が続き、良い秋山となることを願おう。
コロナの影響が大きいのに、天候不順が追い打ちをかけて、山小屋商売も大変だ。
タフな親爺たちばかりだからよもやめげることもあるまいが、思っていた以上にこのコロナ禍が長引いている。
山里から立山は見えない。
山里の天気はこんなだけど、立山だけでも晴れてくれぬだろうか。何とも祈るような気持ちになる・・・。
8/19
久しぶりにすっきり晴れ、立山もよく見える。準備をしてドローンを上げて見た。
閻魔堂の杉木立が遮って我が家からは見えない、浄土、雄山、真砂岳の稜線がドローンを上げるとすべて見える。
立山の遠景を動画や写真に収め、ドローンを帰還させる。約10分のフライトだ。
暑くはないが、まぶしくてFPV画面が見えなくなるので、ずぼら親爺は玄関内部に引っ込んで、操縦撮影をしている。
勿論機体の位置は見逃すと操縦しづらくなり、親爺のような万年ビギナーには、機体の帰還誘導が難しいので、玄関
から顔だけ出し、機体位置は常に視認している。
まあ、年々なまくらになって、場所を移動してドローンを上げることも少なくなってきたが、又そのうちに・・・。
立山もいい天気だ。こんな景色が、別山乗越からは見えているだろう。
これは今日の親爺のドローン写真だ。地上高度15mでは大日しか見えない。
これは地上高度45mほど。こうなれば立山のかなりの部分が見える。残念ながら剱は大日の陰に入り見えぬが。
とにかく爽やかな朝で、庭のバラや、桔梗が又よみがえった。
8/18
雨がまだ断続的に降っている。
親爺とオカカ二人だけの生活に戻ったが、昨日までの子供の足音や声が響き渡っていた家内は寂しい。
寂しくはあれどホッとしているのもまた事実。親爺も久しぶりにゆっくり妨害なくキーボードを叩いている。キーボー
ドを叩きだすと「お手伝い」とすっ飛んできて膝に割り込み、ジジの手を止めるちびっ子ギャングが、無性にかわいい
のだが、そこですべての作業が中止となる・・・。また、ババが食器の片づけを始めるや、同じく「お手伝い」がシンク
の前に踏み台を引きずって行き、オカカの作業も可愛い妨害に合う・・・。
いやいや実に面倒な小悪魔たちだが、孫という名を冠しているだけで、小悪魔も天使になるのだからジジババなど
という存在は実に甘いものだと自覚する。
まあ老い先短いジジババ、我が血を受け継いでくれた孫の未来に夢を託しているのだろう。
さて今日は二人の生活のペースを取り戻す日としよう。これから親爺はウナギの佃煮を作り、梅干しと削り節と海苔
を叩いて、叩き梅?も作ろう。食い気一本だが。
今日も山は見えない。
お盆の間のかわいい孫たちと過ごした時間が、ジジの心の中によみがえり、ジジを元気づける。
庭のプランターで、オカカが作っている鷹の爪が収穫を待っている。 でも雨続きで、なかなか収穫のチャンスが来ない。
8/17
お盆も昨日で終わった。今日は東京の次女と孫も午後の新幹線で帰京する。
今宵からは又、親爺とオカカの二人暮らしの我が家となる。寂しくはあれどホッとしてもいる。
可愛い笑顔はSNSで毎日見られるし、可愛い声も聞こえるが、体温を感じながら抱っこすることはできない。まあ
欲を言えばきりがない。
今朝は朝から、否昨日から間欠的に降り続いている雨がまだ続いていて、肌寒いほどの朝だ。
我が山里では、お盆が過ぎるとすぐ暑さも峠を越し、幾分秋めいてくるといわれている。なるほど今朝の涼しさなど
まさしくその通りだ。
すぐに秋というわけにもゆかぬだろうが、日々しのぎやすくなってくることは間違いない。
立山に至っては夏はもう終わって、すぐに秋の山になるが、こんなに雨にたたられた夏山のシーズンは、秋に晴天
が続くという気がする。これはあくまで親爺の経験上の事だから余りあてにはならぬが、親爺予報は当たることもない
ではないから、秋山にご期待願いたい。
八月盆明けの朝というよりは、梅雨冷の朝という感じの山里だ。
昨日はパパママと元気にプール遊びの黒部の孫と、ママと朝の食卓に着き愛嬌を振りまく東京の孫。
8/15
8月葉月も半ばに差し掛かり、今日はお盆で、13日の夜、迎え火代わりの松明で出迎えたご先祖様もまだ我が
家に居る。が、今年13日の天気たるや強い雨にたたられ、とても松明で出迎えるわけにはゆかなかった。
墓前まで車で乗り付け、そこでお参りし、持参の提灯に火を入れ、それに乗っていただき我が屋にお迎えした。
昔から幾多の慣わしがあり、21世紀の今もそれは守っているが、決してこだわらず臨機応変に守り伝えているか
ら、今になっても多少の変化をしながらも、その慣わしが生活に生きているのだ。
さて、13日のショウライ迎えは、二人の孫が遊びまわる賑やかな中で、上記のごとく長女夫婦が執り行ってくれた。
久々に家に帰ったご先祖様もその賑やかさに目を細めて、喜んでくれたことだろう。
いやいや、昨日の夕刻に、松本の末娘と黒部の長女夫婦と孫が帰るまで、我が家は頗るにぎやかだったのだ。
さて、今日15日は、昨夜来の雨が上がらず、どんよりした空から、時々雨が落ちるが涼しい日だ。オカカが遊び
相手が帰宅し、寂しくなった東京の孫を連れて、マーケットまで買い物に出かけた。
ゆっくり休んでおられるご先祖様と、これまたゆっくりHP更新をしている親爺で、我が家は静かである。
緑濃い山里のお盆。焔魔堂もひっそり杉木立の中に佇む。
ババ(オカカ)が用意したやや深めのプールでたっぷり遊び、夕刻もお迎えしたご先祖様の前で遊びまわる我が宝たち。
二人とも、ジジ(親爺)が大好き。肩たたき競争もしてくれるし、最後はジジの膝取り合戦だ。ジジ至福の時である。
8/13
これはトモちゃんが送ってくれた今朝の剱御前小舎の様子。
登山者が尾根に取り付き、別山から雄山を回るのだろう。昨夜はそれなりに賑やかだったようだ。
山里では今日からお盆で、今宵はご先祖を家にお迎えする。顔さえ知らぬ祖父、懐かしい祖母、そして父母や
妹,伯母たちや曾祖母も戻ってくるだろう。
立山信仰の山里、芦峅寺ならではの古い習慣がまだかろうじて生き残っている。
親爺が剱御前小舎を経営していた時も、最後の10年くらいは、お盆には下山しショウライ様を迎え、墓参まで
山里に滞在した。
お盆の登山者が減ったことと、若いスタッフが十分力を発揮し親爺の留守を守ってくれたからだ。
親爺が若いころは、お盆は一番の稼ぎ時だったのだが、若い人の山離れ、登山者の高齢化が進みお盆の登山
者が減ったのだろうと思われる。
今はまた若い登山者も戻って来たようだから、お盆の賑わいも戻ってきたのだろうか。
山を離れもう6年、だんだん山も遠くなる。
孫のいる朝は心楽しい。
山からの便りも、秋の気配が立ってきた。タテヤマリンドウだろうかミヤマリンドウだろうか、短い山の夏は間もなく終わる。
8/12
昨日東京の次女と孫が着いて、さらに松本から末娘も到着し、我が家は俄然にぎやかになった。
何といっても3歳の孫が主役で、午後はさっそくプール遊び、ジジババも監視員として参加、大賑わいのプール遊
びだった。
まあ、暑い日が続くので水遊びがちび助どもには一番だろう。
黒部の孫もまた、いとこの家のやや大きなプールに遊びに行って大騒ぎだったようだ。
立山からは急な天気の好転で、待望の空輸作業が終わったと便りがあった。夏山の最終ハイライト、お盆の営業
もどうにかできるようになった。めでたしめでたしである。
ヘリの空輸に敷材輸送をすべて頼っている現在の山小屋には、ヘリは命のツナである。
我が家では孫の水遊びにジジババも監視員で参加。大賑わいである。
そのころ、黒部の孫もパパ方の従弟の家の大きなプールを堪能。大はしゃぎだった。
まあ、午後は何ともいい天気になったものだ。
8/10
昨日に引き続き今日も暑い。昨晩は一晩中寝室のクーラは稼働。居間のクーラーも早朝から稼働だ。
それでも、親爺とオカカしかいないので、一部屋でしかクーラーを使わないから、更に精々1か月半くらいしか使
わないので、年金生活でも何とか凌げるくらいだ。
年金といえば、物価高が続くのに、年金が上がる気配はなく、介護保険だけが上がったから手取り額はわずか
に減って、何とも公的年金だけの老後などありえない。
まあ、親爺とオカカは田舎暮らしゆえ、何とかなっているが。それでも清貧という言葉が身近になって来た様な気
がするが、それもまあいいではないか。
立山は相変わらずガスに身を隠している。
植物は強いものだ。この暑い中、ますます花を咲かせている。
ガスの恩恵を受け雷鳥の親子が、天敵の猛禽を気にせず餌をついばみに出てきた。
姿は見えてはいるが、雨の中の剱岳。
8/9
わが父の月命日だ。お盆に備え掃除を終え、表戸を閉めてあった仏壇を開け、お参りした。
今朝は暑い。この夏一番の暑さだろう。朝の我が家の居間で30℃となった。
もうクーラーなしの生活は考えられない毎日だ。これからお盆明けの月半ば過ぎまでが一番暑い山里である。
暑いと立山が恋しくなり、山小屋の日々が思い出されてばかり。標高2750mを超えた剱御前小舎では、寒く
は会っても暑いなどという事はない。
下界の猛暑の日々をテレビで見ながら、フリースの襟をかき合わせていたものだ。
親爺も今や下界暮らし。其暑い日々の洗礼を受け、へたばっている。
今日もこれからオカカの買い物の運転手。たまに外へも出ないと気が滅入る。
でも車から降りるのが嫌だ。運転手のみで済ませよう・・・。
立山は今日もガスにまかれているようだ。
昨日一寸ドローンを上げて見て、亡き母の生家「日光坊」の跡地が映っているのを見た。
寂しさと懐かしさに、老いた胸が痛んだ。
立山にはガスがかかるが、鍬崎は見えている。天気は回復するかもしれぬ。
8/8
今日は曇天ながら朝からむしむしとし、気温も高く暑い日になっている。
オカカはまもなく来るお盆の準備に加え、帰省する娘たちや、かわいい孫たちの受け入れ準備に大わらわだ。
11日から東京の次女と孫が来て、松本の末娘も来る。松本は勤務の関係で14日には松本に戻るが、13日
はお盆のショウライ(精霊)迎えがあり、山里では夜に大きな松明をもって墓までご先祖様をお迎えに行く。これ
がお盆のハイライトで、我が家では娘らが打ち揃い、黒部の長女と婿殿を中心にこのショウライ迎えを行ってい
るので、長女夫婦と勿論孫もやってくる。
これが、「盆と正月」という言葉の通り、我が家でみんなが寄り集まるイベントとなっている。
その賑やかなことはかなりのものだが、親爺も飲まぬし我が家の婿殿はあまり飲めぬし、精々食って孫たちを
遊ばせる程度のものだ。
でもオカカにすれば、寝具の用意から部屋の用意、更にはメニュー作成に、かわいい孫用の食事の下準備と
それは親爺の目から見ても、大仕事である。
お盆のメインゲストのショウライ様は香華をささげ、水を変えて差し上げるだけで、実に静かに滞在していてく
ださる。
さて間もなく第一陣がやってくる・・・。
こんな空で立山も見えぬが、暑い!!
我が山里は緑なりき・・・・・。暑い!!
ドローンを上げても外に出て操縦する気にはならぬ。先ずまぶしくて、FPVスクリーンが見えなくなる。
山里にミソハギ咲いて盆となる・・・
8/7
孫が来ているのでにぎやかだ。朝から見ると青空は少しずつ減って雲がちな空になってきたが、気温は高い。
昨夕は強烈な夕立が来て、ずいぶん降った。お陰で夜、雨が上がった後は気温が下がり、網戸を通し冷気が
部屋に流れ込むようになって、気持ちよく寝た。
今朝も朝から、孫中心の生活で、いくばくかの疲れは残るものの、可愛さが先立ち、玉入れゲームやら、かく
れんぼやらの相手も楽しい。
が、午後になればもう帰る。今ではジジババが相手ではもの足らぬ様だ。
まあ、ジジババは退化の一途をたどる。孫は進化の一途だ。このまま生きていればどこかで立場が逆転する。
そんな時、孫に手を引かれ歩む姿が目に浮かぶようになってきた・・・。
立山はまだ大気が不安定である。
我が家のプールではもう不満。ババがさっそくもっと大きく深いのを注文した。
水木しげる妖怪ランドはおいらには少し怖かった・・・。
8/6
恐らく一年を通じ、今が一番暑い時期だろう。今朝も暑い。
でも、考えてみれば標高の400m以上ある山里での暑さは、標高の低い平野部とはずいぶん違うだろう。
単純計算でも、100mにつき、0.6℃低くなるのだから、2.4℃ほど低くなる計算で、例えば平野で30℃ほど
の気温の時、27.6℃となる訳で、体感温度となると、山里は緑が多く、そこを通てくる風はかなり心地よいので、
更に1℃は違うと思われる。
まあ、雪に閉ざされひどい目にあう冬の期間が長いことを思えば、そのくらいの夏の涼しさは当然だろう・・・。
が、先の集中豪雨で、やられたのは新潟の村上や、山形の最上川沿いのエリア。冬の豪雪でも苦しめられる事
の多いところだ。それがまた夏の集中豪雨の水害にもやられてしまった。
この水害で被害を受けられた皆様には、心よりお見舞い申し上げたい。雪にやられ、大雨にやられ、誠に堪った
ものではない。
今日は土曜日。立山へ向かう車も多かった。天気は今一つ不安定だが、お客様が多く来てくれることを祈る。
相変わらずの暑い夏の朝だ。
我が孫たちも、大きなプールを買ったパパ方のいとこ宅へ遠征して楽しんだ黒部と、ママと一緒にアンパンマン
ランドのお子様プールで大はしゃぎしてきた東京の楽しげな姿が、ジジババに送られてきた。
8/5
昨日とは打って変わった晴天の今朝だ。
起きだしてゴミ出しの手伝いをし、外へ出たが、その時はまだ暑くはなかった。昨夜は涼しく窓を閉めて寝た位
だったからだろう。
が、朝食を済ませ、庭に出てみるともういけない。強い陽光にぐんぐん温められた大気と地面からの照り返しで
まるでレンジの中のように暑い。軟弱な親爺、家へ飛び込んでクーラーを入れた。
大雨で山形県や新潟県に大きな被害が出ている。ふと若いころの山形の友人を思い出し、電話で連絡をしてみ
る気になった。
彼とはもう40年以上会っていないが、年賀状のやり取りだけはつい数年前まで続いていて、親爺が大好きな東
北への旅の折々にも電話で連絡をしてみたことがあったが、ついに会えずじまいだった。
時折思い出したように、サクランボを送ってくれたりもしていた友だが、最後に電話で話したのはもう10年も前の
事だろうか・・・。
で昨日朝電話を入れたが、不在だったので留守電にメッセー路を残しておいた。そしてもう一度、夜に電話を入
れた。電話はつながり、たぶん弟さんと思われる方が出た。そして、懐かしい友がすでに3年前に旅立ってしまっ
ていたことを知らされた。
何となく虫が知らせたというのだろうか、そんな気もしていたが、「令和になった年に亡くなりました。」という弟さん
の声に、天真爛漫な彼の友の笑顔が目の前をよぎり、消えた。
懐かしい若き日々を共に過ごした友が、また一人旅だったことを知り心が痛んだ。今は友の冥福を祈るのみ。合掌
今日は暑くなりそうだ。
この週末が良い天気に恵まれ、立山が登山日和になればよい。
明日当たり孫がやってくるかもしれない。オカカが庭に小さなプールを用意した。その横のプランターには鷹の爪が実をつけだした。
庭の桔梗が花盛り。
昨夕は剱も姿を見せたそうだ。
8/4
今日は雨で開け、しばらく止んでいたのだが9:30現在また雨が降り始めた。
雨のせいで、あるいはおかげで、暑さを感じない。窓を開けると湿気が入り込んでいやだから外に向く開口部
は全部閉めてあるが、それでも室温は27℃以下だ。
こうなれば扇風機で空気をかき回しておけば結構涼しく、やや湿度は高いものの暑くはない。身体もずいぶん
暑さに慣れてきたのだろうし、この暑さもお盆を超せば幾分和らいでくるはずだ。
まあ、最近の予測不能の天気のことだから、過去の経験からくる予測も外れやすくなっている。気象庁すら全
くさえない予報ばかり出しているのだから。
立山も雨で、雄山の山頂ライブカメラも雨粒がくっついている。
水を天水に頼っている剱御前小舎あたりでも、少しは貯水タンクのメモリが上がったことだろう。大切な雨でも
ある。
さて、今日はどうやって過ごそうか。
昨夜から花を散らすほどの雨が降り続いていたが、今は小康状態。
我が家の庭は割と水はけよく、雨で水たまりができたりすることはない。
8/3
葉月三日だから、暑いのは当たり前だが、暑いという言葉がついつい口をついて出る。
オカカと二人の夏の日々、暑くはあれど二人とも恙なくのどかに時間を過ごしていられる事にまず感謝せねば
なるまい。
この間から暇さえできれば読んでいる漫画、「博多っ子純情」だが、時代が自分の時代にかぶり、面白い。
最近のテレビ番組には、特にバラエティーなるもの煮はとっくについていけず興味も全くないが、その分批判の
的にされているNHKの番組は、比較的高齢者も意識して作られているからか、幾分は見ることがある。
しかし、最近はテレビなどもその立ち位置がずいぶん変わってきて、家庭の娯楽の中心などという事はとっくに
無くなってしまっている。
大好きな格闘技の実況放送なども、テレビ局ならぬ、VODと呼ばれる動画配信サービス会社に移行しているし
これだと好きな時に自分の時間に合わせ、好きなものだけをわずらわしいCM等なしに見られるのだから、これは
視聴者の選択としては、普通のテレビに勝機はない。
また好きなTV番組がもしあれば、ビデオ(DVD)どりしておいて好きな時間に見ればよいのだから、自ずと視聴率
という言葉も死語となってくるだろう。
また最近読むことがめっきり少なくなった漫画や、雑誌ではあるが、電子書籍で読めるのでこれも大いに助かっ
ている。書店へ出向き購入などという七面倒くさいことはせぬでもよいし、よしんば電子になくとも、いろんなサイトで
検索し、本で取り寄せもできる。
世の中変わってきたのだ。この利便性の弊害はあっても、その恩恵の大きさにも目を向け利用せねば損だ。
親爺は精々本かプラモかモデルガンくらいだが、昔のことを思うと、北陸の山国の村に住みながら、そんなマイナ
ーな事についても、どこへも足を運ばず情報を得、購入も楽々できるのだ。
話が脱線を繰り返し、収拾不能だが、要はこまめに調べれば大半のものは居ながらにして、入手できる今の世だ。
さて、この後も古い漫画本でも探してみよう。
立山は全く見えない。
こんなにきれいな山の景色が、もはや登山能力のない親爺でも、トモちゃんの送ってくれる写真で堪能できる。
8/2
今朝も8:30過ぎまでは朝の冷気が暑さを抑えつけてくれていて、でも朝食を済ませて、さてと立ち上がる時
にはもう朝の冷気も無くなっている。
で、慌てて暖気の満ち満ちる外気温をシャットアウトするのに窓を閉め居間のすべての戸を閉め切り、クーラ
をー稼働させた。
カーテンも閉め切っているので、どんな景色化はわからぬが、我が家の外には山里の夏の光景がこれでもか
と広がっているはずだ。午後になって陽が居間に直接刺しこむことがなくなれば、カーテンも開けて外を眺めよう。
立山も良い天気だ、これからしばらくはいい天気が続くはずだからお客様も賑わうことだろう。
心平の経営する真砂沢ロッジにも登山客は入っているだろうか。それがちょっと心配だ。まあ、あの小屋は秋
が一番のシーズン。これからだ。
夕日の中にきれいな虹が出た。よく見ると2重だ。
そのころ、2300mの標高差がある別山乗越もこんな夕景が広がっていたようだ。
8/1
今日から8月である。時の移ろいはスムースで、コロナが蔓延しようが、ロシアがウクライナへ攻め込もうが、
人間世界のことなどにはお構いなく、刻々とスムースに流れてゆく。
8月といえば夏真っ盛り。これからの2週間ほどが実に暑い。
山里でもこの時期は暑い。夜窓を開けたくらいでは涼風は得られぬ。ああ暑い、ああ暑いと、喘ぎ暮らしてい
るうちに、旧盆の行事が終わるころには、大気に秋のにおいが混じる。
と、今度は涼風が立ち、穏やかな日々がしばらく続き、寒さが・・・・・・・・・・・
涼風などまだ先の話だと思っているが、なあにあっという間だ。が、その前の今から始まる暑い日々をさてど
うやって過ごそうか・・・それが問題だ。
この青々とした大日と青空。夏の山里も。暑い
昨夕はこんな夕景だった立山だ。
富山市内にも産直販売所を見つけ、良いトウモロコシを買ってきた。これはうまかった。
7/31
ここ何日かは、用事のある時以外は外へは出ず、家にお籠りをしている。暑いからだが、親爺など四季を通じ
こんな状態かもしれない。
で、たまに顔を見る友人、知人からは「毎日何をして過ごしているのだ?」と聞かれることが多いが、面倒にな
ってきて、「死なぬように、食って、寝て、息して居る。」と答える。
何とも不愛想な意地悪爺さんの答えのようだが、元来がいつも群れてワーワーやるのを好まぬ質なので、静か
に本を読んだり、昼寝をしたり、時には趣味のプラモでも作ったりしているのが親爺にとっては一番幸せな時間の
過ごし方で、例外的に孫と遊ぶ時間や、旧友との茶飲み話などはあるが、まあ普段は静かを好親爺だ???
ここ数日は昔読んだコミックを、電子書籍で読んでいる。長谷川法世氏の「博多っ子純情」で、これはコミック本
で全巻持っており、車庫裏の親爺部屋の書庫にびっしり並んでいる。が、これを数巻ずつ家へもってきて読み返し
また書庫まで持っていって・・・という作業が億劫でできない。
で、電子書籍となる訳だが、これとて有料。しかも絶版など当たり前である。だから運良く見つけるとすぐ購入し
たくなり、購入してしまう。が、今回のコミックはまんが図書館Zと云うサイトで、作者の了解のもと公開されており、
いわゆる違法サイトではないので、安心して読める。
まぁ、そんなことで親爺の日曜日も、平日も関係ない日々は過ぎてゆく。
昨日は夕方まで天気が良くなかったらしい立山だが、急に夕方晴れたそうだ。
そのころ下界の山里では、さっと雨が降りあがったとたんに虹が出た。
こんなくっきりした虹は一年にそう何度もあるものではない。
7/30
立山は昨日、夕刻になって急に晴れ美しい夕景が広がったそうだ。トモちゃんが良い写真を送ってくれた。
下界はむしむしと熱く、一雨も来なかったが、夕方は確かに赤い夕陽が雲に映えていた。
寝につく頃は暑くクーラをかけて寝たが、3:00頃には涼しくなって、小用に起きたついでに、窓を開け放った。
快い涼風が入り、クーラーを停めて夜具に戻ったが、すぐに寝入った。が、空が白み始める5:00前には、山に
向かう車の音がしきりとなり、目が覚めてしまった。特にバイクが一台通るとあのバタバタ音が煩く、一遍に目が
覚めた。
まあ、さわやかな目覚めとは言えぬも涼風の漂う寝室はボーっとしているのも快適で、立山で口を開けて客を
待って居る山小屋の連中の顔が目に浮かび、少しでも登山者が来てくれるのは有難いことだと嬉しくなった。
昨日は夕景が突然広がったようだ。そして今朝のいい天気だ。
立山もにぎわってくれることを期待したい。
夕日が雲海のかなたに沈む。
ガスが急激に上がって別山も顔を出した。
山里も夕日が雲に映え、桔梗が美しく咲いていた。
7/29
暑さで目が覚めた朝だ。外は強烈な朝日にもう暑くなっている。
寝室もクーラーを入れっぱなしなのだが、自動調整にしていると多少暑くなってしまう様だ。いよいよ夏本番か
と腹をくくらなければなるまい。
暑さにはほとんど抵抗力を持たぬ親爺である。
この長い夏を、さてどう過ごそうか・・・。
いったん花を落としたバラが、また新たな花を咲かせ始めた。強いものだ。
小屋の窓ガラスに夕景が映る。
7/28
今朝は朝から暑い日だ。が、立山はガスで、ライブカメラで見る雄山山頂など雨が降っているように見える。
昨日は黒部の孫の子守で、久しぶりにオカカと二人で長女宅へ行っていた。
孫はジジババが我が家へ来た記憶がなく、自分のおもちゃや、おもちゃ部屋も案内しようと一生懸命。
「ジジもババもりんちゃん赤ちゃんの時に何度もこのうちへ来たんだよ。」といっても記憶にないのだから仕方
ない。でもジジババと一緒に自分の家で過ごすのが、新鮮でうれしくて仕方ないようだ。
お喋りで、スーッと休みなく話し続ける4歳10ヶ月。ジジもババも可愛くて面白くてあっという間に時間が過ぎた。
ママが15:30頃に帰宅すると、早速今日の出来事を報告。抱っこしてもらって喜んでいる。
ジジババが帰宅するというと、ちょっと寂しげにしてたが、また来るよというとニコニコ。
孫を抱っこして頬ずりし、平野部の暑さに辟易しながら帰宅した。
雷鳥の母鳥も、ひなが遊びまわるのをずっと見守り続ける。
イワギキョウが咲く。 アキノキリンソウも咲く。
夏山は盛りを迎えつつある。若い登山者の元気な姿が嬉しい。
7/26
昨夜から気温が下がらず、今朝もクーラーをつけている。勿論夕べも寝室には、弱くしてクーラーをつけっぱなし
で寝た。
何となく親爺の頭の中では、ようよう梅雨明けで、そんなものはないのだろうが真夏宣言をしてほしいくらいだ。
陽射しも暑いので、カーテンを閉め遮り、クーラーを28℃くらいにして回しているのだが、まあ丁度良い。
勿論親爺など、Tシャツ一枚で、ズボンも薄い生地の作務衣のズボンをはいている。でもこれはまだレベルの低い
夏場衣装で、いよいよとなると甚兵衛である。上下とも着用感がないほどのスースーした甚兵衛は、最高の夏の衣
装であることに間違いない。
2日ほど前の剱岳だ。ハマグリ雪渓に剣山壮に向かうルートがカッティングされている。
我が家の孫二人。黒部はママと初めてのカレー作り。 東京は食器洗いのお手伝い。元気だ!!
今朝の山里はこんな感じ。青空も見えるが蒸し蒸しと熱い。
7/25
朝から親爺は掛かりつけの内科医院、眼科医院と二か所を歴訪、富山市内の暑さに辟易して、尻に帆を上げ
山里へ逃げ帰った。
山里も町はよりは2〜3度低いはずだが、昼食後から暑くなって、何日ぶりかで部屋を閉め切りクーラーを稼働
させたところだ。
昨日までの肌寒いまでの涼しさに、体が慣れてしまったのだろうか。手元の温度計で28℃丁度だが、ついこの
前までの連続の猛暑日には、28℃は十分涼しかったのだが。
暑いが合言葉のような日々が又来そうだ。
孫たちもたまに風をもらったりはしているが、元気である。黒部は保育所でコロナが出て、幸い濃厚接触者にも
ならなかったが、保育所が8月1日まで休所となり、本人は大喜びで夏休みを謳歌しているが、ママも仕事がたま
って、そういつまでもお付き合いできぬ。パパと交互に休暇を取って頑張っているが、明後日はどうにもならぬとか
で、ジジババが応援に行って、数時間孫を預かることになった。
ジジは大喜び、ババも楽しみにしている。車で1時間弱だから、こういう時は都合がよい。孫も大喜びで電話をか
けてきて、「待ってるからね」と言ってきた。
今朝の立山は朝方は良く見えていたが、稜線部にはガスがかかっているようだ。
昼過ぎ、大日もほとんど見えなくなった。
別山山頂のお社の写真。周りを守る石組みはエヴェレストサミッターのアンテンバ・シェルパが作ってくれた。
7/24
昨日の立山は午後には雨が上がり、素晴らしい晴れ間が出たそうだ。
土曜日で、雨の中を登ってきた人たちが、剱御前小舎へ入り、その晴れ間に大喜びで御前山へ駆けあがって
行ったそうだ。
雨上がりの青空が広がる山は清々しく爽快だ。
その爽快の気配を、親鳥の羽の下にしっかり守られていた、雷鳥のひながいち早くかぎつけて、そっと親鳥の
羽の下から顔を出して、外をうかがった。
その刹那の写真をトモちゃんが撮った。こんな一瞬は中々撮ろうとして撮れるものではない。
優しい母鳥の羽の中は、安心に包まれた快適な小宇宙だった。が、その母鳥の羽の向こうに広がる世界は無限
の広がりがある・・・そんなことを知ってや知らずや、意を決してそっと顔を出してみたひな雷鳥だ。
さて、そのひなが見たものは・・・。
こんな写真はなかなか撮れない。
それまでの雨が上がり清々しい青空が広がった立山だ。
そもころ山里はまだこんな天気だったのだ。立山の方向は全く何も見えていなかったが・・・。
7/23
昨日はオカカと二人、曇天の中、飛騨の産直販売所あじかへ行ってきた。
ここは近郊の農家と契約して、様々な野菜や果物、おこわや焼き団子まで売っている。
昨日の目当ては、とうもろこしとモロッコ豆、トマト等々。3000円余り支払って、高品質のトウモロコシ8本、トマ
ト7個、なす大き目4〜5本、モロッコ豆3袋、オクラ、桃、ワラビにおこわ1パックも買ってきた。
昔より割高で、中にはスーパーと変わらぬものもあるが、大体安く、品質は高い。
まあ、片道1.5時間、往復3時間のドライブをしてきたと考えれば、そのついでの買い物ということになる。
で、昨日から冷凍庫、冷蔵庫はほぼ満タン。豊かな気持ちで過ごせる・・・・・。
そんなわけで昨日は老親を一日さぼってしまったのだ。
今朝は20度ほどまで気温が下がり、寒い夏の朝だった。折角の土曜日だが立山は見えない。
一昨日の空輸作業がうまくいってよかった。
今日は雨、立山は見えない。 折角の桔梗も雨に打たれてしおれてしまいそうだ。
7/21
午前中はこのHPの更新をしながら、TBSでやっている世界陸上を楽しみに見ている。親爺だけではなくオカカ
も世界陸上など、世界大会のスポーツ競技を見るのは大好きだ。で、午後となるとまあ、3時半から4時過ぎから
だが、NHKで大相撲中継を見ている。その頃には親爺のHP更新も終わっており、本でも読んでいるか昼寝から
覚めて、お茶でも飲んでいる頃なので、ゆっくり相撲を見る。そしてこの相撲はオカカもまた大好きだ。
が、親爺もオカカもプロ野球などは見向きもせぬ。ニュースで大谷の活躍を聞く程度だし、ゴルフ中継も、他の
スポーツ中継もほとんど見ない。
柔道やレスリング、ボクシングの格闘技系は楽しみに見るけれども、その他のスポーツにあまり興味がないの
は親爺の昔からの好みだが、いつしかオカカもそれに似てきたようだ。
今朝も比較的涼しく、親爺はTシャツ一枚だが、ちゃんと作務衣のズボンもはいており、まだへそ出し甚兵衛姿
には至っていない。
これから来る夏の本番に備え、甚兵衛はまだとっておかねばなるまい・・・・・。
今日も桑崎山は見えている。立山もそこそこの天気ではなかろうか。
すっきりと山々が広がる夏の快晴は今しばらく先だろう。
常願寺川も水は濁っていない。上流が降っていないからだ。
7/20
昨日天気も悪くすることがないので、サラミを仕込んだ。親爺のサラミは簡易スタイル、豚ひき肉にニンニク
のみじん切りと黒コショウ、塩を加えて捏ね、ケースに詰める。背油を入れるかどうか迷ったが、結構脂身の
多いひき肉だったので、これは加えず。ケーシングが終わって、オーブンを80℃という低温に設定し、生サラ
ミをこの中で凡そ30分余り加熱乾燥した。
さて、冬かせめて晩秋なら、このまま外気にさらし自然乾燥させれば、美味く熟成乾燥が進むのだが、今の
季節では無理だ。だから昔ならサラミは冬、しかも北海道以北でしかできぬなどと言われたものだ。
が、今は便利なものがある。吸湿シートと冷蔵庫である。
一晩ラップで包んで、冷蔵庫で寝かせた半生サラミを、今日は軽くスモークし、吸湿シートでくるみ、さらにラ
ップで包んで冷蔵庫に戻し乾燥させる。スモークは好みでしてもしなくてもよい。1週間もすれば味見ができる。
更に吸湿シートを替え好みのレベルまで乾燥熟成をすればいい。
結構うまいサラミになる。
気象台が可笑しなことを言い出している。6月の梅雨明けを撤回し、この後梅雨明けとするようだ・・・。
前代未聞のような気もするが、過ちを率直に認め、官僚的ごり押しをせぬのが科学者の良心だろう。どうぞ
梅雨明け宣言撤回、新たに梅雨明け宣言を出してほしいものだ。
今日もこんな天気だ。
我が庭もしっとりと濡れそぼっている。
7/19
雨で薄暗い連休明けの朝。
山里はTシャツ一枚では室内にいても肌寒いほどだ。勿論昨晩からクーラーも使っていない。
山小屋時代はこの時期から、天気と予約のにらみ合わせで、満員御礼を出す日を設定するかしないかなどと
当時支配人だった心平と二人、喧々諤々・・・。当日になって雨で、キャンセルが続くことも多々あった。
が、山小屋で予約以外の客を断るということは、通信網が発達したここ20年ほどの事。それ以前は予約も無
くて当たり前、来る者は拒まず泊めるというのが山小屋のやり方であった。しかし数名のグループまでならまだし
も、10名前後の大きなグループになると、当日そのまま受け入れることが難しくなってきたし、その中にたとえ山
小屋の宿泊でも、それなりの食事や、居住性も求められるようになって来て、しかも通信手段の圧倒的な利便性
が、山の中でも使える時代になって来た。そこで予約が必要になってきた。しかもガイド付きの団体が増え、10
数名から、多いグループは30名ほどまで。そうなると山小屋側も予約をもらわないと対応しないという事が当た
り前になってきた。
親爺の現役時期は、当初の来る者は拒まずから、満室時は予約者限定というほぼ今の時代までの移り変わり
を経験してきたものだ。で、最終的にはキャンセルに泣かされた・・・。
が、最近は山小屋もいろいろ考え、キャンセル料を求めることも検討、あるいは実行しているところもあるやに
聞いている。これも止むをえまい。
数十食の食事が無駄になり、予約がないということでお断りしてきた客も多いのに、気軽に電話一本で当日キャ
ンセルは頂けない。
中には質の悪いのもあって、ダブルで予約を入れて置き、当日の進行具合で、どちらかを平然とキャンセル・・・。
ブラックリストを作ったことすらある。
まあ、もう引退楽隠居の身。多くをくどくど言わぬが、今の若い経営者の新しい感性で、時代に合うように変化し
て行かねば、山小屋経営も成り立たぬだろう。今の時代、キャンセル料徴収当然である。
薄暗い朝だ。
雨が降れば涼しいが、このじとじと感がかなり不快だ。庭の桔梗もまだしっかり雨に耐えている。
山も機能はガスに覆われた。雷鳥のひなには安全な天気だ。ちょろちょろコロコロと散歩だ。
7/18
連休もはや最終日。安定した天気ではなかったが、何とか大崩れだけはしなかった。
今朝も高曇りで、薄暗くはあれど桑崎が山里からはすっきり見えていて、久しぶりにドローンを上げて見たら、凡
2500m以下は立山もはっきり見えている。稜線部はガスに覆われているようだが、連休最終日の今日、大きく崩
れる事もあるまい。
登山者は大方帰途についているだろうから、午後遅く崩れ大雨が来ても、その頃は安全圏にいることだろう。
登山の原則は早出早着。時間のゆとりを見てゆったりしたスケジュールで、常にエスケープルートを念頭に行動
すること。
もう足を洗った山暮らしだが、習い性だろうか多くの人が山に入るようになると、余計な心配ばかりしている。
最近永井荷風の断腸亭日乗を読んでいる。くそ爺の日記かい・・・と思っていたが、いやいやなかなか・・・。
面白い。
永井荷風が亡くなったのは80歳目前。親爺にはまだ10年あるかどうかは知らぬが、近い年になっていることは
確かだ。だから余計面白いのかもしれぬ。
久々にドローンを上げた。メンテが悪く、飛ばすまでに結構時間がかかり、最後はローバッテリーで自動帰還した。
人間も機会も一緒。たまには使わぬと襤褸くなる・・・。
しばらくぶりのドローン写真である。
画面右中央の白い屋根は立山博物館。機体は富山平野川を向いている。
昨日の突然の夕立のような驟雨。音まですごかった。
7/17
朝は雨が降ってきた。オカカが村のニンソクでお宮さんの除草作業に行っていたから、濡れて帰ってくるだろうと
思っていたら、案の定ずぶぬれになってきた。
この村は古いから、ニンソク(人足)等という言葉がまだ残っていて、今はほとんどのニンソクは廃止というより、
少子高齢化で出来なくなってきているのだ。
が、いくつかのニンソクは残っていて、これは勤労奉仕という言葉に置き換えたほうが良い。
今残っているのは、夏祭り直前の神社の除草、夏祭り、初もうで準備、初もうでくらいの事だろうか。が、夏祭りは
山小屋の稼ぎ時だし、初詣にかかるニンソクは年末年始である。
昔はこれに加え、公共の建物、神社、焔魔堂、小学校、保育所、消防屯所などの雪下ろしや、村の用水路の掃除
やらもあった。
昔は青年団も健在で、小学校、保育所などもあったし、村の人口も若い力を含めて500〜600以上だった。
そんな昔を基準にして、同じことをやろうとすれば無理が出るし、できるわけがない。
で、小学校は児童数の減少で、廃校、保育所も同様だから、公共の建物は減って、雪下ろしができる若い力も同
様に減って、これは業者に外注することになった。
が、そのほかにも村の誰かが、山で行方不明になったりしたときは、村全体が出動して捜索に当たるという不文律
があったが、これさえも高齢化により危険な状態であり、警察にお願いするしかなくなっている・・・。
昔は山岳警備隊の協力隊員だった親爺たちも、今や戦力外。村中に山に慣れ親しんだ若い衆はいない。
情けない話ではあるが、これが実態だ。
昨日より天気は良くない連休中日だが、山はまだ登山ができる天気なようだが稜線にガスがかかっている。
道迷いや、急な天候の変化に要注意である。
朝の雨に打たれていたが、まだしっかり咲き誇る庭の桔梗だ。
7/16
昨日午後、山桜会(学習院山岳部OB会)のご長老、桧垣さんがひょっこりと我が家をお尋ねくださった。
親爺より5歳上で、もう75歳になられる桧垣さん。まだまだお元気で、親爺などいつも発破をかけられている。
大先輩である板倉氏の石碑の除草清掃にお越しになったわけで、毎年今頃お越しになり、立ち寄って下さる。
学習院山岳部も新人が育たず、年々部員が少なくなっているようだ。山岳部としても名門であるが、時代の変
遷には抗いがたいのだろう。
三連休初日の今日、天気には恵まれた。この天気は午後まで持つだろうが、騙されて深入りしすぎると降られ
る事になろう。早めの目的地到着が必須だ。無理のない行動をしていただきたいものだ。
今日は山里から大日がすっきり見える。
今朝は爽やかな朝だった。
朝日に映える大日もすっかり緑色。夏山だ。
7/15
昨夜夜具に入ってから、タブレットでイヤホーンを使い音楽を聴いた。親爺には珍しいことで、音楽にもさほど
興味がないほうなので、いつもは大好きな落語などを聞くことのほうが多い。
が、音楽もメリー・ホプキンやカーペンターズ等を聞くと、すこぶる懐かしく、なぜか若返るような気さえする。
楽しくなって、何の脈絡もなく、ブルーライトヨコハマやカスバの女、果てはコマドリ姉妹の浅草姉妹、更にジュン
とネネや、サクラと一郎等々次々と聴いてしまい、時計を見ると2:00である。小用に起き、睡眠剤を1/2飲んで
寝たら7:30まで寝込んでしまった。
興味も知識もない歌謡曲の世界だが、人並よりわずかに以下程度で聞いてはいる、というより耳に入ってはい
る様だ。歌は世につれよは歌につれとやら、誰が言ったかうまいことを言ったものだ。
相変わらずの曇天の山里、少しは音楽の良さも認識している親爺だ。
立山は見えない。大日の下の早乙女あたりが見えるばかり。
剱御前小舎のトモちゃんが雷鳥のひなの写真を送ってくれた。今年も順調に孵化し、かわいい姿を見せてくれた。
ガスのかかった日に、母親が見張る下で可愛い姿が一つ、二つ・・・。動画をYouTubeにアップした。
山ではコバイケイソウが先始め、山里ではまだ紫陽花が咲いている。
7/14
気温はさほど高くならないが、湿気がかなり不快な日が続く。夜眠れず、下手をすると3〜4時間しか眠れない。
若い時は、食うことと寝ることをほとんど心配したことはなかった。何でもおいしく食えたし、どこでも眠れた。民
族大移動と云われた、年末年始の夜行列車の中でも、例えば列車のジョイント部分など、わずかながらスペース
が開いていて、そこでビバークよろしく洗濯物の山が入っているキスリングに寄りかかって、ぐっすり寝ることがで
きた。まあ、半世紀ほど前の元気の塊の時分だ・・・。
いまやそんな元気はないし、眠るにも体力が要るらしいし、体力も全くないから、夜中に目覚めてしまう。
まあ、起きだしてそのあたりを徘徊する様になればちょっと困るが、今はまだ電子書籍を広げて読みにかかるだ
けだから、大丈夫だろう。一日中目がしょぼしょぼしているくらいだ。
今日も山里は午前中いっぱいクーラーが要らない。10:00現在で、窓を開けたいまの室温が27℃だ。扇風機
だけ回しておけば十分過ごしやすい。
今日も午後からは一雨来るだろう。そうすればまた涼しくなる。
今日は立山が見えない。
一昨日の集中豪雨。すごい雨量だったが、10分余りで止んだ。でも庭のバラはすっかり花を落とした。
今朝は和紫陽花(ガクアジサイ)がバラが少なくなった分きれいに目立っている
気の午前中の機嫌のよい剱岳。すっかり夏の装いだ。
7/13
比較的暑い朝だ。天候は今一つ不安定だが、日が射すと暑くなる。立山もガスの中らしい。
今朝は母の祥月命日。仏壇に燈明を上げお参りした。母が旅立ってからもう23年も経つ。婆ちゃん子だった末娘
が、親爺の横でいつも仏壇をお参りしていて、「門前の小僧習わぬ経を読む」となって、今でもその経文は覚えてい
るらしい。
親爺はちょうど母が旅立った年になって、まもなく母がむかえられなかった、古希となる。
最近自分が年を取ってきた所為か、若いころの父や母をふっと思い出すことがある。思い出す姿は若い元気な姿
ばかりで、きっと旅立って向かったところでも、一番若々しく輝いていた姿でいるのだろうと思う。
やがて親爺も旅立てば、父母のもとに行くだろう。そこには懐かしい人々が皆いることだろう。今日はそんなことを
ぼんやりと思いながら過ごしている。
昨日実に久々にプラモに手を出した。といってもほんの数分の間。未完の自衛隊機をちょっと修理しただけだが。
とにかく、自由な時間がたっぷりある現在、何となく時が流れてゆくばかりだが、まあそれでいい。
のんびりと、好きな事だけをして過ごせればそれでいいのだ。
ずいぶん気温が上がって来たようだ。クーラーを入れよう。
立山はチングルマが咲く季節。夏山だ。
我が庭も桔梗の花が咲いている。 夏の空が広がってきた山里だ。
7/12
今は上がっているが、雨の朝だった。立山も雨だ。とっくに梅雨明けはしたが戻り梅雨なのだろう。
相撲協会の極めて厳しい裁定で、元大関朝乃山が6場所の出場停止となり、三段目に落ち、昨日二日目から土
俵に上がった。
元大関、けがで落ちた地位ではない。三段目から取り直せということだろうが、相手力士がかわいそうな程に力
は違う。勝って当たり前。万一取りこぼそうものなら、恥ずかしいし、自信も失うことだろう。
幾ら嘘をついたとはいえ、「キャバクラへ行ったか?」「いえ、行ってません。」程度のウソ。幾らコロナ感染防止
のおきて破りだろうが、「嘘をつくな、こんな時期にうろうろ遊びまわるとは馬鹿者!」とお灸をすえる親方がいない
どころか、一緒の事をしていたとか・・・。週刊文春というゴシップ暴露雑誌にとどめを刺された。
調子に乗りすぎた朝乃山が悪いのはもちろんだが、某雑誌記者がこれをあおっていたとやら。
まあ、詳しくは知るところではないが、本人の自覚が足りず、引き起こした不祥事ではある。
が、この上り調子の相撲取りにとって、一番大事な時期をつぶしてしまったことは、相撲協会にとっても大切な逸
材を失ったということにならぬだろうか?
相撲道?スポーツマンシップ?大関としての自覚?そんな上っ面だけのカッコいい言葉ばかり並べても、協会自
体のドロドロした権力争いや、旧態依然とした悪弊がまかり通っている様が透けて見えて、何とも割り切れぬものが
ある。現役時代は大した力もなかったものが、偉そうにしている協会って何なのだろうか???
山里も雨、立山も雨。
タカネヤハズハハコ。なんて難しい名だろう・・・。 遠目ではチングルマと見間違うイワウメ。
牛乳羹だ。上にシロップを垂らした。
7/11
昨夜は、なんだかよく眠れなかった。可笑しな夢ばかり見て、目が覚めた。
で、今朝は目が多少しょぼつき、なんとなく眠い・・・。
夏場にはたまにこんな夜がある親爺で、暑さには弱い親爺故(最近は寒さにもめっきり弱くなったが。)こんな寝苦
しい暑い夜はまず熟睡できない。
まあ、年とともにぐっすりと寝て、さわやかに目覚める日というのはめったになく、早い時間に寝付くと必ず1:00と
か、1:30頃に目が覚めてしまうし、それではと無理に夜更かしをして、1:00,2:00に寝ると、それでも朝は5:00
前に目が覚めてしまったりする。
まあその分1日中自由時間なので、昼食後に1時間以上も昼寝をしたりするから、余計に話がややこしくなってくる。
安眠サプリに頼る気はないが、身体を使い疲れるとぐっすり眠れるだろうに、思うが、疲れるほどに体を動かすこと
は、今の親爺には至難の業だ・・・。
まあ、涼しくなればまたぐっすりと眠れるかもしれないが、当分は寝苦しい夜が続くだろう。
こんな時は、剱御前小舎の親爺部屋から眺めた景色が恋しくなる。
親爺宅の生け垣の内にも和紫陽花がつつましやかに咲いていた。 みくりが池の氷もずいぶん解けた。
7/10
朝は涼しかったが、だんだんと居間も気温が上がってきたようだ。室温はまだ27℃だから扇風機だけで過ごせる
が、もう2℃も上がるとクーラーを稼働させることになるだろう。親爺に我慢はない。
安倍元首相の暗殺事件が起きた日、立山では空輸作業が行われていて、後半はやや不安定になってきた天候に
ひやひやしながらだったが、どうやら無事に終わったようだ。
空輸作業に上がっていたトモちゃんに、件の事件を知らせたら、ネットニュースか何かですでに知っていた。
考えてみれば立山も今や、室堂周辺は携帯3大手の電波が、下界同様使えるのだ・・・。
いよいよ立山も夏山、大勢のお客様が来てくれることを祈りたい。
庭のバラに垣根の外に追いやられて、それでも律義に花を咲かせた和紫陽花。
浄土川に橋が架かった。橋の先のルートも雪上歩行が少し残る。夏道もかなり出ているが心配な方は軽アイゼンを。
チングルマとイワカガミ。夏山が始まる。
7/9
今日は父宗弘の月命日、朝仏壇を開け燈明を上げお参りする。仏間の鴨居にかかる笑顔の写真が親爺を見下
ろしている。
昨日は親爺も胸が苦しくなるような事件が勃発した。日本を代表する政治家、世界に通用する政治家、いや、大
政治家というべき、安部晋三元総理大臣が、銃撃により暗殺された。
氏個人には何ら思い入れはないが、その政治家としての手腕には感服していた。世界に通用する政治家だった。
そんな大政治家が、何故背後から銃で撃たれ命を終えなければならなかったのか、無念でたまらぬ。
何故演説中の安部氏が背を向けている箇所に、警備が反対側を向いて立たなかったのか?犯人が使った凶器は
明らかな手作りの銃だったろう事は、銃声の後の煙ですぐわかった。親爺も銃猟歴が長かったから、無煙火薬を使
う、本来の散弾銃ではないとピンときた。
だが、準備が周到で、あまりにもためらいのない銃撃殺人。背後に何かあるのではと漫画のようなことを思ってし
まう。今は大政治家逝くという、日本にとって大きな政治力が失われた事への喪失感が大きい。
氏の業績に敬意をささげ、ご冥福を祈るのみ。惜しい人を亡くした・・・!!
暗殺など卑怯極まりない暴挙である事を痛感している。
庭には親爺の大好きな桔梗が咲いている。
昨日のヘリ空輸作業はおおむねうまく云った様だ。東邦ヘリの敏速な機動力に山小屋は感謝している。
7/8
朝から青空が広がるが、弥陀ヶ原の下に雲海がある様で、立山は見えていない。
今日は空輸日だ。弥陀ヶ原から上はすっきり晴れているようだからなんとか無事飛んでほしいものだ。いつもこの
時期は、夏山直前の生鮮食品がメインの空輸となり、冷食等もかなりの量を上げるため、空輸が遅れると大変な事
になってしまう。野菜は腐り、しなびるし、冷食は解けては使い物にならぬ。
山小屋そのものが天気に左右される水商売、その物資の空輸も博打のようなものだ・・・とは親爺も40年間同じ苦
労をしてきたからよくわかる。
朝一で心平から電話があって、天気はまず、午前中は持ちそうだといっていた。
親爺もせめて半日は天気が持ちまますようにと、祈る。
けさ、ちょっと村はずれを車で一回り。車のクーラーは目いっぱい効いているが日向は厚い。
車でも日陰に入るとホッとする。
夏道に嬉し木立の日陰かな
布橋は工事中。今年の秋口に「布橋灌頂会」が行われる予定らしい。 大欅の向こうに広がる空は、真夏だ。
布橋は
7/7
七夕の朝は青空が広がっていた。この分なら今夜の織姫と彦星のデートも、期待できるかもしれぬ。が、大気は
依然と不安定である。
気温も湿度も低く、さわやかな朝である。早朝の気温は23℃だった。
久々に晴れると嬉しいが、暑くならぬかと心配でもある。もうとっくに梅雨が明けているということも忘れていて、昨
日までの雨や曇りが当たり前だと思っていたが、梅雨明けなど便宜上のもので、また雨が続けば戻り梅雨という言
葉があるので、そういうことにしとけばよいわけだ。
今日は平野部へ出かける用事がある。オカカのアッシー君だが、親爺もたまには外出せぬとボケてしまう。
しばらくぶりに大日が見えて嬉しかった今朝だ。
さて、どちらから手を付けようか・・・。一応作業机に候補の二木を並べてみたが、飛燕とYS-11、どちらも好きな
機体だ、着手はいつになるか、まだ未定・・・。
夏らしい空と木々の濃緑だ。今日は七夕である。
7/6
親爺には可笑しな習性がある。元来が遊び好きなのだ。
が、それは飲む打つ買うと云った様な遊びではなく、プラモ、ラジコン、モデルガン、刀剣、古い漫画収集などと
いった、どちらかといえば子供の好むジャンルに近い遊びで、刀剣などはまあ例外かもしれないが。
で、コンスタンスに少しずつ楽しむという大人びた楽しみ方ではなく、子供が夢中になるような遊び方で、モデル
ガンばかり弄ってる時期が続いたと思うや、今度はプラモデルにはまり込んで、夜も寝ずに没頭したりという時期
がまたしばらく続き、それが突然ラジコンの方に向きが変わり・・・・・・と、一定せず、子供が飽きるように飽きたら
しばらくは振り返りもしない。
これは老いてボケたせいではなく、ごく若い時、否、子供の時からそんな風だったようだ。
祖母や両親からは「飽きの性」だといわれたが、当人は気にすることもなく、それが古希の今まで続いている。
まあ、寄る年波のせいで、昔のように大型ラジコン機を徹夜続きで組み立て、飛行に出かけ物の10分もせぬ間
墜落大破させ、その夕方には模型屋へ走り、新しいキットを買ってきていた、等という芸当はできぬようになっては
いる。
しかも若い頃はこれに加え、イワナ釣り、アユの投網、銃猟などもこなしていたにだから今から思うと大したものだ。
流石に今は、銃猟は体力的な問題で止め、アユの投網も同様の理由で止めたが、イワナ釣りはまた再開するつ
もりだし、ラジコンは小型機とドローンでまだ現役のつもりだ。
で、残るプラモだが、ちょっと作りたくなってきた。例の可笑しな周期がプラモに回ってきたようだ。
が、気力体力ともに古希の爺である。先のことは全くわからない。
まあ、年相応にぼちぼちと・・・。
雨こそ降っていないが、涼しい曇り空だ。立山もこんな風だろう。
煎り酒は古の調味料。存在は知っていたが今回初めてトライして作ってみた。いろいろな情報はネットで拾える。
酒に梅干しと削り節さらに昆布を加え煮詰め、それをキッチンペーパーで濾して出来上がりだ。
刺身か、卵かけご飯で試してみよう。
7/5
今朝の山里は雨が降っていないが、ほぼ昨日並みに涼しい。明るい曇天だ。
猛暑日を、すでに10日間以上過ごしてきたから、何か夏が終わったような気分なのだが、夏の本番がこれから
始まるのだ思うと、何ともぞっとしてしまう。
今週末は少し晴れ間が出そうだが、来週からの一週間は、6日間傘マークが並んでいる。
戻り梅雨なのだろうか、これで気温もあまり上がらねば良いが、そんなにうまくはゆかぬようで、雨の中気温が高
い日が来そうだ。
まあそんな予報が出ていると云うことで、実際はどうなるやら、解るものではない。
さて、4度目のワクチン接種も終わったし、今日明日はまだまだ大事を取って、家でごろごろする予定だが、オカカ
は親爺と一緒にごろごろしているわけにもゆかず、今日は買い物に出かけた。
「私のほうが5歳若いからね。」だそうだが、確かに瞬発力だけならまだ親爺が強いが、持久力となると太刀打ちで
きぬ親爺だ。
まあ、精々労わってもらおう。
今朝は大日もガスに隠れている。
昨日の雨でずいぶん花びらを散らしたが、まだまだ華やかな垣根のバラ。
ワイドボードの上には孫の写真と、その刹那の親爺の読みたい本が並んでいる。
7/4
朝からかなりの雨で、涼しい。
今日は4回目のコロナワクチン接種日で、前3回の接種をした立山町のU耳鼻咽喉科医院へ出向いた。
途中まで、かなりの激しい雨だったが、富山平野のはずれである、立山町の平野部に差し掛かるころには雨脚
も弱まり、医院の駐車場では傘もいらぬほどになっていた。
4回目の摂取なのでもう慣れていて、体温測定、問診、聴診器を当てての検診の後、ちくりとやられおしまい。で
はなく、待合室でタイマーを渡され、それから15分間の待期で、その間に異常がなけれがおしまい、となる。
まあ、当初は2回で済む予定が、3回目、そして4回目・・・。五回目もあるのだろうか?
とに角、お上の言われるままに、従順に4度目の摂取を受けてきた親爺とオカカだった。
思えば何と大変なコロナ疫の流行りであったことか。全世界的なコロナ禍は、人々の生活まで変えた。
もう5回目の摂取が不要になることを祈るばかり。
山の木々や家々の屋根も雨に打たれ、一息ついている。
戻り梅雨かなにかは知らぬが、降るときに降ってくれた雨に感謝。
立山は全く見えない。 雨に打たれバラは花を落とした。(手振れ写真だが)
7/3
今朝はさほど暑くはない。台風の影響か曇天で、陽射しが弱いからだろう。
が、我が家には昨夕から孫が来ており、明るさは夏の陽射し以上で、そのかわいらしい声と、足音が屋内を
華やかにしてくれる。
ジジ馬鹿、ババ馬鹿には疲れはすれどたまらなくうれしく楽しい時間である。
昨日までの猛暑日も、ここへきて途絶えたようだ。湿度が高いので除湿の意味でエアコンは稼働させているが
山里の外気温は・・・30度近くある。ああ、真夏日は山里ですら続いているのか。
一雨を待っているが、台風が来て、さてこの後の天気はどうなることだろう。
久々の曇天である。
どこからか玩具を見つけてきては遊んでいる。ジジババ大好きな黒部の孫。ママとお買い物は東京の孫。東京もジジババが大好き。
庭のバラが生き生きと咲き誇る。
7/2
朝目覚めて寝室を出ると、外は目が眩むほどの明るさで、青空が広がり、廊下にはすでに熱気が入り込んで
いる。
先に起きだしたオカカが、廊下の窓も開けておいたのだろう。時折熱風ではない風も入ってくる。
歯を磨き洗面し、ゆるゆると階下へ降りると、一階部分はさすがに朝の涼気が漂っており気持ちがよい。
我が家は東側、立山向きに玄関があり、西側の台所や風呂場は、富山市側だ。で、午前中はこの西側が涼し
く、家の南北をとおる屋根の棟を境に、東西で気温が違うのだ。
10数年前にリフォームして、断熱材を床下から天井裏、全壁面に入れたが、この現象は変わらない。
で、東側の居間にいる親爺とオカカは、その日にもよるが、凡そ9:00前にはクーラーを入れる。
夜は涼しくなるので、20:00には窓を開けたほうが涼しいことも多く、寝室が2回西向きにあってもクーラーを
使わないで済むこともあるが、今年は50パーセント以上の割で、寝室でもクーラーを使っている。
ああいつまで続くのだろうかこの暑さ・・・とはいえまだ7月2日なのだ・・・。
暑い朝だ。
昔の白壁の装いを残す高橋家は、旧志鷹家。1階部分は改装されている。 大日が見える。立山も今日は快晴だろう。
7/1
いよいよ夏本番の始まる7月1日となったが、今年はとっくに梅雨も明け、暑さももう嫌というほど味わっている
ので、今日の7月の訪れもさほどのインパクトはない。
ただただ、この暑さにいつ終わりが来るのだろうかと云うことが関心事で、もうとっくに夏を楽しもうなどとは考え
る事もなくなっている。
この10日あまりの真夏日で、今シーズンの夏は十分だと親爺は思っているが、山小屋の親爺たちや観光地の
方々などはこれからが本番、この後帳尻合わせのようなぐずついた空が続くなど考えるのも嫌だろう。
農作物などに被害のない程度の雨と、それなりの、あまり暑くない天気を期待する。
まあ、そう都合よくばかりは行かぬだろうが。
今朝も南国のような空が広がる山里文月朔日である。
六月の頭半分は、毎日曇天の肌寒い日が続いたが・・・
我が庭に咲くばらがまことに元気よく華やぐ。暑い文月朔日の今朝。
6/30
今日も暑い。起きがけから暑いのは夏の証拠だ。4:00頃に、クーラーがタイマーでストップして、オカカが汗を
かいて目を覚まし、枕もとのリモコンを探したが親爺が自分の枕元に置いたまま寝たので見つからず、親爺も起
こされた。
寝ぼけ眼ながら自分も汗をかいていて、リモコンをつかむや、スイッチを入れた。が、ちっとも涼しくならぬ枕も
との読書スタンドを付け、リモコンを見て操作する。手探りの操作が滅茶苦茶で、設定温度が29℃。これはいかん
と、温度を26℃に設定、風量もオートから最弱にし、スイングも上下左右に入れ、横になった。
親爺はその後また快眠。朝まで目が覚めなかったが、寝汗をかいたオカカは5:00には起きだし、朝食後にシャ
ワーを済ませ、今は涼しげな顔で居間のクーラーの下のソファーに収まっている。
いや真夏だ。流石の親爺もこのHP更新が終われば、シャワーを使いさっぱり着替えるつもりである。
親爺などもう早朝の庭へ写真を撮りに出る以外、外へ出ようという気にはならぬ。山を引退し、もう6度目の下界
の夏だが、暑さにはちっとも慣れない。とても戸外で汗をかこうなどとも思わない。
居間の続きの物干し場に出て、ようやく撮った外の景色は真夏の朝である。
懐かしい剱御前小舎が別山乗越に見える。みくりが池の雪もずいぶん解けた。
今朝の立山は弥陀ヶ原から上は雨模様だった。
6/29
いよいよ昨日梅雨明けし、今朝も暑い朝だが、まだ6月なのだから驚いてしまう。
山里も含め、下界がこんなだから季節感も狂いがちだ。
トモちゃんが昨日降りてきて、昼食を一緒にしたが、剱御前小舎でも例年より周りの雪は少なく、季節感がずれ
てしまいそうになるそうで、浄土川の渡しょう地点の橋もまだ架かっていないが、まだ6月だとそこで気付く。
親爺も一緒で、真夏の暑気の中、お客が少ないなどと思ってしまうのだが、まだ6月なのだ。
ところで、昨日トモちゃんがアマナを土産にくれた。
我が山里でも知る人ぞ知るという食材で、古いガイドの吉さんが「おりゃ初めて食うたんじゃ。(俺が初めて食べ
たのだ。)」と昔語ってくれた。吉さんは我が祖父宗作の一番弟子を亡くなるまで誇っていた古いガイドだった。
だから戦前には食っていたのだろうが、タケノコ(根曲竹)やゼンマイなどのポピュラーな山菜ではなく、青物に
飢える山小屋暮らしで、ほんのわずかな時期だけ採って食べた程度のものだろう。
だから、祖母や母なども知ってはいたが、馴染みはなかったようだ。
アマナは色々調べたら、アマドコロの事で、北海道では立派な山菜としてスーパーでパック販売されているとか。
茹でてお浸しもよし、卵とじもよし、汁の身にも良い。天ぷらも美味いそうだ。
親爺とオカカはシンプルに茹で、マヨ醤油でいただいた。
暑い真夏の朝、山里から見上げる大日には雪が見えない。
室堂ターミナルの屋上には雷鳥のモニュメントが並んでいるそうだ。最近室堂へさえ行っていない親爺だ。
アマナ(アマドコロ)である。茹で水にさらし頂く。 こんな感じになる。葉より茎が美味い。
朝から立ち込める暑気の向こうに大日が見える。
6/28
昨夜はクーラーを切って、窓を開け放して寝た。ほぼ無風ながら、寝室で扇風機を回していたら窓からも涼気
が流れ込み、かなり快適に眠れた。2:30に目が覚め小用をたし、窓を一応閉めた。でも少し暑そうなので、エ
アコンを送風だけにし、扇風機も止め、また快適に寝込んだ。
で、朝は6:00にオカカとともに目覚めたが、親爺は7:30までベッドを出ず、朝の読書をしていたのだが、だん
だんと暑くなってきて、エアコンを自動に切り替えたらいつの間にかクーラーになっていた。
わずか1時間足らずの事で、気温が一気に上がりだしたようだ。
起きて寝室の外へ出ると眩しい。真夏の朝である。
季節はひと月ほど早く回っているようだ。
冬の寒さと雪から解放され、しばしのびのびとしたのだが、もう暑さを厭う季節がやってきた。親爺の知っている
カレンダーと、最近の季節の巡りはまったく一致しない。
人間が利便性を求め続け、得た楽な生活はわずか半世紀前の生活と比べても大きく違う。
今更、それが自然破壊につながっているなどとは言うつもりはないし、言う資格もない親爺だが、昨今の気象を
見ている限り、ちょっとだけ不安になってくる。
大日がよく見える。真夏のような6月の山里だ。
妖怪しりとりと云う歌が大好きな東京の孫が、ボイスメールでじじに絵をリクエスト。
ちょっと夏風邪気味なので、言われるままに絵をかいて東京にLINEで送るじじばかだ。
ビンボー神 馬つき
立山もまだ大気は不安定である。
6/27
朝から夕立のような、スコールのような急激な激しい雨が、もう三度、降ってはやんだ。
おかげで窓を開け、網戸にしていると涼しい風が入ってきて、昨日までのようなクーラーは10:30過ぎの今のと
ころ要らない。
親爺も焼きが回ったと今回のドメインのトラブルでそう思った。すぐにネット上で対応すればいいのに、ドメインを
二つ持っているせいで対応がおかしくなり、しかも予備のドメインをまた一つ作ったので余計混乱し、それに気づく
までにサポートの皆さんに何度も迷惑をかけたようだ。しかもうまくいって回復したが、その時の今後このような事
が再発した場合は云々・・・という知らせにむかっ腹を立て、言葉遣いは難しい、不快な思いをした旨返事を返して
おいたが、今の若い連中には蛙の面に小便であったろう。と、そんなことも含め焼きが回ったと痛感した次第。
が、まあ迅速に対応してくれたことには、ちゃんと感謝の意も伝えておいた。
よく考えると、元凶はカード会社。確かにセキュリティーの問題が発生したには違いないが、親爺にはそこのとこ
ろはよくわからない。緊急対応したのだろうが、せめてその直後に電話連絡で事態を説明することくらいはすべき
である。つながらないサポートに電話をかけ、延々待たされてようやく事態の説明を受けた。
カードは実に便利で、ネット上での利用や今や生活に欠かせぬが、実に大きなリスクも持っている。
それを承知で、使わざるを得ない山間僻地に住まう高齢者である…。
背戸の婆ちゃんはもうなくなって久しいが、我が家の母と仲良しだった。その婆ちゃんが植えた西洋アジサイが
花を咲かせた。我が家の婆様と一緒に、ニコニコしながら空の上から見ているだろう。
まるでスコールのような雨が朝から三度、降っては上がりしている。
雨の止み間に玄関先に出たら、足元にハンゲショウが白くなった葉を見せていた。 立山は厚い雲に遮られ見えない。
6/25
今日も暑くなりそうだ。まだ、梅雨も明けぬ6月なのに、この暑さの訪れのなんと早いことか。
こんな年は意外と7月、8月が涼しく、旧盆を過ぎると一気に秋になってしまうかもしれない。これは多分に親爺
の希望的観測ではあるが。
とに角真夏のような日々である。午前中からクーラーの世話になり、夜とてほぼ一晩中クーラーをかけっぱなし
である。
深夜に幾分涼しい時間があるが、明け方から気温が上がる。梅雨前線が日本海の海岸線に沿っていて、そこを
目掛け南からの熱風が吹き込んでいるのだろう。
梅雨のジメジメが今のところほとんど感じられない。
ついひと月余り前までは寒い日が続くなんぞとほざいていた親爺、6月中にまさかの真夏に突入だ。
まさしく真夏の庭である。出窓のカーネーションも、庭に出された。外のほうがカーネーションには良いのだと、こ
れはオカカ談だ。
黒部では2年ぶりにお祭り。おねーちゃんは屋台の出店で大フィーバー。パパと二人で買い食い天国・・・。
東京のおいらはお手伝いに夢中。仕事はとにかく水を使う仕事に限る。こちらもびしょぬれで大張り切り。
平和な今の日本を、滝城太郎飛曹長は見てるかな、雲の上からニコニコしながら・・・。
紫電改のタカは親爺たちが子供のころの戦記漫画。その大ヒーローだった滝城太郎。
古希間近になっても、あの頃の胸熱くした想いは消えない。
6/24
今朝親爺がTシャツ一枚で、作務衣のズボンだけはいて居間へ出てきたら、オカカがみっともないからと夏の
作務衣や、甚兵衛を出してくれた。本当はステテコとTシャツで過ごしたいほどなのだが、一雨来ると寒くなる山
里なので、一応甚兵衛のフル装備?である。
まだ6月、梅雨も明けやらぬというのに、天気予報には8月も斯くや云うような気温がずらり・・・。場合によれ
ば40℃を超すやもしれぬと・・・。
まあ、おかしな天気はかりだが、こうなると何が異常で、なにが正常七日も怪しくなってくる。そのうち暑い夏が
寒い夏になり、寒い冬が暑い冬になったりするかもしれない。
今朝も山は見えぬ。これは梅雨だから当たり前。つまり正常なのだ。
孫のおもちゃのそばに置いておいたら尾翼と主翼もやられ、修理してどうにか原型に復した親爺のラジコン。バラが日々花を増やす。
浄土川の橋もそろそろ架かるか、橋脚が出てきた。
6/23
朝は青空が見え、こりゃあ熱くなるぞと覚悟して、月一の薬もらいに、富山市の中心にある町場の医院へ出か
けた。標高が下がるにつれ気温が上がる。狭い軽4WDの車内はクーラーを入れるとあっという間に涼しくなるが
効きすぎで、こまめに温度調整をしながら走った。
血圧と、血中酸素濃度の測定、マスクをしていると後者は深呼吸をしないと正常値まで上がらない。マスクをず
らして二呼吸ほどで正常値。めでたく異常なしで、一月分の薬をもらってきた。
昨日、トモちゃんからヘリ空輸無事完了と知らせが来た。
朝はいい天気で、空輸作業も順調にスタートしたらしい。
が、時間とともに雲が出てきて、終盤にはガスも出てきたが、パイロットが頑張ってくれて、すべて日空輸は完了した。
心平のところへも無事にが届いたそうだ。良かった。
今日はもう、10:50現在、立山はほとんど見えなくなった。
6/22
朝からむしむしと熱い。
珍しく親爺は朝寝坊を決め込んで、8:15まで目が覚めなかった。だから、早朝から両隣の車が荷物を載せて
立山へ向かった様子は、オカカからの聞き書きである・・・。
しかし若い時ならともかく、古希目前の親爺がこんなに寝坊するとは、我ながらおかしく、寝すぎて体が目覚め
たのは9:00過ぎの体操(約10分の老人用体操)を終えた頃であった。
そこへ又、青森在住の作家、Nさんが電話をかけてきて、話が又ひとしきり・・・。
で、今11:00を回ってようやくこの日記を書いている次第。
オカカと二人、居間にいるが、何とか厚さをクーラーなしでしのげる夏の日だ。室温28℃だ。窓際の網戸から
外気が流れ込むが、湿度は48パーセント弱だからなんとかしのげるのだろう。
でも、オカカと二人夏の日の中に居るという感じがする。何となく元気も出てくる。
ヘリはうまく飛んだだろうか?
庭の花も元気だ。ピンクのバラの一叢。薄紅のバラの一叢。
そしてテッセンと白薔薇も咲いている。
6/21
今日も雨は降っていない。どんよりと高曇りの空で、雄山のライブカメラを見ると曇天の視界良好といった天気。
山里も湿度60%代半ばで、外気温はもう25℃を幾℃か上回っているので、少々蒸し暑い。雨も降らず立山と
よく似た天気である。
今突然青森在住の作家、Nさんから電話があって、ネパール関係の件でちょっと相談を受けた。
で、ネパールの弟分に電話しようとしたが、その電話番号がわからず、SNSで連絡を取ろうと思うのだが時差の
関係かつながらない。まあ、メッセージを送っておいたから返事も今日中には来るだろう。
便利な世の中だが、ついてゆくのが難しい・・・。
出窓のカーネーションの鉢植えが元気だ。長女が母の日に送ってくれたものだ。
母の日といえば父の日がついこの間。3人に娘たちに、親爺もたくさんプレゼントをもらった。
長女はウナギのかば焼き、次女は出汁と高級ふりかけドレッシングのセット、末娘は塩昆布の詰め合わせ。
みな親爺の好きなものをよく知っている。有難い。
6/20
今日は昨日とは打って変わった曇天、立山は雨だ。
親爺のボケ防止にと毎日できるだけ続けている、このHP更新だが、なんだか古希を前にして最近さぼりが目立つ
ような気がしている。
生きている限り必要最小限の社会とのつながりはキープすべきで、そんなことでどうにも時間がとれぬこともある。
が、気分が乗らぬこともありさぼることもあるわけで、「これではいかん!」と猛省して翌日は頑張るようにしている。
昨日も別段なんということもないが、ずぼらが出てしまって更新をさぼった。で、新聞を見ようと編集手帳を読んで、
そのあと最終ページのコボちゃん(我が家な読売新聞)の4コマ漫画を読むのにここ2日ほど(親爺は毎日新聞を読
まぬ)救済されていることに気づいた。
最近新聞の4コマ漫画では、最長記録を更新し、40年も書き続けられていると云うことで、話題になっていたコボ
ちゃんである。と云うことはサザエさんの記録を破ったと云うことだろう。長谷川町子氏は親爺もなじみが深い漫画家
であるが、コボちゃんの植田まさし氏も、きわめてなじみ深い漫画家で、親爺たちより5歳ほど年長の、同世代に近い
作家である。それ故、青年期に巡り合った同氏の漫画は、ある意味ライブで自分の生活にもオーバーラップする事が
多く、かつては自分自身がコボちゃんのパパママ視点で読んでいたものだが、今やちょび髭のお爺さん視点で読ん
でいることに気付いた。
が、さすがにサザエさんを読み返しても、波平さん視点にはまだ遠く、マスオさん視点、あるいはカツオくん視点で読
んでしまうのは、背景の時代がなせる業か・・・。
とにかく継続は力である。
次元は違うが、この絵日記も継続せねば・・・と励まされ、一人力みかえっているノーテンキ親爺である。
ひながもう孵ったのだろうか?散歩中の雷鳥。
剱御前小舎の2期外壁工事が終わったようだ。2重サッシが入り断熱材も壁面全体にびっしり入り、かなり快適になった
剱御前小舎である。
梅雨の晴れ間はまた独特の良さがある。大日の尾根、地獄谷、弥陀ヶ原・・・。
別山上空にきれいな雲。豊旗雲?ではないのかな・・・。
6/18
山里は今日も高曇りながら晴れ。親爺とオカカは穏やかな朝を迎えている。
新機種スマホ狂躁曲もどうやら沈静化。でもいろいろ勉強になったし、オカカのほうがいろいろ細かい部分を知
っていて、親爺はそのアドバイスでずいぶん助かった。昔からオカカは素直にじっくり学ぶタイプ。親爺は直観邁進
で、痛い目にばかりあって回り道をしないと気が済まないタイプ。
まあすべて何とかなって行くものだ・・・。
今日は黒部の孫と、東京の孫が各々ママとともに新幹線に乗り、軽井沢で合流して週末を過ごすそうだ。
目的地は、おもちゃの王国で、その敷地内のホテルを抑えてあるらしい。
4歳と3歳の孫二人、松本在住の叔母ちゃんも車で駆けつけるらしい。3人娘そろってさぞや姦しいことだろう。
ジジババは二人、山里で静かな時間を楽しもう。
昨日の一瞬の晴れ間に剱が顔を出した。トモちゃんが撮影はもちろん。
わが山里は緑滴る。
6/17
親爺とオカカのスマホ機種変更騒動も、昨晩ほぼ終わって、今日はアマゾンで注文したケース、フィルム、マイク
ロSDカードなどが届けは完全終了となるはずだ。
前の手になじんだスマホは、親爺の場合ドローンの操縦器側のスクリーンとして使うので、まだまだ捨てず使うが
オカカもWIFIエリアではLINE以外のSNSが色々使えるので、しばし取っておくそうだ。
さて、トモちゃん撮影のブロッケンの写真だが、当日は風が冷たく、寒さに震えながら一瞬のブロッケン出現だっ
たそうで、自分でもよく撮れたものだと思ったそうだ。
しかし中学生のころだったか、ウインパーがマッターホルンを初登頂した時の、強靭なガイド、カレル親子等もブ
ロッケンの出現に驚き、跪いて祈りをささげたというような話を、聞いたか読んだかした記憶がある。洋の東西を問
わずこの自然現象には、敬虔な信仰心を持っていた古の人々は驚き、祈ったのだろう。
山岳信仰の村わが芦峅寺でも、仲語として、あるいはガイドとして、山々を案内した先人たちは同じような経験を
しているだろう。
立山でご来迎を目にした人々は御仏が後光を輝かせ佇む姿を、有難く恐れおののいて見たと云う。
それが敬虔な大自然への祈りへと昇華したのだろう。
撮影者のトモちゃん曰く「自分が観音様になったようないい気持ち」だったそうだ。
我が家の垣根のバラも今が盛り。そばへ寄ると微かににおいがする。テッセンも雨に打たれながらも花を咲かせた。
立山の岩陰ではハクサンイチゲがひっそりと花開いた。
6/16
役4年ぶりで、親爺とオカカはスマホを機種変更した。
ガラ携からスマホに変えたのが、ちょうど初孫が生まれた年で、親爺も山小屋を引退した翌年だった。
その親爺とオカカのスマホもかなり年を取って、バッテリーの持ちが悪くなったり、アンドロイドバージョンが古く
なり様々な搭載アプリが使えなかったりと、不具合が出てきたので、思い切って変えたのだ。
が、電話番号などの引継ぎはスムースにできたが、一番利用頻度の高い、LINEの引継ぎに四苦八苦した親爺
である。
オカカは素直に取説を熟読し、きわめてスムースに引き継いだが、親爺は以前にFBのアカウントを使って取った
LINEのアカウントが残っており、これに邪魔され、スムースにとはいかなかった。
で、最後にはその邪魔をしているアカウントを削除し、そののちにマニュアル通りやったら見事に引継ぎできたの
だ。いつものことだが、素直じゃない分苦労をするわけである・・・。
で、結局、昨夜は新しいスマホにかかりっきりで、夕食も食ったやら食わなかったやらの中に、二人とも居眠りも
せず午前様(懐かしい言葉だ)を決め込んでしまったわけだ。
今朝も親爺はこのページ更新をしているが、オカカはテレビも見ず、まだ一生懸命取り組んでいる。
年寄二人の脳トレだと思えば、高い買い物ではなかった。
山里は穏やかな高曇りだが、立山は弥陀ヶ原から上が雨なようだ。
一昨日の傘雲を被った剱。トモちゃん撮影だ。
これに四苦八苦・・・。でも高齢者割やら何やらで二人で月々8000〜9000円だった電話代が6000円代まで安くなる。
今日の山里から立山はあまりよく見えぬ。
庭の垣根はバラが咲き誇る。 玄関に入ってすぐの飾り棚には金魚が泳いでいる。夏だな。
6/15
寒い朝だ。梅雨入りしてとたんに梅雨冷だ。
今、2回ほど調子がおかしくなった日産NoteEパワー4WDをデーラーに持って行ってきた。デーラーは富山市内
なので、40分ほどかかる。新車購入で、1年もたっておらず、走行距離もまだ6000Km未満、で何だこのざまは
と、中っ腹で出かけた。
すこぶる良い車で走行性能も燃費も悪くない。ただ、「走行システムに障害が発生しました。速やかにデーラーま
でご連絡ください」、だったか、「お越しください」という警告が点滅しながらパネルに出るのだ。
最初の時は松本から軽井沢に向かっている山中で突然こんな警告が出て、驚いてデーラーの担当者に電話を入
れたが、担当者とて如何ともしがたかろう。一回エンジンを止め再起動したところで警告が消えて、コンピューター
システムのトラブルだろうということでそのまま乗っていたが、今度は飛騨へ向かう神原峠で同じ症状。警告を無視
して宿へ着き、翌日は警告はまた消えていた。
が、こんな状態では安心して乗れぬ。で、今日のデーラーでの点検となったのだ。
何か知らぬがコンピューターで点検し、状態がわかるそうで、二度とこんなトラブルの出ぬようにとかなりきつく頼
んできた。
午後から点検して持ってきてくれる。親爺は代車をもらい帰宅した。
今朝は雨曇り・・・。
久々に高山の町並みを歩いたが28℃の暑気・・・上着を脱ぎ棄て水出しコーヒーのバグパイプで一息入れた。
県民割のおかげで少し贅沢なお宿へ。料理は定評のある店なので期待通り美味かった。
昨日午後に、雨の落ちる中帰宅。垣根のバラは満開。
6/13
今朝はいい天気だが,この天気も今日いっぱいのようだ。
親爺はオカカと一緒にこれから飛騨高山に行ってくる予定。久しぶりのドライブ小旅行で、良いお宿を予約して
ある。県民割のおかげで、二人で1万円も割引される。
古い街並みの中の宿だから、ちょっとは歩いてみようと思う。ふらふらと歩き、どこかでコーヒーを飲んでくるのも
良いだろうし、だんごの一串も食ってやろう。夕食に障らぬ程度にではあるが。
ちょっと早い昼餉を済まし出発だ。
明日は昼過ぎには帰ってくる予定だから、ほんの小さなお出かけである。
立山の昨日の夕景は素晴らしかったそうだ。
別山山頂のお社が夕日を背に荘厳に映える。
昨日は午後からきれいに晴れだしたそうだ。
今朝は山里も青空が広がった。
6/12
今朝から雨、肌寒くてストーブを焚き始めた。
山里で6月のストーブは珍しくない。梅雨冷という言葉があるほどだから、山里では当たり前の事かもしれない。
だから、毎年7月にならねばストーブは片付けない。
寒い日に冷たい食べ物の話もおかしいのだが、お隣の宝伝坊さんから寒天をたくさん頂いた。宝伝坊はわが曾
祖母の実家で、神道の家だ。で、寒天も神道の祭祀には重要なお供え物の一つなので、ストックがあったのだろう。
とに角ありがたくいただいて、オカカがフルーツ蜜豆のような寒天を作り、冷蔵庫で冷たくし、黒蜜や、ゆで小豆
等で、いただくのだが、親爺はこれが大好きだ。
昔はこの寒天で、「べっこう」と呼ばれていた、溶き卵の寒天寄せのようなものをよく作り、お祭りや、何かハレの
日のごちそうとしていた。醤油と砂糖で味付けしたそれは、確かにべっ甲色で、その辺りからベッコウと呼ばれてい
たのかもしれない。が、子供の口にはあまり合わず、好むものではなかった。
それが当時缶詰で売られていた、フルーツ蜜豆の中のサイコロ状の寒天と同じだと気付いたのは幾つくらいの時
だったかは忘れたが、さほど執着するものでもなかった。
それが、年を重ね、ゼリーが好きになり、葛切りも好きになり、同じ延長線上に冷たい甘味としての寒天も並ぶよ
うになり、昔のベッコウとは全く異なる次元で、寒天を食べるようになった。
いやいや、暑い日でも、寒い日でも、ちょっと甘味の欲しい時には良いものだ。
剱御前小舎では外壁サッシ改修2期工事が進んでいる。
垣根のバラがいよいよむせ返るように花を開いている。ピンク、白、赤と庭はカラフルな色に覆われてきた。
せっかくの日曜日、山里は雨でこんな空ではあるが。
6/11
ようやく約80パーセントほど新しいPCの初期設定がすすんだ。
昨日の昼ごろ届いたPCを昼食後ただちに開封して、初期設定に取り掛かった。Windows11なのでやはり少し勝
手が違い、最初は戸惑ったが、古いホームページビルダーを読み込み、立ち上げに成功したことに気をよくして、
次々と自分の使いやすいように手を加えて、長女に電話して幾分教えてもらったものの、寝るまでに集中して、頑
張り、今朝はなんとか使えている。
以前ほどではないが、余分なソフトが多すぎて、それをアンインストールするのに時間がかかる。
ファンクションキーの使い勝手が悪い。今まで多用してきた使い方ができぬ部分がある・・・。と、今までいくつか
気に食わぬところも出てきたが、「早い」がすべてを凌駕して使い勝手が良いように感ぜられる。
写真サイズの返還などストレスを感じさせない。
まあ、まだ数時間の実用実績しかないので、これからもいろいろ手を加え、自分のPCになるころには、本体に少々
がたが来ているかもしれないが・・・・・。まあ、その前に親爺の頭にガタが来るかも知れないのだが。
今日も曇天の山里だ。
我が家の庭にバラが咲き誇る。毎日、外を眺めるたびに花が増えていて、さほど花が好きなわけでのないオヤジでも嬉しくなる。
恐らく立山もこんな天気だろう。ライチョウが寄合できる日だ。
6/10
6月も、もう2桁の日に、なってしまって、1/3は終わった。結構雨も降り、何となくカラリと晴れる日は少ないの
だが、未だ梅雨入りはしていないのだそうだ。
標高420mの山里だからだろうか、ここ一週間は気温も精々25℃、朝晩は12,13℃だから、例年より寒い。
だから、子供たちは衣替えで、夏服になっているのだが、親爺などまだフリースが手放せない。
夜ともなるとさすがの親爺も、夜具をはねのけて寝室の戸も開けて寝るのが普通なのだが、一昨夕などは、パジ
ャマのズボンをはき、半袖Tシャツを一枚重ね着して夜具へ入ったものだ。
大気が不安定だ。今これをかいている間にも、陽が射したり、暗くなったり・・・・・。
さっさと梅雨入りし、雨が降り続き、ある日カラッと晴れて入道雲の出る夏本番となるには後どれだけの日数がか
かるのだろうか?
夏の暑さにも一しきり親爺の泣きが入るだろうが、梅雨前にこうも低温が続くと不安になってくる。
昨今は異常と云われる気象が普通に続ている。否、昔からそうだったのかもしれない。情報交換のエリアが拡大
され、ライブで大量に情報を交換できるという事が、この異常気象の不安を煽っているだけかもしれぬ。
知らぬが仏で、済んでいた事々が多かった昔が懐かしい。
今日は立山はどこも見えない。
我が庭はそろそろ花盛り。
6/9
昨日とは打って変わった快晴の今朝だ。
昨夜寝しなは気温が下がって、夜具に入っても肌寒かったので、半そでのTシャツを一枚着込んで寝た。が、明
け方は肌寒いどころかやや暑く感じて、着込んだTシャツを脱いで、またひと眠りした。
今朝の山里は快晴だったが、9:30を回った今、なんだか黒くもが南の方から張り出してきた。大気は依然不安
定なのかなと、立山のライブ雨らを確認してみる。未だ悪くはなっていないが、弥陀ヶ原の下に雲海が広がり始め
室堂でも上空に雲が見えだした。やはりまだ大気は不安定なのだ。
6月には入ったものの、まだ梅雨入りはしていないし、今日はともかく、昨日までは肌寒い曇天日が幾日か続いた。
今日も気温は25℃位まで上がるだけで、最低気温は14℃程との事で、親爺は薄手のフリースを着込んでいるが
やはり少々熱い気がする。お笑いなさるなかれ、昨日は日中でもストーブを焚いていたのだ。ここは山里だ・・・。
今朝は夏の朝の趣だったのだが。
近くの神社のお祭りの露店にて、人生初の露店デビューの黒部の孫。コロナで足掛け3年は自粛されていたからね。
東京は相変わらず剱御前小舎のバンダナをアンパンマンマントにして、近くの公園を駆け回る。
元気な孫たちの様子が、SNSでほぼ毎日送られてくる。
大日の雪融けがぐっと進んだ様だ。
6/8
梅雨入りはしていないらしいが、曇りや雨の日が続く。
今朝も高曇りで、肌寒かった。立山も同じような空で、視界は利いているが曇り空が重苦しく、大気も不安定な
様子だ。まあ、今の時期は一番登山者も少ない時期である。
オカカと二人で、どこかへ出かけようかと、話は出るのだが、このコロナ禍の足掛け3年と、やはり年齢的なも
のもあるのだろうか、親爺のみならずオカカ迄すっかり出不精になってしまった。
長い大雪の冬に閉じ込められて、1,2,3月はどこへも行けず、4月になって軽井沢の万平ホテルへ一泊のド
ライブ旅行をしただけだ。
で、何処かへ行こうと又二人で喧々諤々とやっているが、天気も悪いし、本当に行きたい場所もなかなか出て
こない。まあ、そのうちにそのうちにと、なかなか決まらないのであるが、突然決まるとすぐにも旅が始まるのだ。
何分、縛りのない身の上だから・・・。
さて、今日は何をして過ごそうか。曇り空のやや肌寒い山里で・・・。
庭には勿忘草の一叢の奥に、テッセンが一輪開き、花芽が沢山見える。 雷鳥沢のハイマツに雷鳥が一羽。
6/7
今朝も雨の朝だ。何だか梅雨に入ったのではと思わせるのだが、時間が過ぎて昼前には明るくなり、午後には
青空が広がったりするものだから、梅雨はまだだなあと思ってしまう。
何ともおかしな空だ。
立山はライブカメラで見る範囲はすべて雨、雄山山頂は雪っぽく見えるがはっきりせぬ。良い天気ではないこと
は確かなようだ。
過日、車庫裏の親爺部屋で、古い本を一寸ごそごそやっていたら、「三丁目の夕日」のクラフトブックを見つけた。
これは嘗て映画で「オールウエイズ」として実写版三丁目の夕日がヒットしたころに、販売されたものだろう。
往年の少年月刊誌組み立て付録を真似したような、ペーパークラフトの本である。一寸気になったから家に持ち
帰って何時か作ろうと居間のテーブルにぽいと置いたまま、もう1週間は過ぎている・・・。
このままでは遠からずスクラップになりそうな気がするので、色々工作道具のある、プラモ作業テーブル(元、長
女の学習テーブル)に置き場を変えた。ここなら工作道具や接着剤など等、すべてそろっている。まあ、あとは親爺
のやる気がいつ出るかという事だけだ。
今日も静かな山里だ。
立山も今は人が少ない。雷鳥も小屋のすぐそばまで出て来る。
山の朝だ夜明けだ・・・・・
今朝の山里は雨が降っている。
6/6
一昨日午後から、黒部の孫がママと一緒にお泊りにやって来た。
さあそうなると、我が家は孫最優先の生活シフトとなって、又その孫と過ごす時間が親爺にもオカカにも至福の時
となるのだ。4歳半、おしゃまでかわいい盛りである。
で、昨日も朝から孫と一緒に遊んでいて、とてもHPの更新をしている余裕がなかった。
その上、一昨昨日の夜に、何となく昔の映画が見たくなり、「仁義なき戦い」を見たら、心底面白くて、一本見てし
まった。菅原文太の存在感が光り、ホンの端役でも親爺が大好きな、川谷拓三や、後のゴローちゃんで大当たりし
た田中邦衛などそうそうたるメンバーが出ている。更に往年の大スターが、小さな役で若い顔を出している。時代背
景も記憶の片隅に残っている遠い時代から始まり、子供時代の昭和30年代が中心だ。勿論全く縁がなく知らない
ヤクザの世界だが、圧倒的な暴力シーンが面白く、遠いおとぎ話のような感覚で見られる・・・と、とても孫には見せ
たくない映画を面白がって見ていたものだから、孫がババとヒーバーチャン(親爺の叔母)の家へ遊びにっている時
間や、川向の床屋に前髪を切ってもらいに行っている間も、「仁義なき戦い」を見て過ごした・・・。
まあ、昔の映画でも好き嫌いはハッキリある親爺だが、なぜか最近の作品よりも面白く感ずる。年のせいかも。
今は雨が上がった山里だ。今朝はこんな感じだったが。
バラが次々と花を咲かせる。毎朝花が増えている。
立山も夏山本番前の、静かな時期だ。
ガスの中から剱が姿を現し始める。
6/4
セキュリティートラブルで、使えなくなっていたカードが再発行されてきた。緊急性が高いセキュリティトラブルだった
らしい(海外サイトでの買い物が複数あって、明らかに不自然だったそうだ。)ので、未然に実被害を防止する上で必
要な措置を取ったという事なので、何も知らされずにいきなりカードが使えなくなった顧客には災難であるが、仕方な
い事だろう。
困ったのはETCカード。普段当たり前のように使っているが、これも使えなくなると大変不自由だ。で、発行が早いと
云われるカード会社をネット上で探し、手続きを済ませた。と、そのカードが届く前に、再発行のカードが届き、添付の
説明書によれば、「ETCカードは本体カードの紐付きであるので、そのままお使い頂けます。」という事になっていた。
それを知らぬ親爺は余計な心配をしていたわけである。
新しいカードも既に届き、それに付帯するETCカードも来た。でもこれは親爺専用の軽4WDに使える。これで、めった
にはない事だが、同時に2台の車で、高速道路利用ができるというものだ・・・。
電気代、電話代など等の支払方法の切りかえも、電話では待たされるばかりで何ともできぬが、ネット上で頭を痛め
ながらも手続きすると、これは結構スムースに進んだ。かえって、いい勉強になった。
立山は晴れているが山里は雲海の下である。
庭のバラが、一つまた一つとだんだん賑やかになって来た。朝、垣根を見るのが楽しみだ。
立山はすっきり青空が広がっている。雷鳥坂上部から見る大日岳もきれいだ。
6/3
残念ながら、今朝の立山は雨ふりの様だ。雄山山頂のライブカメラには水滴がついて、辺りがうかがえない。
山里も何やらどんよりした空模様で、雨こそ降っていないが薄暗い。
が、その分植物は元気で、今朝は庭の竹垣に絡んでいるバラが大分花を咲かせていた。
真冬の雪に覆われ、竹垣も押しつぶされそうな、2m近い雪が積もっていた庭を想うと、今でもゾッとするが、バラの
花の咲く暖かい庭をいくら待ち焦がれた事だろう。
今、その花がどんどん咲き始め、庭にも辺りにも雪など見たくとも見えない。遥かに見上げる立山の峰々に残るのみ
である。良い季節だ。雪の心配をしなくていい。
間もなく梅雨が来るが梅雨の風情は嫌いではない親爺だ。
昨朝の別山乗越から見る夜明け。
トモちゃんが撮影した今シーズン初の山の花。左がミヤマキンバイ、右はショウジョウバカマだそうだ。未だ咲きかけだ。
我が家の庭の竹垣に絡みついているバラが咲き始めた。薄桃色の可憐なバラ、清楚な白バラ。いずれも美しい。
で、親爺は花より団子・・・取り寄せたビワが甘くてうまかった。母が好きだったので先ずは仏前にお供えした。
6/2
庭の竹垣のバラが、例年より開花が遅い気がしているが、今朝孫の音声ラインに起こされて、居間におりてきて
外を見たら、ピンクの一輪が咲いているのが目に留まった。
カメラを持って庭に出て、ピンクの一輪のほかにも、赤、白が咲き始めているのを見つけた。一寸嬉しくなった。
大日岳を見ると朝日に映えて眩しい。今日は立山も良く晴れている様だ。改めて雪解けの進んでいる事に驚いた。
さて、今日は富山市では30℃程までも気温が上がるそうだが、我が山里と400mの標高差があるとすれば、単
純計算で山里では2.4℃低いので、27,6℃位まで気温が上がることになる。
だから、親爺も昨日のフリースを脱ぎ、薄手の作務衣に上下を固めた。
これでも昼寝などするとうすら寒く感ずるから、昼寝には薄手のひざ掛けサイズの毛布をひっかぶる・・・。年を取
ると寒がりになるというのは本当のことらしい。
今日はこれからローリングス女子の名作「子鹿物語」を電子書籍で探そう。
緩やかな時の流れの中で、のんびり好きなことだけをして過ごす幸せは、老いの幸せというものだろうか。
まだまだ、孫可愛いからくる煩悩にだけは抗えぬ親爺だが、そのくらいの煩悩は持っていなくては生きていく張り
合いがなくなる。
明るい、新緑と濃緑の混ざる山里は気持のよい今日だ。
朝一で見つけた、庭の竹垣のピンクのバラ一輪。
良く見回すと白薔薇も1、2輪花をひらいているし、深紅のバラも2、3輪花開いている。
庭のかなたには大日岳が、雪融けの姿を朝日に輝かせている。
6/1
今日から水無月6月だ。さしたる根拠はないのだが、親爺の頭の中では今日からは夏と決めている。
今朝は雲がちながら晴れ、大日岳をはじめ立山全体が良く見えている。
来るのが早いと言われていた梅雨だが、昨日の天気解説では梅雨前線は中々上昇してこず、まだ当分は来ない
とやら。
まあどうでもよい、雨が降れば植物も元気になるし、日が照ればまた植物も育つ。何事もほどほどである。度を超
すと、何事も良くないのだ。
雨もほどほど、晴れもほどほどとは、人間に都合の良い事ばかりかも知れないが・・・。
水泳学校に通い始め初めてカニサンマークを貰い大喜びの黒部と、テレビのタップソングに合わせて風呂上がり
オシメ一丁でタップステップを踏み始め、おお受けの東京のオシメタップ!!
この孫たちが今度そろってくるのは夏休み。そのころにはバラが咲き乱れてるだろう。