2023山里から立山から(春)    春になりました。項を改めます



5/31
 五月の最後に掲載するのはやはり剱だ。
 昨日、明大の山岳部100年史を頂いた。親爺の高校時代の後輩の中西紀夫が、明大の山岳部員。中西のヒマラヤでの頑張りは
特筆に値するが、また別の機会に。
 中西がわざわざ親爺にその記念誌を届けてくれたのは、祖父宗作が明大のガイドをよくしたからである。
 平蔵と我が祖父宗作のガイドする、平蔵谷登攀の写真は親爺も初めて見た。
 学習院の岡部長量氏と八峰初登攀を果たした祖父は、その翌年馬場忠三郎氏と又、1峰から八峰にとりつき完全縦走の記録を
作ったそうだ。其あたりの事が2,3項にわたり書かれていた。
 剱岳黎明期の、各大学山岳部による新ルート登攀の競争と、往時の雰囲気が良くわかり興味深かった。
 祖父の仏前にお供えしておいた。


5/30
 今日の立山は弥陀ヶ原から上は晴れている。剱も姿を見せている。


5/29
 麦秋の向こうに立山が雪を残し連なる。中央が大日その左が剱。一番右端のピークは鍬崎山。


5/28
 昨日は立山でも好天に恵まれ、空輸作業もスムースに終わった。


5/27
 過日林道巡りの時に見た剱。


5/26
 大日岳の足下には、夕日に光る水田と富山湾。


 1週間ほど前の別山乗越から見た大日岳。今年はとにかく雪が少ない。


5/25
 城前峠を越し進むこと15分。剱がその峩々たる山容を見せる。


5/24
 別山尾根の別山山頂直下、硯が池はまだ出ていない。


5/23
 例年より雪の少ない剱沢最上部。ここから下れば剱沢野営管理署に着く。


5/22
 別山山頂の社。毘沙門天が鎮座まします。


5/20
 雲海の果てに沈みゆく夕日。この時の空の色は何とも云われぬ。


5/19
 今朝速い時間の大日はまだかろうじて見えていたのだが、もうガスが垂れ込めてきた。


5/18
 別山尾根上、御前山から望む富山平野。暑そうだ。


5/17
 暑い日で大日岳もアイでボケている。


5/16
 剱御前小舎直下、蒼氷の張る沢筋の入口も雪は無く、足下の大日にガスがかかり、その遥か
下方に富山平野が見える。


5/15
 今は昔、親爺が経営していた剱御前小舎。懐かしい。


5/14
 過日、晴天の剱岳。


5/13
 立山のシャクナゲ。桑谷辺りだろうか。


5/12
 我が山人たちがコブシと呼びならわしたタムシバ。
 コブシによく似た白い花故の単純な間違いだったのだろうが、今でもコブシと混同している人が多いそうな。


5/11
 剱御前の見慣れた姿。今は無性に懐かしい。


 剱岳開く              動画はこちらにあります。


5/10
 この時期ならではの、別山乗越から望む夕景。富山湾と、水をたたえた水田に夕日が映える。


5/9
 快晴の朝。立山の主峰雄山に社が澄み聳える。一の越山荘、浄土、竜王の立山の稜線の向こうには槍もよく見えている。


5/8
 こんな穏やかな剱岳も、まもなく戻ってくるだろう。


 山里は雨のGW明けだ。


5/7
 昨日遅くなって、ようやく剱が姿を見せた。後立の山々もよく見えるが、やはりひどく雪が少ない。


5/6
 今朝の大日。空が少しづつ怪しくなってきている。


 昨日か一昨日か、富山平野のはずれから見た大日。


5/5
 夕日が沈む直前。山の夕暮れは感傷を誘う。


 雷鳥平露営場の天幕数は優に100張りを超えている。雪上露営でも装備が良くなった、


5/4 
 春の落日。別山尾根から見える夕景だ。


5/2
 夕暮れの剱岳を冬羽を脱ぎ始めた雷鳥が仰ぐ。その背のハイマツの向こうにも羽を休める雷鳥がいる。番だろう。
 


5/1
 大日の夕景と雲海。この雲海の下には我が山里や富山平野も息づいている。


 富山平野は、水田単作地帯と半世紀前の社会で習ったが、農作業がもう始まっている。
 昔ほどの米所ではなくなりつつあるが、こんな長閑な景色が見られる。


4/30
 昨日、オカカが撮影した立山連峰。


4/29
 ガスが切れた。剱が素晴らしい全貌を見せている。旭、白馬、白馬鑓など、後立の峰々も姿を現した。


4/28
 別山尾根から望む剱岳。今まさにガスが切れようとする直前。昨日トモちゃん撮影。


4/27
 稜線の上で、雷鳥が風に吹かれている。雪が少なく、雷鳥も間もなく冬毛を脱ぎ捨てる。


4/26
 別山乗越では雪が降っている。


 剱御前小舎を一歩出ると足が雪に埋まる。


4/25
 剱御前小舎の窓ガラスに、氷がびっしりついた。かなり気温が下がり1日中氷点下だった昨日だ。氷紋がきれいだ
 


4/24
 画質は話にならぬが、昭和61年の今の頃。雄山主稜線の雪、剱沢方面、別山北尾根や剱岳八峰についている雪の量はわかる。


4/23
 昨日の夕景。彩雲が出た。もちろんトモちゃん撮影。


4/22
 雷鳥坂は下部にスキーヤーが多いが、雪が少ない。コースを知らぬと痛い目にあいそうだ。お気をつけて。


4/21
 立山はアイがかかってほとんど見えぬ。午後には姿を現すだろうが。


4/20
 不動山の山桜がきれいに咲いている。三日前より花が豊かに見える。


4/19
 鍬崎は見えている今朝だ、



4/18
 曇天ながら大日が見えた。この時期としては雪どけが早い。降雪量が少なかったのだ。


4/17
 不動山の山肌をズームアップしてみたら、山桜が花をつけていた。春だ。


4/16
 秋田角館の満開の枝垂れ桜。


 雨上がりの水たまりに映る桜。



4/9
 大きな欅の木に若葉が緑の色どりを添える。


4/7
 早散り始めた閻魔堂石段脇の桜。まもなく葉桜になる。


4/6
 村はずれにある、志鷹の宮にも桜並木がある。芦峅寺に住む志鷹一族の宮だ。


4/5
 桜の向こうの大日。


4/4
 昨日よりはっきり見えている今日の大日。


4/3
 春特有のアイ(気温が高く薄い春霞状のガス)がかかりボケた大日だが、雪の少ない山頂部だ。


4/2
 水にさして置いただけの、朽ち倒れた老桃の枝に新芽が芽吹いた。素晴らしい生命力に瞠目。


4/1
 常西合口用水の岸辺には桜並木があって、今満開である。花弁が水面に散る。

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